
インサイトを車検に預けたときに代車にフィット3を借りた。家の駐車場に偶然にも三代のフィットが並ぶことになった。初代は通勤に30万km以上走ってきたので確かに古い。二代目はもうすぐ四年だがわずかに1万km越えたばかり。三代目は昨年登録でまだ6千km程度。こうして進化の系譜を並べてみると車格は立派に大きくなって中も広く使いやすくなってはきた。昔のCIVICより大きくなってきたのでは?引き換えに、初代のコンパクトでキビキビ走る爽快感は失われたかなって気がする。
代々大きく立派になっていくクルマの進化は便利だけど退屈なクルマになっていくのは常だ。
これまで、CVTはジャダがひどくて3回も調整整備はしたし、電装系は故障と修理を繰り返してきた。小型のくせに、HIDヘッドライトとオートエアコンは奮発した。
初代のトルコンなしCVTは喰い付いてからの伸びが良かった。エンジンの吹けと排気音はまんざら悪くない。14インチのタイヤではコーナースピード限界も高くはないので、無理な突っ込みはしないし、ガンと踏んだ後の4千rpmを超えたころの喘ぐような加速はそれはそれで楽しかった。
以前に、二代目のマニュアルRSを代車で借りた時は、DOHC-VTECの良さを改めて知ることができた。費用さえ許されれば、セカンドカーにお勧めだ。
クルマは小型でキビキビ(せわしく)走ることがやっぱり楽しい。
1月末には、手放すことになっているがいろいろ楽しい思い出をいっぱいくれた。家族4人で富士山まで行ったりとか。初代フィットにありがとうと言っておきたい。

Posted at 2016/01/18 16:27:33 | |
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乗ってみた | クルマ