2016年05月05日
GWにいくつもの悲しいニュースが入ってきている。高速の渋滞はやむを得ないとしても、渋滞の列にトラックが突っ込んで、乗用車の家族が悲惨な目にあった記事を見ると、なんだか居たたまれなくなる。
今、自動運転や安全装置の進化はとどまることなく日々日常のクルマに採用されてきている。典型的な例としてはスバルのアイサイトが多くの車種に採用されメーカーの姿勢も高く評価され、他社も急いで採用に踏み切ってきた。
一方、大型の商用車のバスやダンプ、トラックはどうだろう。高価なために使用期間も長く、買い替え需要も少ないという。つまり、自分がどんなに最新の安全装置付きのクルマにしても、前や後ろから突っ込んでくるやつらからには逃げられないということだ。
商用で乗ってる人には、もう一度考えてもらいたい。走る凶器である大型のクルマは、それだけ被害も甚大になるし、自分の人生も破綻するということを。
クルマは決して、リビングでも食堂でも書斎でもないってことを、改めて考えてもらいたい。
毎日、高速を利用していて感じることだが、もし追従してくる大型が突っ込んできたら、ウチのフィットはセンベイになってしまうだろう。きっと家族が悲しむだろうと。危うきに近寄らず、道を空けると我が物顔で追い抜いていく、デカい図体だからこそ謙虚に走るべきなのに、威嚇してどうするって問うてみたい。
最高速度規制装置と同様に、居眠り飲酒運転の防止も規制できる機械が採用され始めている、ぜひ補助金を付けてでも、大型車には義務化、新型車には標準装備にしてもらいたいものだ。車間距離維持装置とか、追突防止の自動ブレーキとかも、望まれる。
予期せぬ被害事故で、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。

Posted at 2016/05/05 11:14:43 | |
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