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ミセガワのブログ一覧

2016年04月27日 イイね!

次期車購入の夢

次期車購入の夢どうも。

減収・減益のミセガワです。

今後、子供の進学費用や生活費を捻出しつつ、実家のリフォーム代も頭の片隅に入れながら財政操縦をしていかないとアレなのですが、今はとりあえず身軽になりははしましたが、ミラだってあと5年もしたら買い替えないとダメだし、苦しい台所事情の中でどうにか走れる車を獲得したいと言う事で、その道筋を日々記録して行こうかと。

マクロ的に見れば世界の富は有限であり、地球72億人全員が今の日本の様な物質的な豊かさを得る事は恐らく不可能だと思います。ムヒカ元大統領の言葉ですが、「地球に借金」しすぎです。

そうすると限られた資源は緩やかに均等配分される傾向となりますので、富める国は緩やかではありますが、徐々に貧しくなると考えています。

そのトレンドの中でも勝ち組と負け組は出るので、依然として金持ちは居るでしょうが、金持ちで居る事は今まで以上に高いストレスに耐えないと獲得できなくなるのだと思います。

と言う訳で前振りが長くなりましたが、過去4年ほどの小遣いの推移を見てみました。

縦軸のスケールは想像して下さい(笑)。

つき抜けている時はオーバーホールやタイヤの購入などビックイベントが有った時。

2014年9月に転職して大分抑制傾向にはなりましたが、やはりアタックシーズンになると消費拡大しています。
あと、マイナスになっている時は臨時収入が有った時などです。

今後、ここを節約してどのくらい貯金できるのやら。

取りあえず貯金が今より150万位は増えてくれないと、次期車は来ないんで頑張ります。
Posted at 2016/04/27 22:40:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2016年04月26日 イイね!

解体新書 RE-71R 1-2ケーシング構造詳報

解体新書 RE-71R 1-2ケーシング構造詳報お疲れ様です。

前回RE-71Rのカットサンプルチェックの結果をブログにしましたら、「ちんぷんかんぷん」「専門用語並べすぎ」「わかんない」と不評を表すコメントが殺到しましたので。もう少し時間を掛けて詳しく説明する事にしました。

まず基本となるのはこちらの図。


ホイールとの嵌合を維持しているのはビードワイヤーと言われるピアノ線の束です。そこに骨組みとなるカーカスが巻き付けられ、接地する側に行くと接地面を平らに整える為のベルト層、これはビードワイヤーよりも細いピアノ線を数本撚り合わせたものを多数引き揃えて配置してあります。そして地面と接するキャップトレッドゴム。

ホイールから来る駆動力や制動力を接地面に伝えるため、上記のような構造材を介して伝達しているのがタイヤの基本構造ですが、それぞれの骨格材の周囲にクッションゴムが存在し、急激な応力変化を緩和させて耐久性を維持しているのです。

さて、スポーツ走行すると非常に大きな力をロス無く、遅れなく、伝えないと速く走れないですよね!?
その為にはこの伝達機構が耐久性を維持した上で高い剛性を持っている方が一般的には有利です。

剛性を上げる手段としてはタイヤの場合2つ有って、一つは構成部材を強靭にする事、もう一つはそもそも撚り等で遊びを持っているワイヤーやカーカスに内圧と言うテンションを与えて強度を出す方法の二つがあります。

