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ミセガワのブログ一覧

2026年05月17日 イイね!

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第6回「MAZDA2 1.5C」

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第6回「MAZDA2 1.5C」今朝は早起きして早朝に滝まで出向いてマイナスイオンを浴びてきました。

さてこのシリーズも強い興味を持って乗れる車種がかなり限られてきました。

強い興味とは、「こんな車が何で大ヒットしているの?」のテーマか、「脚車として買うかも」の車種である。

厳密にはノートe-powerやフィットも型が現行型に変わってしまい、買う予定の車型とは違うのであるが、まあそれでも参考にはなろうという事で。
しかし例えばヤリスクロス、MAZDA3等々となると、中古価格が高かったり、車格が大きすぎるなどの点で候補になり得ない。

そんなわけで今後は少し試乗ペースが落ちるかも。

今回はMAZDA2 ガソリンのATモデル。MAZDA2はガソリンモデルと言えども全車1.5L化されていて、パワーやフィールに余裕があるだろうし、今まで試乗した他の車種に比較してパーソナルイメージが強いので、走りの良さを見せつけてほしいところ。

さて見た目は処理の目新しさは無いものの、フォルムはとてもスタイリッシュです。

ノートもデザインはまずまずでしたが、キャビンをコンパクトに絞ったMAZDA2はよりパーソナル感が強い感じです。一人旅だけの脚車であれば、そこは評価ポイントになりますが、荷役や多人数乗車を想定すると微妙です。
走行は7000kmほどのフレッシュな車両ですので、タイヤも純正装着のバリ山タイヤが付いていました。


さて乗り込みますと、ポジションは適度に低く自然な感じで良いです。
シートは小さくはありませんが、ちょっと気になったのは表皮ファブリックが少し滑る感じしてホールドが甘い印象を受けた点です。密着せずに涼しさ狙っているのかもしれませんが、背骨も動いてしまってあまり印象が良くなかったです。


インパネは質感高く良いですが、ウレタンハンドルが見た目もタッチも浮いているのがちょっと残念。同じウレタンハンドルでしたが、ノートの方が感触が好ましかったです。


走りだすとエンジンは滑らかです。平地で回転が上がっていないときの音や感触も良好ですが、一方で登坂等で負荷がかかると多段ATの宿命もあり、急激に回転が高まると共に、エンジン音も高鳴り、その感触もあまり良いものでは無かったので、まるで非力なNAの軽に乗っているのとイメージが重なります。
加えて悪いのは、1500ccも排気量が有る割に回転が高まってもあまりトルク感が無く、空回りしている感触でした。

乗り心地は引き締まっているものの角は無く、スポーティー、ボディーの建付けや剛性もコンパクトカーとして良いレベルでその辺はさすがマツダと言うところ。
ロードノイズも稀にガー音(250Hzくらい?)が目立つ時が有るものの、総じて低く抑え込まれています。

なので平坦な市街地・郊外の道路を走っている限りはかなり快適なのではないでしょうか?

しかし若干の上り勾配が有る新東名では状況が一変します。
勿論ハンドリングや直進性等はバシッとしていて良いのですが、若干の勾配のせいで100km/hを維持しようとすると5速にキックダウンして3000rpm回ってしまい、なかなかノイジーでした。勾配が緩むと6速に上がり2000rpm強まで回転が下がるのですが、その落差が相当です。
勿論5速に落ちていればパワーは足りているのですが、一方で電動装置を持っている車の様な余裕は感じられませんでした。

ワインディングではハンドリングは前述の通り軽快ですが、上り勾配がきついと、やはり息苦しい感じがぬぐえませんでした。

燃費は気温30℃ エアコンは生憎マニュアルだったので負荷の統一はできませんでした。また今回はカミさんも同乗していたので、少し不利ではありますが、16.5km/Lの平均燃費でした。

ルーミーや1Lターボのライズには勝るものの、ソリオには少し負け、ライズに対してはトルク感ではかなり差を付けられていますので、やはり電動化やダウンサイジングターボ化したほうが、コンパクトカーには好ましいのではと思いました。

