
巷では、選抜高校野球が始まって新聞を賑わしている。夏の甲子園で優勝した作新高校が一回戦に登場していた。
選抜と言えば、高校野球と思うが、当然、他の競技もやっている。長男のテニス部は12月の関東大会で、辛うじて10位に入賞し、春の選抜の出場権を手に入れた。昨年に続けて2年連続は学校史上の記録だそうだ.昨年は、強力な先輩の実績に乗っかる感じで連れて行ってもらった感じだったが、今年は2年と1年のメンバーが総力を挙げて勝ち取った出場権で、大いに価値のあるものだとオヤジ目線でも感じている。
開会式は雨で順延となり、初日は中止。翌日に開会式と一回戦が開催された。日程が詰まる中、雨の中強行開催。午後からは雨も止む予報だったので開催者側の気持ちもわかるが、選手たちにはコンディション的には辛い一日になった。もちろん、屋外で応援するものにとっては、もっとしんどい。
相手は北海道地区代表との対戦。ムスコのダブルスは惜敗だったが、チームは3-2で辛勝。昨年一回戦敗退に対して大きな進歩だと自信を持ってほしい。
翌日の二回戦は、雨は上がったが、気温は低く調子が上がるまでは時間がかかるようだ。
相手は地元九州代表の名門高校。応援団の数もハンパなくフェンス一面が応援団に囲まれて、止むなく少し高台の後方から離れて観戦することとなった。息子たちはというと、フェンスの片隅に追いやられ声を出して応援するも相手側の歓声にかき消され、果たして届いていたのだろうか。結果は、0-5の完敗。完全アウエイ状態、十分な実力が発揮できたのかは不明だが、勝利にはまだまだ高く遠い壁を感じた。夏のインターハイに向けて、新一年生を迎えた新チームで、精進していってほしい。
試合会場となった博多の森は、東平尾公園の一部で、選抜選手権の聖地となっている。個人戦は県営春日原コートに移るらしい。二十数年前に、亡き父と嫁と三人で練習に来た思い出の会場だ。残念ながら、息子は出場機会はなく、応援団として会場に向かうらしい。
公園の駐車場を見ると、県外ナンバーも多く集まっている。関西より西側からは結構自走で来るようだ。同じ県のもう一校代表となった学校のメンバーがキャンプカーから降りてきた。ナンバーもウチと同じだ。おぉ、ここまで走ってきたのか、と感心してしまった。きっと、熱烈な保護者なんだろうと推測できる。 息子の学校からは引率教員二人を含めて12人で乗り込んできた。さすがに新幹線と飛行機を使用しているそうだ。レンタカーに分乗し移動しているらしい。前に、OBが寄贈したバンを紹介したが、さすがに博多までの自走はしないらしい。教員の運転の負担とリスクを考えると当然の判断だ。飛行機で地方に遠征に出るのも、バンで自走するのも、ムスコたちにとっては貴重な経験で、これからのテニス人生にの中で、頑張った自分たちの自信になってくれればいいと思う。
彼が今後、免許を取得し、自ら運転し遠征に向かって、結果を残してくれるようになれば、きっとそのときの愛車が彼の大切な相棒になることだろう。
今後の活躍に大いに期待した。

Posted at 2017/03/23 19:42:32 | |
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