しかし後者を選択すると必然的にタイヤ全体が硬くなり、接地面積も減少してしまい、摩擦力が減ってしまいます。

つまり、伝達力を高めつつ、グリップを落とさない為には必要な個所の構成部材強度を高める事が必要になります。


前置きが長くなりましたが、そんな目で今日はRE-71Rのビード周り構造を見ていきたいと思います。



一般的なラジアル、とは言えかなり操縦安定性重視のタイヤと見比べてすぐに目につくのは2点です。

以下に一般的なハイパフォーマンスラジアルの断面写真を示します。


相違点1はAに示す太い糸の補強材がビードワイヤー周りに配置されている点、

相違点2は断面写真からでは判りにくいですが、RE-71Rはカーカス糸の配置角度が進行方向に対して90度にはなっていないところです。

ではまず1についてご説明いたしましょう。

使われている糸はケプラー。防弾チョッキにも使われる、鉄同等レベルの強力と遥かに軽い比重、そして低い曲げ剛性を持つ材料です。

ちなみに断面写真だけでは判りませんが、進行方向に対して45度前後の角度をもって配置されていました。


狙いはタイヤの回転方向の力を遅れなく、ロス無く伝達する為にサイド部を強化する事に有ります。

サイド部の補強方法としては対比タイヤの断面写真にあるスチール撚り線の補強層がより一般的です。

しかしスチールは曲げ剛性が高くて、ビードワイヤーの回りに巻き付ける事は出来ず、近傍の一側面に配置するのが精いっぱいです。

ところが材料強度は近くても、配置の仕方で補強層の効率は大きく異なり、スチール層は見た目ほどはサイドの捩じり剛性アップには貢献できません。それを解説した図が以下になります。



強靭なスチールやケプラーを配置しても、その間に介在するのは遥かに弱いゴムです。図ではケプラーと書きましたが、要はスチール補強層の構成だと、補強層がビードワイヤーに対しては点付け溶接しているようなもの(一番左の図)、対するケプラーフリッパー構造はレーザー溶接の如く、ビードワイヤーに締結されています。

これでは大きな差が出て当然ですね。

ちなみに補強層の一部がホイールとビードワイヤーの間に配置されると、両側からシッカリ把持され、より効果が高くなるという意味図が右2つの図です。

しかしケプラーは高価な材料であると共に、加工にも手間がかかるため、そうオイそれと採用出来ません。この構造を市販ラジアルに投入してきたブリヂストン、恐るべし。


次に2についてのお話になります。皆さんはラジアルタイヤっどんなものか知っていますか?

こういうものです。


図はタイヤを上空から見ましたが、カーカスが進行方向に対して90度の角度で配置されているタイヤの事です。これに対して右の図はバイアスタイヤ。

ラジアルはカーカスが圧力を支える機能以外、殆ど持たずにタイヤのたわみを阻害しないのに対して、バイアスはたわみに対して抗力を発揮します。

ラジアルは接地形状はほぼベルト層と金型形状で決まるのに対して、バイアスはカーカス層の交差角度で接地形状が変化します。

ラジアルのメリットは乗り心地がソフトで転がり抵抗が低く、綺麗に摩耗するタイヤ、まあ普通に考えたらベストなタイヤ構造であります。

バイアスはカーカスが角度を持っているので、接地している以外の部分にも糸を伝って歪みが伝達し、転がり抵抗が高くなります。また、カーカスの強度を高めると乗り心地も硬くなります。
しかし、カーカスの角度だけで強度を高める事ができ、乗り心地や摩耗、転がり抵抗に目をつぶれば軽くて高剛性なケーシングが得られます。

RE-71Rの様な極端なタイヤならばバイアス構造はありです。

つまり厳密にはこのタイヤはラジアルではないと言う事です。

この構造はSタイヤやR1Rなどでも見られますね。

そして証拠の写真がこちら。


サンプル写真下側は進行方向に対して注意深く90度で切りましたので、削って出てきた最初のカーカス層は左下がり、2層目は右下がりで構成されている事が明白です。83度位ですかねぇ。

対比のラジアル構造タイヤ

切断面に対してほぼ平行。つまり90度のラジアルカーカスだと言う事が判ります。


と言う事で、RE-71Rは手間暇かけて低圧でもタイヤの剛性が確保でき、その素晴らしいグリップ力を効率的に伝達できる構造を持っていること言う事が、少しはご理解いただけたでしょうか?
Posted at 2016/04/26 15:04:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | ミセガワ研究室 | 日記
2016年04月21日 イイね!