ユーティリティー関係について
①リアシートはマジ狭い。

まあ耐えられないほどではないですが、私が運転席に座った後ろは拳一つ分しか空きがなかったです。そしてレッグルームの狭さとサイドシルの高さから、乗り降りの時の足抜き性もイマイチ。歳よりを後席に乗せるのにはちょっと適さないです。


②逆にラゲッジは言う程狭くなく、出し入れのしやすさはさておき深さがかなりあるので、まずまずな感じ。やはり欧州市場を重視しているように感じました。


さてそろそろ総括です。
ソリオやルーミーに比較すると余力があり、シャシーやボディーの造りこみは秀逸ですが、一方で電動ユニットを持つフィットやノートの乗り味や余裕には遠く及ばす、勿論価格が違うのですが、ユーティリティーや経済性の面でもアドバンテージが少なく、ファミリーや実用ユースでは選択肢としては厳しいものが有ります。
私の足車のニーズからすると、ちょっと候補からは外れる感じでした。

一方でスタイリッシュで内装の質感も高くパーソナル色が濃いので、

「独身男性がタイヤや脚周りに手を入れて、MTで乗る峠の下りスペシャル」

と言ったところですかね。とてもウインドウが狭いですが、嵌った人には手放せない一台かと。
2026年04月26日 イイね!

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第5回「日産ノートe-power」

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第5回「日産ノートe-power」しばらくお休みしていた本テーマ、スキーやサーキットシーズン、加えて実家のリフォームが一段落ついて戻ってまいりました。

今回は日産ノート e-powerです。

前回のホンダフィットHEVに引き続き、将来的に脚車にしようかと言う候補車の一つです。ただフィットにしてもノートにしても、脚車にするのは一世代前の型の中古を狙っているというのが本当のところで、現行車では過剰評価となってしまうところは頭の痛いところ。
とは言えE12のノートはちょっともうタイムズには無さそうなので、E13で参考程度に試乗です。

今回も東海大近くの拠点からの発進ですが、今までになく新しい車両であったのにも関わらず、乗車前点検で既に運転席側フロントバンパー傷ついているし、室内も汚れやゴミが残っていて、あまり快適な車両貸し出し状態では無かったです。

さてまずは運転席に座って燃費計のリセットや各種インターフェースの確認です。

メーターはシンプルですが、自分の車になって使いこなさないと、向かって左の画面はなかなか難解ですね。燃費計リセットもまあまあ手古摺りました。
全面大型スクリーンでモダンなダッシュボードデザインですが、仕上げとしてはBセグの水準平均で、特に質感が高いという感じはしませんでした。

そして走りだそうとして最もよくないと思ったのはルームミラーです。

デジタルルームミラーなのですが、使いこなしの問題なのか、画面で映している映像と表面に反射して映り込む画像とが双方見えて、映り込みが酷いと本当に安全視認に問題が有ります。
ただの鏡の方がずっと安全と思いました。E12でも採用されている技術ですので、ここは相当マイナスポイントであることが認識されました。
実は先日会社の公用車のオーリスに乗った際も、自動調光ルームミラーの不具合があり、それも踏まえてこの手のディバイスは印象悪くなりました。

出だしから色々躓きはありましたが、いよいよ発進です。
オートブレーキホールドの状態から、モーターで発進するときの走りだし方はメガーヌと違って絶妙です。メガーヌはちょっとアクセル強めに踏んで発進、そこそこ唐突感が有るのですが、ノートは実に自然でスムーズでした。
走りだし直後、凄くアップライトなポジションと思いましたが、どうやらこれは前使用者が小柄だったのか、メチャシートリフトしていたからで、目いっぱい下げたら自然  と言うかそこそこローポジに変わり、メーターも正常な位置関係で見える様になりました。
視界はフィットよりは車両感覚が掴みやすいですが、やはり左のドアミラーはかなり後ろについていますね。最近のAピラーが寝たデザインでは、この辺はもうどうしようも無いかも。


