“２４４”のブログ一覧

　今回の旅行の目的のうちのひとつが、竜泊ライン を走ることでした。交流のある北東北のロードスターなみん友さん複数が、この竜泊ラインで撮影したとっても素敵な写真をアップされているのを見るにつけ、実は２年ほど前から「いつか行って走りたい！」と思い続けていました。



　前のブログの最後にアップした巨大風車を過ぎた辺りからでしょうか、【 霧多発地帯／走行注意 】 的な看板が目につくようになりました。それまで本当に天気の良い、気持ちイイほどの青空の下を走って来たのに、急激に濃い霧が．．．．．．。道路上はライトを点灯するほどでは無かったのですが、海の方に目をやるともう真っ白な霧しか見えません．．．．．ｏｒｚ

　定番の撮影スポットらしい、ヘアピンが連続する区間を見下ろす駐車場に着いても、






　う～ん、微妙．．．．．．．。



　少しガッカリしつつ、次の撮影スポットへ向かうことに。




　下りのワインディングロードを軽く攻めつつ、やって来ました。







　こちらも定番の撮影スポット。霧こそ晴れたものの、抜けるような青空と青い海での撮影を狙っていただけに、ちょっと残念でしたねぇ。それでも何十枚も撮影しちゃいましたけど。



　お腹も減って来たので、最寄りの 道の駅こどまり でランチタイム。




　各種の刺身と烏賊＆白身魚のフライがセットになった定食（￥１，１００）をチョイス。

　白身魚のフライが予想以上に美味しかった半面、刺身が（たぶん）解凍モノだったのはちょっと残念でしたね。価格を考えるとそんなモンかも知れませんけど。





　太平洋沿岸で育った人間にとって、海に沈む夕陽 は、永遠の憧れです（＾＾；



　その夕陽を見ることも無く、代わりに時折オレンジ色に鈍く光る貧乏ランプを眺めつつ、十三湖畔を通って弘前市まで行き、やっとＥＮＥＯＳのセルフスタンドを見つけて給油。大鰐弘前ＩＣから東北自動車道に乗り、岩手山ＳＡで小休止。






　ソフトクリームの乗ったコーヒーフロートを食べつつ、駐車場に目をやると、







　たぶん、三菱 プラウディア なんていう珍車が居たり、




　ＷＯＲＫエクセルを履いたこのＮＡロードスター、以前はウチのエリアに生息していた個体じゃないかと。市内の中古車店の店頭に並んでいて、売れたらしいところまでは押さえていましたが、久々の再会でした。ちなみに、近県のナンバーが付いていました。



　この後、さらに南下して陽が落ちる少し前に無事に帰宅。１泊２日約８３０ｋｍのドライブ旅行を終えました。






　あ、余談ではありますが、




　「家族を置いてひとり旅なんて、よく許してもらえたねぇ」　





　なんてお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、



実は 置いて行かれたのは私の方 で、





カミさんと２人の娘は、私が出発する前の日に






パスポートを持って ドコかに行っちゃっていたのでした（苦笑）

　汗だくになって辿り着いた階段国道のゴール地点。何枚か写真を撮影した後、照り付ける太陽の下でハガキや切手を出張販売していた郵便局の方を見付け、尋ねてみました。


「この近くに歌碑があるって聞いて来たんですけど．．．．」


　すると、「すぐソコですよ」 と指を差して教えていただいたのは、階段国道の看板から数十メートルほど右手。









津軽海峡冬景色


　今回の旅行の目的のひとつが、この歌碑を見ることでした（＾＾）

　歌碑の手前にある赤いボタンを押すと、石川さゆりさんの歌う 津軽海峡冬景色 が２番から最後まで流れます。事前にみんカラで得た情報では 『このボタンを押すのは勇気が要る』 なんていう記述もあったのですが、そんな心配をするまでも無く次々と訪れる観光客がバンバン押しまくっていて、自分は都合５回以上は聴きましたね（＾＾）

　ガキの頃に覚えた歌謡曲の中でもかなり古い時期の曲で、歌詞から浮かぶ情景が印象的なこの曲が、今でも大好きです。




　階段国道を歩いて降りてクルマに戻り、改めて歌碑の前へ。




　他の観光客が居ないタイミングで．．．．．．というのは、無理な願いでした。



　ついでに、すぐ近くの龍飛崎灯台へも行ってみました。






　かすかに、北海道が見えるような気がしました（＾＾；




　駐車場でも、青い空をバックに記念撮影。



　灯台を後にし、国道３３９号線 “竜泊ライン” を南下しました。

　朝６：３０に起床し、身支度を整えて荷物をだいたいまとめた頃、宿泊予約時に一緒に注文していた朝食が届いていました。
















　鶏飯の駅弁です。ホームのベンチに腰掛け、ブルートレインを眺めながら美味しくいただきました。パッケージの包み紙は、記念に持ち帰ることに。



　管理人の方にご挨拶をして、朝８時過ぎにチェックアウト。小坂ＩＣから東北自動車道に乗り北上。終点の青森ＩＣで降りてさらに北上しました。陸奥湾を眺める国道２８０号線松前道路を進むと、こんな看板を発見。