解体新書 RE-71R パンドラの箱を開く Vol.1

解体新書 RE-71R パンドラの箱を開く Vol.1お久しぶりです。

ロストショックから丁度一ヶ月、子供の予備校代金がエイトの売却代金より高くて絶望の淵に追い込まれているミセガワです。

こりゃサーキット復活は子供が大学出るまでとても無理っぽい。

ところで走る車が無くて、このまま表舞台から消えてしまうとまずいので、ネタを提供する為にこんなものを購入しました。


グラインダーですね。

これで何をするかと言うと、タイヤの構造を調査する為のカットサンプルと言うものを作るのです。

グラインダーの他に切り出しにはディスクグラインダー、そしてビードワイヤーカットの為に、大型のワイヤーカッター。こちらについては持っていたり、会社に有ったもので用だてました。グラインダーだけ無かったのでAmazonにて購入。6,000円しないと言う大特価品。

で、冒頭の写真もそうですが、たまにタイヤショップとかに置いてあるカットサンプルの内製化が可能な体制が整いました。

作り方はまた別途どこかで説明するとして、今日は皆さんが興味深々のRE-71Rの構造調査の第一報をお送りします。

ブリヂストン ポテンザ RE-71R 265/35R18 セリアルEJ WD JBK 5114

カットサンプルからは多くの情報が得られ、盛りだくさんなので何回かに分けて発表していきます。

まずは拡大写真


まず注目すべきは・・・
Aのビードワイヤ(図中C)周囲に巻き返された太い断面をもつ糸状補強材ですが、この材質は恐らくケブラーですね。この構造をケプラーフリッパー構造と言いますが、Sタイヤや純レーシングタイヤに用いられる構造て、材料の値段等も有って市販ラジアルに用いる事は稀な構造です。昔ランエボいくつか忘れましたが、その純正装着タイヤにも採用していた事がありますが、適度なしなやかさと高い強靭性、特にトラクション方向に対する捩じり剛性を高めるのに効果的です。

一昔前はこのケプラーフリッパーではなく、ベルト層と同じくスチールワイヤーをビード側方に配置したスチール補強構造がスポーツラジアルの定番構造でしたが、スチールだと曲げ剛性が高過ぎてビードワイヤーの周囲に巻き返す事が困難で、それ故、ビードワイヤとの結合剛性が出しにくく、ケプラーフリッパーに比較すると捩じり剛性は出にくくなります。

同じ様な目的で採用された構造が
BおよびEです。
Bはカーカスの巻き返し系止点を高くし、ケーシング剛性を高くする構造であり、また系止点をひずみの大きなサイド中央部から外す事で耐久性の確保も達成できます。

Eはハーフラジアル構造と言って、ラジアルタイヤの基本であるカーカス層の角度が、進行方向に対して90度ではなく、やや角度をもって交差する2層からなっている事を示します。カット面はかなり意識してタイヤ回転方向に対して直角に切りました。その断面に対してカーカスが一定間隔で頭が見え隠れすると言う事は、90で配置されていない事を意味し、この構造もケーシング剛性を高める狙いで採用されたと思われます。

Dはビードフィラーという部品です。この部品は本来タイヤが荷重で撓んでも耐力が上がる目的で配置されるのですが、サイド部に有るので勿論横剛性とかに効いてきます。

なのであくまで爪測定ですが(笑)JIS A硬度計で98位有りそうな、カチカチのゴムみたいです。

Cはビードワイヤですが、ここはタイヤが発生させた摩擦力をリム、ひいては車体に伝える大切な役割を司るので、最高性能を目指すうえではないがしろに出来ません。ここもシッカリ剛性の高い1本巻ビードを使用しているようです。


総括しますと、タイヤの縦剛性・横剛性は扁平率で概ね十分得られるが、それでは補えない捩じり方向の剛性をレーシングタイヤ並の凝った構造を採用して達成していると言えます。

まさにコスト度外視の構造。そこまでやるかブリヂストン。

ですね。


第二回はもう少し分解を進めたり、ベルト構造などにフォーカスしてお送りしたいと思います。


しかしとにかくタイヤの構造を見れる環境が整いつつありますので、「俺のタイヤも切ってくれ」と言う方は是非使用済みタイヤを提供ください。

他の銘柄、他のサイズ、そしてロット違いなど色々調べたら面白そうです。

あとルーペとか硬度計とか、色々欲しいなぁ。
Posted at 2016/04/21 19:15:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | ミセガワ研究室 | 日記
2016年04月06日 イイね!