毎度同じルートの走行ですが、試乗ルートでは多くの瞬間でモーターで走っている時間が長く、モーター走行している時はとても静かで快適です。
たまにエンジンが起動すると確かに耳につきます。これはシリーズハイブリッド特有の最高効率回転でエンジンが目覚めるのも大きく影響していますが、静かとは言わないですが耐えられないレベルでもなく、以前乗ったアクアよりは快適、前回試乗したフィットにはちょっと及ばないと言ったレベルでしょうか。
モーターの出力は余裕が十二分、ポジションや車高の低さ、シャシの躾も相まって、非常に余裕を感じます。今まで試乗した5台の中でも傑出した余裕と言えるでしょう。
モーター走行時であってもロードノイズは良く抑えられていて、静粛性でもNo.1と感じました。

高速道路に入ってもその印象は変わらず、試乗した5台の中で最もロングドライブに向くと言ってよいと思います。ただこのグレード、オートブレーキホールドが装着されているのに、アダプティプクルーズコントロールが未装着。せっかくの走行性が100%発揮できないのは残念でした。

再度下道に降りて舗装の荒れた道やワインディングを走っても好印象は変わらず、乗り心地も角は無く、かと言って腰砕けも無く、とても好ましいものでした。あくまでも感覚ですが、ボディはとてもシッカリしていて、サスが適正に動いている印象で、ルーミーやソリオとはランクが違い、低質な異音の発生も皆無です。
こうした乗り心地やノイズが優秀なのは、純正装着タイヤがほぼ新品の状態で装着されているのも関係あるかもしれません。

とにかく動的特性に関して相当レベルが高く、どんなシチュエーションでも卑屈になることなく、快適に乗れる一台と見ました。

そんなわけで快適なドライブを提供してくれるドライバーズカーであることを確認でき、燃費の確認です。

22.2km/L です。ちなみにノーマルモード、AC設定25℃ 外気温18℃ほどの環境で燃費には比較的有利な気候条件だったかと。

ここまでで、素晴らしいファミリーカーと言いたいところですが、ルームミラー以外にもう一点だけちょっとイマイチな箇所が有ります。それは足腰の弱い高齢者の乗降性です。
前席もポジションが低く、年寄りの乗り降りに少し不便が有りますし、リアシートもサイドシルが高く、足先をヨッコラショと持ち上げて動かさないと乗り込みしにくいです。
サイドシルの高さがシッカリした乗り味や衝突安全に寄与するだろうし、ルノーのメガーヌやルーテシアも同様にサイドシルが高く、特に後席の乗り込みは似たような感じになることを考えると、これがアライアンスの落とし子、世界のコンパクトカーのスタンダードなのかもしれませんが、日本の高齢者には合わないですねw


ワールドスタンダートと思った点はもう一つ。ラゲッジが広めでリアシートのレッグルームはそれ程でもない事、そしてシートを倒すと段差モロの点です。



結論
親の介護を卒業した60~70歳代の車の善し悪しが分かる 男性前期高齢者専用車

実際そんな人が乗っているのをよく見るし、デザイン的にも主婦や子育て世代、後期高齢者は見ていない感じですね。

若者は乗ってダメという事はないし良い車ですが、もう少し冒険した若さ溢れる選択したほうが良いでしょう。
2025年11月15日 イイね!

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第四回「ホンダ フィットⅣ HEV」

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第四回「ホンダ フィットⅣ HEV」さてさてこのシリーズも第四回です。

今までは自分では恐らく買う事はない車を三台乗り続けてきましたが、今回は
老後のセカンドカー、買い物や大量の荷物運び、家族の送迎などに活用する
車の候補の一つである車を試乗してみました。
ホンダ フィットⅣ HEVです。不人気ですね~

お陰で中古価格の下落も早く、私がセカンドカーを導入するかもしれない2027年頃になれば120万ほどで手に入るのではと思って期待していますw

今回も東海大近くのタイムズです。大学近くは本当にシェアカー豊富。

前置きが長くなりましたが試乗開始です。
室内の造りはやはり230万からする車ですので、ワンランク上ですね。
センターコンソールは意外と貧弱な感じ。
シートは大きくてゆったりしています。なかなか良い。ただ車高の割にポジションが低くて意外でした。高齢者とか乗せるにはイマイチかも。
走りだすとかなりの領域はモーターで走行しますし、エンジンが起動しても以前乗ったことのあるアクアより、エンジンの騒音・質感ともよく、不快さはありません。
不思議なものでモーターで走っていても、タイヤやボディーから伝わる音や振動のおかけで、車に乗っている感覚は損なわれません。