　道の駅の案内板なんですが、一番下の段の Ｏｈ！だいば にはどんな意味や意図があるのでしょう？何らかの方言かと考えましたが、ご存知の方がご覧になっていたら、教えていただければと思います（＾＾；


　国道２８０号線は、海沿いの漁村／集落を結ぶルートのようで、海のすぐ脇を通る区間が岩手県とは比較にならないくらい多いです。なので、こんなシチュエーションでの撮影も可能。






　空の青さと海の青さがサイコーでした。




　さらに進んで行くと、





　この日の目的地、龍飛岬へ。


　突き当りの漁港まで行ったんですが、どうやら事前に調べて行ったところとは違っていたようで、少し戻ったらこんな看板を発見！





　噂には聞いていた 階段国道 の入り口でした。せっかくなので、昇ってみることに。





　入口からしばらくは、民家の軒先を縫う感じの通路になっています。




　民家が無くなる辺りになって、やっと階段が現れました。




　前半はこんな感じのつづら折りで、後半は木陰の中を進んで行きます。そして、標高差約７０ｍ、３６２段を登り終えると




　階段国道をアピールする看板が立ち並ぶ、下り側の始点に到着。バイク乗りの方々は、この看板の前に愛車を停めて記念撮影をしていました。

　秋田県小坂町と言えば、





















　東北のジムカーナ界の重要人物のひとり、豊下社長の写真入りの幟旗。



　十和田湖高原ポーク桃豚 の故郷です。



　幟旗の向こうにある直営店ＣＯＭＯＭＯで教えてもらった焼肉屋さんに行きました。





　まずは生ビールを中ジョッキで。



　桃豚のバラ焼き定食をいただきました。とても美味かったです。

　こちらのお店、ブルートレインあけぼの の宿泊券を提示すると、会計から１００円値引きしてくれました。他にも特典が受けられるお店があるそうです。


　レールパークに戻ると、陽もイイ感じに落ちて何やら良い雰囲気に。







　夜になると、さらに良い雰囲気。





　こちらのブルートレイン、現役を引退した車輌とは言え実働状態にあるため、車内外の照明や空調設備等の電源は接続された機関車から供給しているようで、ディーゼルエンジンのアイドリングの音が一晩中聞こえます。ベッドも狭くて硬く、ビジネスホテル等とは比較になりません。公式ＨＰにも記載されている通り、快適さを求める方にはお勧め出来ませんが、少しでも興味のある方なら快適さを我慢して余りある宿泊施設だと思います。鉄道ファンなら他のアトラクションも含めて、より一層楽しめること間違いなしですしね。


　という訳で、ディーゼルエンジンの音を子守唄に寒過ぎるほど冷えるエアコンのスイッチを切ったり入れたりしながら、ぐっすり（？）眠ったのでした。

　Ｒ４５を北上し、途中から八戸久慈道路（無料区間）→八戸道→百石道路（有料区間）を利用。再びＲ４５からＲ１０２を通って、奥入瀬渓流を目指しました。



















　みんカラ内でドライブされた方の写真を拝見する機会が多くあり、ぜひ行ってみたいと思っていました。写真の腕は無いのでたいした写真は撮れませんでしたが、雰囲気だけでも感じ取っていただけたら幸いです。

　クルマで気軽に通れる渓流沿いのルートは緑のトンネルが続きますが、道幅は狭く見通しが悪いところも。加えて観光バスや大型トラックもバンバン対向して来ますし、至る所で観光客が歩いていたりレンタサイクルで走っていますので、細心の注意が必要です。自分は折れた木の枝（長さ約１メートル）を避け切れず、引っ掛けてしまいました．．．．．ｏｒｚ



　奥入瀬渓流を抜けると、そこは十和田湖。湖畔の南側のルートを少し走って、コチラのポイントで小休止。



　秋田県の田沢湖は盛岡市から近いこともあって何度も行っているんですが、十和田湖へ行ったのは初めて。今回は時間があまり取れなかったのですが、次に行く機会があったら、奥入瀬渓流も含めてもう少しゆっくりと観光したいですね。



　この後、樹海ラインと呼ばれるルートを通って、この日の最終目的地に到着。





　小坂鉄道レールパーク




　２段ベッドの寝台車（ブルートレイン）が駐車場のすぐ脇に停車していて、こんなツーショットを撮影出来ました。この直後、ブルートレインは動き出して、ホームの反対側に入線しました。



　この ブルートレインあけぼの 宿泊予約がうまい具合に取れたんです。





　宿泊券は昔懐かしの硬券が使われています。記載されている通り、個室のＡ寝台が取れました。




　ソファーの背もたれを倒してベッドにします。今回は使用しませんでしたが、格納式の上段ベッドもあり、２名まで就寝可能。決して広くは無いですが、車輌が現役の頃には高くて乗ることが叶わなかったＡ寝台を満喫しました。寝台車には小学生の頃、３段ベッドの２等車？に２度ほど乗ったことがあります。


　荷物を部屋に置いて、夕食を食べに小坂の街へ繰り出しました。