2017年02月22日
手段と目的と優先順位
2月18日(土)のズミーさんとこの練習では
これまでになく勉強になることが多々ありました。
まずはサイドターン
サイドを引くタイミングと引いてる時間、引く強さ
ズミーさんとオオエ先生が基礎練コースの入口に陣取っていたので
アドバイスを乞うたところ、お二人口を揃えてサイド引くのが
早すぎると(。>д<)サーセン
多少の自覚はありましたが。
引き続きサイド特訓するも上達の気配のないロドンパ(。>д<)
しばらくしたら見かねたオオエ先生にこう言われました。
まずはグリップで全部曲がるつもりで進入してみ?
で、横G感じたらサイドを短めに引く
。。。?
やってみたところ
フットブレーキでの減速で十分に前荷重する、
グリップのつもりでサイドに気をとられない
曲がりやすい姿勢からターンインしつつサイドを引く
書くとこんだけのことですが(´・ω・`; )
ダメなとこがとてもハッキリした気がしました。
一番大事なフットブレーキでの減速が実に疎かでした。
ここでしっかり前荷重して適切なリリースとステアの
切り込みがあれば、それだけでもロドスタはよく曲がる、
ステアだけでは回りきれず距離をロスするからサイドをキッカケに
回転半径をさら小さくしてアクセルで出口に向ける
こちらは書くとちょっと長いですね(´・ω・`; )
自覚はありましたがサイド必須の区間でヘマすると大きくタイムロス
するので、どうしてもサイドターンを成功させることに意識が向いて
いたと思います。
でもその前にやるべきことをキチンとやってたのかと。
踏めるとこまでキッチリ加速する、フットブレーキでしっかり減速、
前荷重でターンインする。
サーキットだとわりと自然にそういう操作をしてコーナーを
抜けていくわけですが、ジムカだとそこにサイドとクラッチの
操作というオマケがつく。
そこに気を取られるあまりに、本来サイド引く前にやるべきことを
きちんとやってなかったのではないか、と。
経験豊富な方には当たり前かもですが、オオエ先生の
グリップて曲がるつもりで進入、というアドバイスは
自分にとっては凄く勉強になりました。
そういう発想がなかったので。
あるターンをさっさと終わらせて少しでも早く加速するための
手段としてサイドターンという技術を用いるのであって、
サイドターンを小さく決めるのは決して目的ではない、
最終目的はトータルタイムを縮めること。
サイドターンに気を取られて手前の加速がヌルかったり、
減速がユルユルだったり、それで前荷重が足りなくて
曲がりにくかったり、は本末転倒。
やるべきことの優先順位が間違っていたらしい。
わざわざ記すと恥ずかしくなるくらい当たり前のことなのですが
いざ走るとその当たり前が出来てないんですよね(・・;)
何を問わず、自分の意識や行動が変わるキッカケになる言葉と
いうのが、どなたでもあると思います。
今回のオオエ先生の「グリップで曲がるつもりで」という言葉は
自分にとってのそういう言葉になりました。
オオエ先生、ありがとうございました。 練習頑張ります。
もう1つはコーナーで減速しすぎないこと。
と書くと語弊があるかもですが。
特に筑波あたりのパイロンジムカだと、初心者のうちはとにかく
最短距離走っとけばそこそこのタイム出る、みたいな。
自分もそう。
でも当たり前ですが距離が長くても車速重視の区間もある。
ジムカの永遠のテーマだそうで(^_^;)
昨年までの自分は初年ということもあり、とにかく最短距離を走る
ことに注力していた気がします。無難ですし。
結果としてメリハリがなく、高めのギアのままスムーズに行けば
行けるトコもわざわざ1速に落として小さく回り、シフト操作の
回数増、車速のらない、な感じでした。
タイムも自分なりのレベルですが、思うように伸びませんでした。
今回の練習では午後のコース計測でそのあたりを変えるべく
新たな試みをしました。
少し位オーバーランしてもいいから(ホントは駄目ですが)
とにかく昨年までよりコーナリング速度を高くすること。
高いコーナリング速度を保てるような組み立てをすること。
軽カー勢ほどは車体が軽くないからコーナリング速度で
頑張りすぎても駄目
かといってハイパワー勢ほど立ち上がり加速重視のラインでも駄目
ロドスタはよく言えば軽カーよりはパワーある
ターボ勢よりは軽い
バランス良い
悪く言えば決定的な長所がなく中途半端
そんなことも含めたうえで愛車の良いトコを最大限引き出して
あげるようなドライブって何だろう?と。
ビ筑で優勝を狙う(クラスにもよりますが)には全般的に
昨年までよりコーナリング速度重視のラインで車速維持、
サイドターンは小さく回るのも重要だけど、
そこに気をとられすぎない、
の2点を午後のタイム計測の最重要課題としてみました。
結果としては現時点で十分に納得できるタイムが出ました。
ただし4本目と5本目の話です。
本番想定で2本目かせめて3本目までにガツンと良いタイム出す
ことはできませんでした。
ジムカはビ筑みたくオマケ練習あっても3本目までには
結果出さなくてはなりません。
そこが厳しくも面白いからハマっているのですが。
一方で4本5本目にもなると、1年前までは全く話にならないくらい
タイム差のあった先輩たちの背中が少しだけ見れた気もしました。
この1年で目標とする人たちが何人もできました。
目標になる人がいるのは本当に励みになります。
練習の最も遅いタイムが本番のベストタイム。それが実力。
1年足らずの経験しかありませんが、本当にそう思います。
練習頑張ります。
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ジムカーナ | 日記
Posted at
2017/02/22 21:32:24
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