まとめると静かで軋み音等なく、良いもの感にあふれて今までの試乗車たちとはかなりランクが違う印象です。
ちなみに走行30000kmに至らないコンディションの車両で、フロントタイヤだけブリヂストンNEWNOに交換されていました。


メーターはもはやエンジンを管理する指標は燃料くらいしかないですよw

一方気になる点はどこかでジャーナリストも述べていましたが、車両感覚が少しつかみにくいです。
視界は悪くはないのですが、例えばワイパーの一部が見えたり、ボンネットのプラスラインの後端が見える等の目安にする対象物が何もなく、窓の外がスパッと切れている感じ。
加えてAピラーを分割してメインを後退させて視界を広げたのは良いのですが、そのあおりでドアミラーが物凄く後ろについていて、左のミラーを見る時の振り向き角度も大きくなるし、普段視界の隅に左ミラーが入らない事が、車幅感覚をつかみにくくしているのではと推測します。

従って混雑する細めの道ではサイズ感のつかみにくい、少し大きな車に乗っているかのような違和感が有ります。幅が広いけれど見切りがしやすいメガーヌとは真逆。

郊外の広い道路や高速道路に出ると気にならなくなり、そうした道では静かでシットリした乗り味で高級感と言っても良い良さがあり、パワーも余裕を感じます。
フル加速とかは試していませんが、必要な時に不満ないトルクが出ていてトロイ感じは皆無です。コンパクトカーも随分と立派になったものです。
また昔のプリウスで気になった、制動時の回生ブレーキの影響のカックンとかなく、非常に自然な制動感も好印象でした。

ハンドリングは穏やかなゲインでキビキビ感は希薄ですが、手応えはちゃんと出ていてファミリーカーとしてみれば妥当な味付けです。決して曲がらないとか、怖いという事はないです。
ボディーの剛性は高い印象で、乗り心地やロードノイズも良いレベルに抑え込んでいました。レーダーチャート的には高得点の車になりますね。

ラゲッジやリアシートの広さも十分で、長距離旅行から日常の買い物、大きい荷物の運搬までソツなくこなせそうです。




但し高齢者を乗せるという観点だけは、思いのほか低いシートポジションと高めのサイドシルの影響でスライドドア車のフラットでスムーズなアクセス性には敵いません。
サイドシルが太いと、ボディー剛性も高まるし、衝突安全性の観点からも重要なのですが、軽のスライドドアの車とか、その点はどうしているのでしょう?

まあよくニュースで軽自動車はクチャクチャに潰れていますけどね・・・・。

最後に燃費です。HEVなので当然今まで最高でした。
写真を撮り忘れましたが、26.4km/L
今日はかなり渋滞が多かったのにこの値。ただHEVはあんまり渋滞で数値が悪化しないし、逆に高速道路ではそれほど伸びないなど、少し傾向が異なるようです。
でもまあ、ルーミーの倍とは言わないけれど、ICEの三台とは別次元の燃費であったことは確かです。

総括です。
一台でなんでもこなせて、新車はともかく中古だととてもバリューの高い存在です。郊外に住む若い夫婦とか、逆に親の介護が無い60~70代の夫婦の車としては凄くよい選択です。

一方で街中と家の近所しか走らない子育てママや親の介護が有る50代の人にとっては乗降性がセダンと変わらないし、車両感覚がつかみにくくて適さないかなと。

老後、田舎暮らしするオジサンには良いけれど、都市近郊の子育て世代には響かない、なんとなくN-BOXに喰われた理由がわかる感じの車でした。
2025年10月13日 イイね!

