2016年01月24日
二代目フィットを通勤に使い始めた。乗り心地やクルージングはすごく快適になった。巡航速度は95km/hが基本だか、100km/h時の回転数は2000rpmを下回っている。ロックアップしてるしエコモードオンだし、低燃費に振った設定になっているのがわかる。またアイドリングは600rpmぐらいで軽く振動するくらいで、耳を澄まさないと気付かないくらいだ。ただ、思ったよりは燃費が悪い、初代フィットと同じ道のりを同じ荷物量で同じ季節を同じ運転で通勤してみると、1割くらいは悪いようだ。先に書いたように設定は低燃費側になっているのだが、絶対的な差を探してみると、エンジン以外にCVT、タイヤ、Bodyの差が積み重なって燃費を落としているようだ。おまけに、燃料タンク容量がやや小さく、一週間の通勤で、ギリギリ2回の給油で済んでたのが、どうしても3回必要になった。おそらくシート下のタンクもキャビン容量確保のために、少し薄くなったと思われる。これはカタログベースで比較してみようと思う。つまり、15年前の初代フィットは当時の低燃費技術(詳細は別途)を限界まで積みこんで当時の最高燃費に挑んだ意欲作であることが分かる。二代目の慣習としてユーザの希望にあれこれと対応するために、燃費は多少我慢できるでしょって割り切ったように思えるのが残念だ。ちなみに、我が家の初代と二代目の仕様の違いは、オートエアコンじゃなくなったこと、HIDではなくハロゲンになったこと、その代わりにVSAがついた。この違いはVSAを入れるためにやむなく選ぶことになったHondaの悪しきOption設定だと今でも思ってる。ヘッドライトのレベル調整とか、ドアミラーの曇り止めとか、普段使わない機能を充実させるより、実用品の充実に価格をまわしてほしいと思うのはワタシだけだろうか。今月になって関東地方も大雪に見舞われているが、まだスタッドレスを買ってない。夜間、帰ってきたときにシャーベット状の道路で少しラフに振ってみると、VSAの作動ランプが点灯した。確かに無理な運転を抑制する効果はあるようだ。九州のオヤジはきっと点灯したところを見たことがないと思う。

Posted at 2016/01/24 18:52:10 | |
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