各センサーの数値をモニターし車の変化を拾えると何かと便利ですよ。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最近の車ってのは非常に制御が細かくなってますよね。
それらはそれぞれセンサーが返す数値を元に制御をしているわけです。
ひと昔はそれらを拾うのに苦労したんですが、OBDが普及してからは激変。
制御のアップデートやそれらの設定変更なども容易になりました。
そのOBDを活用すると自動車のそれらセンサーが返している数値をモニターすることが可能になります。
それにより車の変化も手に取るようにわかるので、トラブルの予兆も拾うことも可能です。
2
基本的に一番安価にそれらをモニターするのはODB対応のレーダー探知機を活用するのが良いですよね。
わたしはパサートにはユピテル、
営業車にはコムテックのそれらを使ってます。
やり方は簡単。
それらメーカーのOBDケーブルを買ってきて、それをレーダー探知機につなぐだけ。
3
あとはレーダー探知機の表示設定で見たい項目を設定するだけです。
この見れる項目はメーカーごとで違ってくるのでそれらは事前に確認すべきでしょう。
GPSレーダー探知機を使うメリットですが、GPSで車速を拾うのでタイヤ外径関係なく実測がわかります。
反応はちょっと遅れますけど。
これのメリットはメーター誤差がどれだけあるかがわかるってことですね。
でもって最近のレーダー探知機のそれらの表示は「GPSで得られる車速」と「車から拾った車速」の誤差を学習し、GPSを拾えない環境でも正確な速度を表示します。
つまり、110km/h規制の道をメーター誤差分低い速度で走っていたのが、きっちり110km/hで走行することが可能になります。
4
営業車プロボックスの場合は速度計しかなく、車の状況がまったくわかりませんが、
GPSレーダー探知機をOBD接続することで、実際の車速とエンジン回転数、水温と外気温を表示することが可能に。
※それ以上に表示はできますが、プロボは過給機なしなので、これだけわかれば十分です。また、タフが自慢の単純機能マシーンなので、それ以上の情報は不要と判断してます。
5
パサートの場合はもっとややこしい制御ですし、過給機付きなので、最大これだけ表示しています。
で、これだけ見えてると車の変化もよくわかるわけで。
例えば水温、ざっくりしてたのがはっきりわかります。
これが条件関係なく温度が上がるのであればサーモスタットが・・な予測ができたり。
バッテリー電圧も目安になりますね。
あとブースト圧の変化もわかりますし、ピークも違う画面でわかります。
これらも変化があれば、何かしらの不具合があると判断できますね。
エンジン回転数についても同様。
例えば750rpmあたりでアイドリングしているのが、720rpmあたりに一瞬ドロップするとブルっと震えますが、その症状があると事前にディーラーに伝えておけば何かあったときにスムーズです。
IGコイルが〜とかプラグが〜とか言っておけば尚良しでしょう。
まぁ、これらのセンサー自体の不具合もありますが、それらも判別できるとも言えます。
6
そんな感じですが、気温や気圧、温度などで車の状況は変わります。
そして経時変化でも変化します。
それらの変化は最悪故障の予兆とも言えますが、それらをモニターできれば故障もある程度は予測でき、またディーラーのサービスマンとの話でも故障箇所のヒントとなりますので面倒が減る・・というのが持論です。
レーダー探知機自体が不要という話も多くなってきたと思いますが、「実際の速度」と「それらのモニター」ができるというのは非常にメリットがあると思います。
※けっして探知機メーカーの回し者ではありません。
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