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2018年01月09日 イイね!

スズキの知恵の結晶!?

スズキの知恵の結晶!?いっぱい書いていたらPCが落ちやがったので、めげた。

ので簡潔に。

PやFのGT3RSとかはその長年貫いてきた姿勢と技術で、人・物・金全てつぎ込んで速いスポーツカー作っても商売になる。それはどこぞの国のメーカーと違って、景気が良い時だけスポーツカーやって、少し悪くなると株主の顔色観て止めてしまうのとは大違い。

そこに世界のファンが惚れているから。

スズキは別のスタンス。

スポーツ走行が好きな人の欲望の本質とは何か  とか、

スポーツ走行性を高めるうえの手段の中で、自分たちが使えるものは何で、使えないものは何か とか、

使えるものだけで目標レベルを達成できるのか など

を構想段階で実によく練り上げて事業化しているように思います。

赤字覚悟でスポーツカー作ってはダメです。事業として黒字化が見込める前提でないと、必ずいずれ頓挫しますから。だからきっとスイフトスポーツはあんなに安いのに儲かっているはずです。

戦術としては残業代はかかるかもしれませんが、とにかく知恵を出す。設計や構想検討に時間を費やす。
もともと物資が少ない中で知恵を出して効率や性能を上げていくのは、狭い土地で農耕をしていた日本のお家芸ともいえるやり方です。

例えば軽量化。

アルミやチタン、カーボン材料に置換すれば比較的容易に軽くなります。

しかし形状や加工方法を工夫すればまだまだ鉄も頑張れるはずです。

例えば、私はプレス加工の専門知識はないですが、現代の車は昔に比較して非常に微妙な形状を鉄のプレスで実現しています。
簡単に考えれば鉄板には弾性域と塑性域があり、少しの変形を与えただけではバネのように元の形状に戻ってしまうので、微妙な形状をつけるというのは実はとても難しいことだと思うんです。
そういうところも技術で解決してきた。

軽量のボディーを作るのに関し、量産効果も念頭に置いてベース車両のプラットフォームの造形を慎重かつ綿密に設計、またその形状を量産できるようにした加工技術も素晴らしい。

エンジンは他車種と共用でセッティングのみの違い。

トレッド拡大といってもそれは輸出仕様と共通。

あとはタイヤと足回りに少しだけお金をかける。



また車のコンセプト自身がよく練られているとも思います。


とどのつまり走る車はどんなにパワーがあっても、重い車はアレです。スーパースポーツも最もレーシーなグレードになると最後は軽量化です。

だから妥協できるレベルの質感のパワートレーンに、超軽量の車体があって、少し太いタイヤと広いトレッドであれば、もうそれで走り車(スポーツカーではない)は成り立ちます。

そしてそこを突いた。

走り車に求められる要素の無駄をそぎ落とし、成り立ちに求められるものをシンプルにしていったら出てきた姿。

ああっ、結局長文・賛歌になったな(笑)。

早く買えよ。

いえいえまだです。


Posted at 2018/01/09 13:37:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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「タイヤは唯一地面と接しているが、シートもそう言う意味では唯一体幹に接している。だから超重要。」
何シテル?   07/05 07:29
昔は一生懸命タイムを出そうと走っていました。@RX-8 主要サーキットのベストタイム FSW(富士スピードウエイ)レーシングコース Sタイヤ:2′00...
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