朝と帰りの通勤時、続けざまにタイトル通りの出来事に遭遇しましたので、啓発の意味も込めて書いてみます。
朝の通勤時のこと。
高速のインターチェンジ付近だけ2車線になっている区間は、その先の交差点直後で1車線に絞られるため、たいていのクルマは最初から右車線を走行します。ですが、ガラ空きの左車線をブッ飛ばして先を急ぐクルマもちらほら。上手く車間の開いているところを見つけてスマートに合流するクルマもいれば、何処で右車線に合流するかの目星も付けずに行き当たりバッタリで無理やり割り込むクルマも......。毎朝のように、そういう光景を目にするポイントです。
この地点に差し掛かった時、その先の信号が黄色から赤に変わるところでした。右車線で止まったのは先頭から順に、軽自動車 →
大型トレーラー → ミニバン → SUV といった感じ。2台目の
大型トレーラー は加速が鈍いと予想し、自分は左車線の先頭に停止して信号が変わるのを待ちました。信号が青に変わると、右車線の軽自動車が良い加速をしたので、自分は早目にウインカーを右に出し、2台目の
大型トレーラー との車間が十分に取れていることを確認して合流.....。
と、ここまでは良かったんです。
実は、左車線の私の後ろにはN社の
ス○ベ椅○色 の
N というクルマが並んでしました。狙いは自分と同じだったようで、同様に右にウインカーを出して
大型トレーラー の前に入りました。ところが、
大型トレーラー は空荷だったのが予想よりも良い加速をしており、自分であれば前に入るのを諦めたと思います。そこを無理やり合流して来た
N と
大型トレーラー の車間距離は、リアビューミラーに映った状態から推測して2mも無かったように見えました。
大型トレーラー や他のクルマのドライバーから見れば、危険極まりない悪質な割り込みと映る行為でした。
その後、信号が無くて見通しも良く道幅も広い、走りやすい区間が2km程度続きます。
N の様子をリアビューミラーで注視しながら走行したのですが、その直後には
怒り心頭に達したと思われる大型トレーラー が、今にも
N を踏み潰さんばかりの勢いで迫っています。
N のドライバーはそれを知ってか知らずか、煙草を咥えながらノホホンとした表情で走行。ただ、自分との車間距離を十分に取ってくれなかったので、いつものように速度をキープしたまま左足でブレーキランプだけ点灯させて警告。しかし、何度警告しても車間距離が適切に保たれることはありませんでした。
そうこうしているうちに、次の信号に差し掛かりました。減速中に信号が青に変わり、停止せずに通過出来ましたが、リアビューミラーに映る2台の状況には変化がありません。その直後、橋の手前の信号の無い右折レーンに
N が車線変更。既に右折待ちしていたクルマの直後に停止しました。
すると
大型トレーラー が
N の隣りの本線上に停止。すぐに
大型トレーラー の運転席のドアが開き、
ドライバーが飛び降りて来た のが見えました。
と、リアヴューミラーに映った出来事はここまで。
恐らく、
N のドライバーに直接怒りをぶつける等したのだと思われます。
大型トレーラー は本線上に停止していたので、あまり長い時間留まっていることは無く、その現場から1km程度先の信号で停止している間には、追いついて来ました。
「もしかしたら自分もドツかれるかも(大汗)」 と急に焦り、ドアロックして身の安全を確保しました(苦笑)が、いらぬ心配でした。
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帰りの通勤時のこと。
朝と同じ、インターチェンジ前後だけ2車線となっている区間の反対車線でのこと。ここは IC の真横を底として、その後は割と急な上り坂となり、坂の頂上付近で左車線が絞られて1車線になる区間です。やはり右車線にクルマが集中し、空いている左車線は先を急ぐクルマが飛ばして行くのが常。ただし、IC 出口からの合流地点の植え込みの陰に白バイが待機していることもあり、自分はほとんど左車線を選択することはありません。
