レクサスＣＴ２００ｈの試乗！

本日、ようやくＣＴ２００ｈに乗ってみました。

試乗コースは特別に指定されていません。
好きなコースを走ることができましたが時間的制約があるので十分な走行インプレを書けるほどの走りはできませんでした。まあ、当然と言えば当然です。レクサスとしてもボロが出ないうちに試乗を終えてもらいたいので一人当たり○○に制限したのでしょうかね(大笑)　もしかしたら経費節約のためかもしれません(笑)
写真はディーラーの広い駐車場で試乗開始するワイフです(笑)

このレクサス店は３００ｍほど走れば国道バイパスにつながるところにあり比較的立地条件はいいところです。

では、試乗インプレを

ジキル博士とハイド氏の性格を持っているＣＴ２００ｈですので。

まずはジキル博士(NORMALモード)を演じてもらいました。
団ヤの指示(予想)通りとても穏やかな紳士を演じてくれました。

次に、ハイド氏(SPORTモード)を演じてもらいました。　でも、これを演じるには舞台(高速道路)が準備できていませんでしたので演技力(馬力)は判明しませんでした。　ただ、やる気のほどは伝わってきますがごく普通の演技でした。　普通の舞台(街中)であれば十分な演技力でした。

追加で老人のジキル博士(ECOモード)を演じてもらいましたがまさに人生の酸いも甘いも知り尽くした老人を演じてもらった感じでした。　杖が必要かも(笑)
でも、私がいつも街中を走っている速度と同じなんで何の違和感もなかったです。団ヤは老人もといエコを愛する人だったんだ！　(苦笑)

このＣＴ２００ｈはもともと演技の基本(車体剛性)はしっかりしていますので、どんな演技(運転)にも耐えられるように映りました。　ただ、馬力ある演技は求められていないようです。

ところで、私の頭の中に「シャーシがエンジンに勝っている車」がいい車であるとの教えが残っています。
その教えから言えばこのＣＴ２００ｈはピッタリなクルマです。
できれば、ブレーキの性能＆感触を高めてくれたらと思いますがハイブリッドだから仕方がないと納得せざるを得ないです。
元々、現時点ではハイブリッド車(30km/L 燃費)にパワフルな性能を求めること自体おかしなことではないでしょうか？

私がハイブリッド車に魅力を感じたのは燃費と馬力のバランスがあることでした。
ですから、このバランスのチェックが試乗の目的でした。
本音は試乗された方々のこの車にはパワーがないカッタルイ加速でダメダメというコメントを見て本当にそうなのか確かめてみる必要も感じたためでした。

高速走行はしていませんが、普通(順法精神)に高速走行するのであれば十分な性能と思わせるパワーでした。　ダメコールされる方々は高速道路で１２０ｋｍ以上で走行したいのでしょうかね！　その法律破りのアウトロー(私も若い時には超アウトローでしたが・・・笑)には向かない車であることは間違いないです。

試乗した結果
順法精神のある方にはベストなクルマです。　ただ、デザイン的にはこの程度の走行性能ならスポーティにせず居住性を高めた大人のデザインであって欲しかったです(汗)
それと安全面から言って”加速力＆ブレーキ性能”はもっと高めるべきだと思いました。

まあ、完璧なクルマは作り難きですから、私的には、ほぼ合格点ですかね！
ただ、ダッシュボードのシボはいただけません。室内であれば分かりづらいですが一端外に出て日光が当たると安っぽいさが目立ちます。ＩＳのときにも指摘した箇所ですが一向に改善されていません。



ここで一言『人生経験豊かになってくると、どうも懐疑的にものをみてしまい”これがほしい～！”と言うワクワクするような気持ちの高ぶりがないです。　ただ単にこれ買いますで終わることが寂しいです。　カンバック青春(感動)！』


[追記]　WebCGの竹下元太郎さんがいいこと言っています。「CT200h」が愛されるクルマになれるかどうかである。愛されるクルマとは完璧なクルマと、必ずしも同義ではないと。　団ヤが思う「好き」になるのは簡単。　「愛する」のは難しいと。　愛するには包容力が必要だと思う。　つまり、CT200hには欠点も多くあるがそれに我慢できるかどうか？？？