2016年09月19日
先のブログに安全装置と自動運転についてコメントした。そんな折り、新聞記事に米国で某メーカーのEVの自動運転中に死亡事故があったと載っていた。米国は新しい技術や試みに寛容で、まずは市場調査で実績と経験を積み上げていく。ただし、失敗したときの責任と制裁は非常に厳しく、リカバーが大変だ。一方、日本はというと、何事にも慎重で、何か事故があったときには、導入を許可した国の管理責任を問われる。損害賠償の負担があるので、導入に慎重にならざるを得ない。何かあったらメーカーに全責任を負わすわけではないが、そのくらい慎重にしましょうって姿勢が、消極的で後ろ向きだと思われる。
技術開発に携わるエンジニアにとって、どちらかいいかは、意見が分かれるが、人の命を技術開発の犠牲にするのは本末転倒だ。モルモットじゃないんだから。これからのクルマの技術開発は自動運転が中心軸になると言われている。事故による犠牲者が一人でも減っていくことを切に願う。
運転しないクルマは、ただの移動手段に過ぎないので、運転する楽しみはいつまでも、なくさないでほしい。。

Posted at 2016/09/19 11:22:41 | |
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