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第三回「トヨタ ライズ1.0ターボ」

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第三回「トヨタ ライズ1.0ターボ」恒例となりました、タイムスカーシェアを利用しての徹底試乗

第三回は「トヨタ ライズ」です。

ルーミーに負けず劣らず、まあよく見かけます。
ルーミーとの違いはドライバー層が主として男性、そして6~70代の比較的高い年齢層もしくは2~30代前半までの若い独身男性層が乗っているのをよく見掛けるという点です。

ルーミーは子育て主婦層と高齢の夫婦が目立つので、それよりはかなりアクティブな雰囲気のユーザー層。

今回は近隣のタイムズでは、巷ではどちらかと言うとマイナーなシリーズハイブリッド車の配備が多く、メジャー仕様に乗りたかったのですが、唯一新松田駅近くにガソリンモデルが有りましたのでそちらまで向かいました。

そしてまたまた「新松田第2」と「松田第2」という紛らわしさで、しばし車を探して右往左往。まあ地図ソフトでよく確認すれば済むことですが、ついw

車は意外にもターボモデルでした。

ただ走行84,400kmとかなり年季の入った個体。

まずはユーティリティーをサラッと確認。

リアシートは可もなく不可もない広さ。普段1~2乗ならこれで何の不満もない広さです。座ってみても私が短足なのも手伝って、膝前こぶし二個くらいは楽に収まりそうです。

ラゲッジも友達2~3人で日帰りのスキー行くくらい、あるいは彼女と二人で1泊旅行なら問題ない広さを備えています。

なるほど多目的車です。

インテリアに目を移すと、一体成型のダッシュボードはデザインは一体感が有り悪くないです。

ただ細かいことを言うと、ムーブより樹脂の質感が低く思えます。所詮どちらも樹脂ですが、男性向けとして少し拘りに大雑把さが感じられたのは私だけでしょうか?
メーターも素っ気なくてデザインされている感は希薄です。


タイヤは8万キロも走った個体ですので当然更新されていて、フロントはBS PLAYZ リアはグッドイヤーのエフィシェントGRIPとまずまずちゃんとしたタイヤが装着されていました。

リア


さていよいよ発進です。
ボンネットが僅かに見えてスラントした軽自動車とは一線を画しますが、かと言って見切りがとても良いとも感じませんでした。視点は高いので見晴らしは良い一方、ピラー等で遮られる視界は平均的です。
シートは小さすぎずポジションも適正です。ただ何度も言いますが距離が行っていて、少しへたり気味だったことを付け加えておきます。

走りだすと低速トルクが驚くほど豊かです。電スロの設定だと思われますが
ちょっと過剰演出気味にも思われるので、もう少しマイルドな立ち上がりの方が私は好きです。

しかしこのエンジンのトルク・パワーは車格に対して十二分で、ドライブ全般を通してパワー不足を感じた事は皆無でした。勿論急な坂道等ではエンジン回転は高まりますが、それも非力な感じ無く、エンジン音の高まりとともに登坂の勢いも増して感性に忠実な反応をします。

また足回りですが、正直走行距離が相当進んでいたので、今回の感覚がそのまま当てはまるのかは微妙です。一応触れておくと、良路の乗り心地は非常に良いです。
大きな入力に対しては硬さはあるものの角は無くて比較的スッキリした感じで好感が持てました。
苦手なのは路面が荒れていて細かく振動を拾うようなシチュエーション。こうした路面では足回りが細かく共振して減衰している感じが薄く、それに伴い車のあちらこちらからカタカタ・キシキシと音が出て残念な感じになりました。
あと大きくユックリとストロークするようなシチュエーションでも少し減衰が不足してだらしない面が顔御出す側面も。ボディ剛性は決して高い印象ではないですが、まあそれを目立たなくしている感じですかねぇ。

トータルとしては決して出来栄えが悪いという印象ではないです。

ロードノイズも粗粒路以外はよく抑えられていて、特段うるさいという事もなかったです。

操縦安定性や高速道路での振る舞いは、今まで三台乗ってきてた中ではいずれもベスト。峠道の上り下りを多少ペースを上げて走ることも苦も無くこなすし、高速道路での105km/h巡行はパワーが有るお陰もあって、最も静かで落ち着いて直進します。
高速使って遠出を多くするケースであっても、これだけ走れば疲労感は少ないのではと思いました。気持ちハンドルセンターの締まりが曖昧ではありますが、それを望むのはコスパを考慮すると贅沢な要望ではと思います。

最後に燃費です。
今回もカミさんと二乗で走り、少し余計な場所も走ったりしましたが、車載燃費計で14.5km/Lと、ルーミーより良く、ソリオには及ばない結果でした。
しかしルーミーより良いことで、いざという時のパワーの余裕度や高速走行時の静粛性や余裕を考えると、無条件にこちらですね。ルーミーはNAモデルはやめるべきとさえ思えます。


