
先日、突然のトラブルに見舞われ工場入りしていた32Rが帰ってきました。
当初は単純なラジエーターホース抜けと思っていましたが、点検の結果、アッパーホース取付口部分の破断によるものと判明。
ホースバンドの緩みとかではなく、タンクの材質である樹脂が経年疲労で割れてしまったのが原因でした。
あり得ることではあるものの、結構ショッキングな現象。
整備というより、本体の交換をしていなければ、避けられなかったであろうアクシデントです。
発生時、下手に動かさなかったことが功を奏したようで、エンジンにはノーダメージの判定。
取付口はポキリと折れていましたが、その際の破片が回り込まなくて助かりました。
新しいラジエーターに換装し、終了です。
さすが26年半が経過し、今後完全なる不安の払拭にはパーツ類のアップデートが不可欠になってきた相棒。
しかしながら、それには多大な費用が掛かります。
フルレストアがベターチョイス。
されど、ここまで来たら各部品の寿命を全うさせ、一つずつ対処していくことも選択肢。
ネオクラシックカーの多くのオーナーがそうであるように色々と考えさせられますけれど、これもまた長年愛車と共に過ごすための宿命でしょう。
ひと先ず安堵、スタメン復帰。
メンテナンスの方向性については、おいおい検討していきたいと思います。

Posted at 2017/10/15 20:05:34 | |
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