パイレーツオブカリビアン1

細かい事で恐縮です。この映画を見ていない人には???ですが、エリザベスはアステカの金貨を持っていたんだから、パルボッサに会う前から不死身だし、月明かりの下では骸骨だったはずだが。。。

Posted at 2016/04/06 20:39:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
2016年04月05日 イイね!

2週間経過

2週間経過お疲れ様です。

エイトを失って2週間が経過しました。

嫁ぎ先でカブったみたいだけれど、その後復活できたのやら・・・。

元々サーキット専用車だったし、今はオフシーズンなので意外と違和感ないですが、学校帰りに駅まで迎えに来てもらえない息子の方が困っている感じ。

病院行ったり、メシ食いに出たりには少し不便を感じるけれど、致命的ではない。


今のところは徒歩によって発見できる景色を楽しんだりしています。

次の冬が来るころには寂しいと思うかも。


ところでカー雑誌は買うようになりました。

でも記事を読むと、つまらないミニバンやエコカーの記事か、NSXやGT-Rの様なスーパーカーの記事に二分している気がします。

ここでも貧富の差が拡大していると思いました。

今の政治だと持つ者は益々栄え、持たざる者は貧しくなる、いわば貧富の差が広がる方向だと思います。確かにどこかで凄く頑張った、精神的・肉体的に人並み外れてタフな人が報われる社会、これも正しいと思います。勝ち組・負け組の世界ですね。負け組の人は車なんて持てないし、日々の暮らしにも不安を抱く始末。

ただ、一握りの富裕層に富が集中するとお金を持っている人の人数は限られますから、その少ない人数の人がちょっとやそっと派手に金を消費したところでたかが知れています。経済は停滞します。

一方で、富が分配されて共産主義的な社会に近づいたとすると、中間層が増えて金を消費する人の母数が増えて、経済が活性化します。
しかしこれもリスクが有って、長期間にわたると段々「頑張っても頑張らなくても大差ない」となり、努力の意欲が失せてきて、やがて衰退します。北欧は社会保障は充実しているそうですが、可処分所得が少なくて、外食は年に数回とか、地味に暮らしているそうです。

どちらが良いとは決め難いですね。

ただ、今の日本は前者の傾向にあると思います。

だから貧乏人向けの車か、富裕向けの車しかない。

思うに、私が若い頃、「この車、頑張って仕事していけばいつか買えるかもしれない!」と思うような身近な夢の車が沢山ありました。FC3S RX-7やR32スカイライン、EGシビックとかAE86とか。

今は無いです。

カー雑誌のスクープを見て、「俺ももう一丁頑張って金稼ぐか!」とはならないです。

金は無いけど、静かに過ごしていれば困らないのでそうしよう

そんな感じです。

こりゃダメですね。

政治の方向性も大事ですが、消費をかき立てる商品を出す事も大切。

ただ人口が減少している日本に目を向けた商品、カーメーカーは興味ないか。
経営も合理性や理路整然としたストーリーばかり重視して、つまらないなぁ。
Posted at 2016/04/05 14:44:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「心が狭いから、子供の部活の車だしの事まで考慮して車選びなんてした事無かった。300万,500万身銭切るのにそこを重視できない。どうしても車だしするなら、ポンコツの古いミニバンとか別に用意する。」
何シテル?   04/14 19:49
昔は一生懸命タイムを出そうと走っていました。@RX-8 主要サーキットのベストタイム FSW(富士スピードウエイ)レーシングコース Sタイヤ:2′00...
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