さてそろそろ総括です。
個人的にはどうしても外観が好きになれないのですが、内装の仕上げのチープさとかそういうデザイン的な要素はさておき、走って、止まって、曲がって、積んで、乗せてを比較的手ごろな価格で手に入られるという質実剛健な軸ではなかなかよくできた車でした。
なるほど世の男性、とりわけ今まで何台かの車を乗り継いできた比較的高齢の男性が選ぶわけだと納得。

今まで三台乗った中では最も食わず嫌いな一台でした。
デザインをもう少し今風にすると、更に爆売れすると思う。無骨な方はジムニーシエラにお任せすべきw

以下寸評
〇な点
①トルクフルでパンチが有り、パワー不足を感じないターボエンジン
②多少得手不得手はあるが、トータルとして良い妥協点の乗り心地
③高速道路でも引け目を感じない走りと乗り味
④良路での滑らかな走行感

×な点
①魂こもっていない内外装デザイン
②ちょっと建付け悪くガタガタ・キシキシ言う内装
③低めのボディー剛性

さて次回はちょっと将来普段使いに買うかもしれない「ホンダ フィットHEV」辺りを攻めようと思っています。今までがB-セグメント、今度はBセグメント。
果たしてどれ程差があるのやら。楽しみです。
2025年09月14日 イイね!

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第二回「スズキ ソリオ」

タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第二回「スズキ ソリオ」タイムズカーシェアで車を借りてジックリ試乗する企画の第二弾です。
初回は「なんでそんなに売れているの?」と疑問に思ったトヨタ ルーミー
そして今回はそのライバルと目される「スズキ ソリオ」です。

グレードはちゃんと確認しませんでしたが、マイナーチェンジ前のG のFFだと思います。エンジンルームをちゃんと確認していませんが、スッキリした感じなのでただのガソリンモデルでしょう。それが証拠にアイドリングストップが付いていませんでした。借用時点でオドメーターは4.5万キロオーバーで、若干くびれた個体のようです。(ルーミーは3万キロほどの個体)


マイナー前はルーミーと違って4気筒の1.2Lエンジンが載ります。期待しちゃう。
さて今回は二度目という事で、アクセスも特に問題なくスムーズでした。
まずダッシュの景色

決して高級と言う感じではなくプラステック感満載ですが、言えばレクサスもアルトも大体内装はプラステック製です。まあ最近はソフトパッドとかも使うものの。メクソ・ハナクソですよ。それよりも使いやすさや視界を確保しながら、デザイン的にまとまりを持たせるかどうか。
そう言う意味では私の感性ではルーミーよりもまとまっていて、デザインされていると思いました。視界も良くドリンクホルダーの配置や物入れも使いやすいです。またエアコンの操作系やメーター表示のビジュアルなどはつくり込みでルーミーに優ります。一方でセンターメーターはやはり視線移動量が大きく、好ましくありません。
同様にナビも位置が低く、主として視線移動量の点でルーミーに劣り、トータルでは引き分けですかね。

シートはまあルーミー並み。アンコはちゃんとしていますが、大きさは小さめですかね。

さて発進です。エンジンはやはり1気筒多いせいか緻密感が有り、高い質感です。
一方走りだしのトルク感はルーミーが勝り、ソリオは力強い発進という感じはありません。
更にその先で差があり、ルーミーは発進は力強いですが、時速50km/h程まで加速した後のパワーの頭打ち感があるのに対して、ソリオは40km/h位まではちょっとひ弱な印象ですが、そこからの伸び感では大きく優りました。
想定している速度レンジが違う印象です。

