運転席のリクライニングを動かすと『カタカタカタカタ』と異音がしていたので交換しました💡負荷が掛からないようにリクライニングを倒すときは体重をかけないように倒してましたが逆に体重を掛けて倒すとこのカタカタ音はしませんでした💦
部品取り用のリクライニングモータを用意しました💡
●純正品番85820-30150
今回も部品取りを持っていたので助かりました🎵
では作業に入ります💡
まず運転席シートを車外へ出しパワーシートのリクライニングモータの付いてるカバーを外します。(ネジ×3)
外した状態💡
リクライニングモータのカプラを外します。本革シート仕様には標準でメモリーシート機能が付いてるのでたくさん配線ありますがリクライニングで使用する配線は右側の赤線と緑線の2本です💡
取り出したシートを車外からリクライニング電動機能を使いたいのでカプラに赤線と緑線がわかるようにマジックでマーキングしておきます💡
マーキングしたら精密ドライバを使用し、コネクタを抜いていきます。カプラの端子コネクタに抜け防止でフック(正式名称はランス)が付いてるのでこれを外して端子を抜きます。少々コツがあります💡
端子が抜けた状態💡
車輌側のカプラも抜きこちらも色がわかるようにマーキング💡
ちなみにこの間取り付けていたのは予備の運転席シート(前期MS137)です💡前期でも後期でもメモリー機能装着車(L1パッケージ、L2パッケージ本革仕様)以外はみんな同じです💡
標準仕様パワーシートのシートワイヤ品番
こちらが本革仕様(L2パッケージ)またはL1パッケージ、マイコンパワーシート機能付きのシートワイヤ品番になります💡
車輌側カプラから配線を取り付け車外シートのカプラに配線取り付けて車外からリクライニング機能を動かせるようにしました💡
リクライニングモータを交換するにあたりモータ側とそれをシャフトで反対側に伝えて逆側も一緒にギアが回転しリクライニングする仕組みになってます。よってモータ側だけ交換すると反対側の角度がわからなくなってしまうのでそれを避けるためリクライニングを全起こしした状態にしておきます💡
部品取り用のモータも車輌側カプラに直接繋ぎ全起こし状態にしておきます💡
全起こし状態の部品取り用モータ
この回転する所とモータASSYに白い印が付いてますがずれています。(全起こし、全倒しにした時に合うものではありません)実際予備シートも全起こしして確認しましたが、ずれてました。
次にフロントシートバックボードを取り外します💡
キャップが付いてるので外しますが傷付けないように細心の注意が必要です❗
キャップを外すとネジが付いてるので左右外します💡
取れました💡
開けるとホグリング(シート表皮を固定している金属のリング)がたくさん付いてます💦
この状態からリクライニングモータがお目見えしてます(笑)
ホグリングを外していきます❗正確には外すではなく破壊してます💧
見える箇所のホグリングは全て取り外します❗
結構外しました❗
そしてモータASSYは座面横2箇所、シート表皮捲った所に2箇所の計4箇所で固定されています💡
14のソケットで取り外します❗
あまり捲っていると革に変な跡が残ってしまうので素早く作業💡
それと先にシートバックサイドサポート機能を一番キツい状態にしておきます💡
最初モータ側(右側)だけ外せばイケると思ったのですがこのシャフトの部分が抜けず結局左側もバラし💦
左側も外すにあたってはこのシートバックサイドサポートのダイヤルも外さないといけません。金属のピンは指で取れますが外れると同時に飛んでってしまうので紛失に注意です。また外れたピンはこの状態にして最後に嵌めます❗
バラバラ事件(笑)
ようやくモータASSYからシャフトが抜けました💦
取り外したモータ
●純正品番85820-30190(本革仕様)
取り付けるモータ
●85820-30150(標準仕様)
モータ品番微妙に違いますがポン付け作動OKです❗本革仕様はメモリー機能の配線がモータASSYに多く取り付いてたくらいで他は変わり無いと思います。
復旧作業を行います💡
先程全起こしした状態から電動で少し動かし白い印が合うようにセット❗この時左右同じ位置に印が来ているか確認❗合っていれば左右同じ起き方、倒れ方をするのでシートがねじれることはありません‼️
全倒し、全起こし問題ないか、異音、ぎこちない動きをしてないか数回動かして確認❗
問題ないようなら更に戻していきます❗
捲れた表皮を再度固定していきますがホグリングなんてないのでタイラップで❗❗(爆)一応本革に合うようにベージュもチョイス(笑)
気を遣ったベージュのタイラップは幅が太く上の3箇所のみに使用💦
シート表皮をタイラップで戻し終わりました💡
あとは車輌に乗せるだけですが、、、
ついでに断線しかけてたシートベルト配線も補修💡
完成❗黄色いテープはどっちがどっちの配線かわからなくならないようにするため💡
シートベルトも装着完了❗
せっかくシートを外したのでシートを裏返しスライドモータ、リフタモータをグリスアップ✴️✴️
車体に乗せて再度全ての電動機能の動きをチェック❗当たり前ですが異音もなくなりすべてスムーズになりました🎵
もちろん、フロントシートバックボードを戻せばタイラップは見えません(笑)
外したモータの異音の原因を調べて見ました‼️この2箇所を外すとモータが外れます(今回モータは怪しくなさそうでしたので開けませんでした)
この3箇所を外すとギア内部が見れます❗
とても固く、ネジが舐めたら終わりなのでインパクトドライバ登場❗
パッカーンしました(笑)白いところは少し前に自分がシリコングリースメイトを吹いたからです💦
丁寧に一度掃除したのちシリコングリースメイトでグリスアップ💡
ですがイマイチ異音は解消されませんでした💦とりあえずは保管しますが車輌側のモータ交換が無事に終わったので良しとします🎵🎵
おさらい
今回の部品取りシート背凭れ部分💡(JZS131)
これがあったおかげでスムーズな作業が出来ました❗
この駆動させてるシャフト、前期と後期で造りが違いました💦(モータ品番は同じ)
シートバックサイドサポートが一番緩い状態。(一番閉じてる状態)
ダイヤルを右に回すとキツくなります。
一番キツくするとこれだけ開きます。モータASSYは手前に取れるわけではなく真下から取り外しますが揺さぶりながら取り外すのでこの方が融通が効いて作業性は上がります❗
モータから反対側に伝達するシャフト(黒いのはシャフトカバー)
シャフトカバーの中に金属のシャフトが入ってます💡
ちゃんとギアになっています💡
モータ側(右側)ギア
左側ギア
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Posted at
2022/03/04 23:54:14