2車線に分かれた直後の赤信号で、自分は右車線の3台目くらいに停車。左車線の先頭には、神戸ナンバーの軽自動車が停止していました。想像するに、神戸ナンバーの軽自動車のドライバーは、この先で左車線が絞られることは知らないでしょうし、増してや左車線が事実上の追い越し車線と化していることなど、思いもしないでしょう。そして左車線の2台目には、地元のインフラを担う会社のカラーリングの
軽バン が停車していました。
信号が青に変わり、各車発進。路面凍結が始まりつつあった時間帯でもあり、神戸ナンバーの軽自動車は地元ナンバーのクルマよりも慎重な加速と速度で、予想通りの動きでした。そして、先を急ぎたかったであろう
軽バン は、速度を上げたくても上げられない格好となりました。と、ここまでも予想通り。
私は淡々と右車線を走行していたのですが、進路を塞がれた格好となった
軽バン が、私のクルマの前に合流しようとして来ました。物理的に合流は可能でしたが、前も後ろも車間距離は適正間隔よりもやや詰まった状態で、入れてあげる余裕はありませんでした。そのため、
軽バン のドアミラーに映り込むように何度もパッシングし、車線変更しないよう警告。しかし
軽バン はそのまま車線変更を続け、結果として私は速度を落とさざるを得ませんでした。
私、他のドライバーにブレーキを踏ませたり、適正な車間距離を邪魔されるのが嫌いです。
ということで、時刻とナンバーを控え、帰宅後に
軽バン の会社のホームページから事実関係を通告しました。
いつも安心して○○を使わせていただいている、○○市民です。
社員教育のきっかけとしていただきたい事案に遭遇しましたので、こちらからお知らせさせていただきます。
本日(12月25日)午後5時13分頃、国道4号線○○インターチェンジ付近の片側2車線の道路を北進中、貴社の車両に強引な割り込みをされました。
状況としては、当方が前走車と適切な車間距離を保って右側車線を走行していたところ、左側車線を走っていた貴社の軽バン(岩手480〇**-**)が同じく左車線を走っていた神戸ナンバーの軽自動車との車間距離を1車身未満まで詰めた状態で走行していました。恐らく、比較的空いている左車線を利用して追い越したかったのだと思われますが、神戸ナンバーの軽自動車がそのまま走行を続けたため、追い越しを諦めたようです。その直後、ウインカーは出していましたが、私の車両の直前へ進路変更を始めました。すぐにヘッドライトを使ってパッシングし、進路変更をしないよう警告したのですが、かなり長い間パッシングし続けたにも関わらず、強引に割り込んで来ました。結果、私を含む付近を走行していた車両の多くが、適切な車間距離を保つことが困難となり、円滑な流れを阻害することとなりました。
当方の車両の外気温表示はマイナス2度となっており、路面の凍結も心配される状況でした。
(中略)今日のことは非常に残念な出来事でした。
是非とも、以下について社員教育で取り上げていただきたく、強く要望します。
1.適切な車間距離を保持すること。
2.円滑な交通を妨げる要因となる、強引な割り込み等をしないこと。
3.気象条件や道路状況に応じた運転を心掛けること。
4.会社の看板を背負っているという自覚を持って運転すること。
以上、よろしくお願いいたします。
当方への謝罪等は不要です。今後の行動で示していただきたいと思います。
この会社のホームページの問い合わせフォームに、実名とメールアドレスを添えて送信。住所こそ記載しませんでしたが、この会社のお客さんでウチの名字は自分だけだと思うので、すぐにドコの誰だか分かるはずですし。
目立つクルマに乗るときには、周りから注目されやすいことを意識した運転をしましょう。

自分は
↑のような時代から、一般道では目立たない運転を意識するようになりました(笑)
<参考> これもダメなの?高速道路でやったら違法な8つの事
Posted at 2014/12/30 12:40:42 | |
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ちょいと真面目なハナシ。 | クルマ