乗り心地もソリオは得意な領域と苦手な領域がはっきりしていて、ルーミーはどの速度でも比較的一貫して街乗りから高速まで特に不満を抱くことが無かったのに対して、ソリオは極低速ではリアサスがバタつき、ハーシュもあり、加えてリア周りからカタカタと低質な軋み音が出て残念な感じです。
50km/h以下で少しカーブのあるような道路ではショックは収まりが悪く、フワフワ・フラフラして少し車酔いしそうな悪い雰囲気。街乗りはトルク感も含めてあまり快適な車とは感じられませんでした。ロードノイズは高周波と低周波は抑え込めていますが、明確に中周波がピークの一山波形のようで、荒れた路面ではかなり耳につく圧迫感のあるものでした。
またATがCVTのくせに極低速で段付き感が有ったり、あまりスムーズでなく賢くなかったりする印象だったり、オートエアコンのオーバーシュートが大きくPID制御どうなってるの? と思ったり、色々細かな制御の面で煮詰めの甘い印象を受けました。

ここまで乗ってちょっとジャーナリストの評価と私の街乗りの印象は違うなぁ~  と思いつつ、前回と同じ新東名のルートに入ります。
そうするとあら不思議。乗り心地や音、エンジンの余裕度などすべての面でルーミーを圧倒するパフォーマンスではありませんか!
新東名の上り坂100km/hキープではさすがにエンジン音が少し高まるものの、ルーミーに比較するとかなり抑えられています。そしてまずまず静かで非常に安定した直進性を示しました。これは遠出ではルーミー比で相当なアドバンテージ。
今回はたまたま左車線に遅い車が居たもので、右車線にでる機会もありましたが、エンジンパワーもシャシもルーミーより余裕を感じました。

さて高速を降りた後は荒れた路面とワインディング。しかし街中と違ってアベレージスピードが高いせいで、乗り心地や低速トルクの弱さは気になりません。
ただ荒れた路面での中周波ロードノイズだけは依然として騒がしいです。
ワインディングではルーミーよりも手応えにソリッドさが感じられ、自信をもって走ることが出来ました。

さて試乗もそろそろ終わりです。後席をちょっと観察

ルーミーに負けず劣らず広いですね。まあ世の人はリアシートで足組むんでしょうw 私には無駄な広さに思えますが。
装着されていたタイヤは距離が嵩んだせいもあり、市販のリプレイス品です。

タイヤは乗り味への影響が大きいので、純正タイヤではないのは少し不利だったかも。

ソリオもルーミー同様 箱ですが、個人的な観点とは言え何故か私はこちらの方がデザインされているように見えます。

そして最後に燃費計。平均17.9km/L(ルーミーは13.7)と素晴らしい値をたたき出しました。


ほぼ同じコース、気温が5℃ほど今日の方が涼しかったので、エアコンの負荷が低いのはあるかもしれませんが、一方で今日はカミさんも乗せて2乗だったのですが、ソリオ圧勝でした。あまりに差が大きいので、「あれ!? こいつマイルドハイブリッド?」と疑ってしまったほどです。

さてそろそろ総括です。
とにかくルーミーとは想定している速度レンジが違うと思いました。
街乗りオンリー、50km/hまではルーミーが乗り心地良く、音も静かで、低価格、そしてそこまでなら動的性能も優っているかと。つまりDの近所をちょっと試乗しただけだと、ソリオに優る可能性が高いです。
だから首都圏のトカイナカの奥様用と言う感じ。
対するソリオは50km/hから本領発揮で低速域ではルーミーに劣ります。
そして100km/hを越える領域でもビシッと質感も高く、私の知る範囲では軽自動車を寄せ付けない走りと質感です。
ソリオはチョイ乗り試乗では恐らくその良さを体感しにくいです。スズキは商売が下手ですね。まあスズキやダイハツの顧客はそもそもそれほど試乗を重視しないか。。。
〇な点は


×な点は

結論
「地方や郊外で流れのはやい道をガンガン走り、コンパクトミニバンで高速で遠出もするならソリオ」

比較的人口密集地で街乗りしかしないなら、前回の通りルーミーではなく軽を選択すべきかと。

次回は若者と高齢者に人気の小型SUV「トヨタ(ダイハツ) ライズ」を予定しています。10月中にはリリース予定です。

プロフィール

「タイムズカーで気になる車を徹底試乗企画 第6回「MAZDA2 1.5C」 http://cvw.jp/b/247321/49095037/
何シテル?   05/17 15:09
昔は一生懸命タイムを出そうと走っていました。@RX-8 主要サーキットのベストタイム FSW(富士スピードウエイ)レーシングコース Sタイヤ:2′00...
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