南牧ドロミテ立岩 東立岩南壁 登りました～(*^^)v

さあ、今日は東立岩登攀です～(*^^)v
東西立岩のプランの中で、最も短く容易そうな
東立岩南東壁。
帰りに明日登る予定の西立岩南東壁基部を西稜末端まで偵察する計画です。



一般登山道を登っていくと、立岩の大岩壁が見えてきます。


登山道が西立岩と東立岩の間のガレルンゼに入り込む手前で、東立岩の岩壁基部を南に向かってトラバースして行きます。


結構急斜面だったり、バンドをトラバースしたりしますが、獣の踏み跡は有りました。


しかし～
登り口が良く分からず、岩壁基部を南へ南へとトラバースして行き～
現在位置不明のままに登り始める事に。

今迄体験したことが無い程、極端に岩が脆く・・
簡単そうに見えるたどん岩のフェースをリッジに上がろうとすると～(*_*;
50%は剥がれたり砕けたりして、恐怖で後戻りです。

岩をホールドにせず、出来る限り灌木や藪を掴んで登ります。


全体的には藪/灌木の多い壁で、獣と思われる踏み跡が有るバンドが交錯していて、容易ではありますが・・
バンドが切れ藪の無いたどん岩のフェースに出ると、岩が脆すぎて登れません。
仕方なく直上したこの一手のみ、極端に難しく・・

アイスハンマーを土にぶち込み強引に越えました。Ⅳ A0です。

壁を登り切り、稜線に上がると星尾集落が眼下に～(*^^)v
あれれ・・なんか違う(*_*;

計画では南東壁の弱点を突いて登るつもりでしたが・・
登ったのは、東南稜の末端近くの南壁の様です。
登り切って初めて現在位置が確認できるというお粗末・・

東南稜を少し辿ると、東立岩の頂上です。
そして、眼前に西立岩の大岩壁～(*^^)v

翌日、この岩壁にルートを開拓しようなんて考えていましたが・・
今日の岩の脆さから、この傾斜の岩登りは不可能(*_*;
戦意喪失です～

気を取り直して展望を楽しみました。
遠く北アルプス槍穂の稜線が美しいです(*^^)v



登ったのは、麓からの写真で↓こんな感じかな～


ドローン空撮動画の静止画だと、こんな感じかな～


↓ヤマレコに地図を含め、詳細な記録有ります。