
クルマが不動状態で故障中の間に行ったブログになります。クランクプーリー部品到着までの間にセンターコンソールのリアコントロールユニット周辺の浮きを補修しました!
画像の様に必ずと言っていい程ここはパックリ捲れます(汗)
他の車輌を見てもご覧の通りの状態。
こちらは前期のコンソール。でも前期は捲れないんですよ。前期のが古いのに。経年劣化とはでなく元々の造りの問題だと思います。
補修するにあたり、まずはセンターコンソールを取り外さないとお話しにならないので取り外します。
手順としてシフトパネルをまずは取り外し。こちらは爪のみなので内張り剥がしで外します。
シフトパネルを外すとネジ2本あるので取ります。
シフトレバー下の内側のネジ2本取ります。外側のネジはスプリットオープンコンソールボックスのネジなので外さなくて大丈夫です。
そしてコンソール後方にネジ左右あるのでシートを前に移動させて取ります。
6本のネジを外したらコンソール自体は外れますが各種配線のカプラーがあるので外します。(リアパワーシートリターンスイッチ、リアエアコン、リアオーディオ、シガーソケット、コンソール内の麦球カプラー)コンソールを持ち上げて取り出すのでシートやシフトレバーにはクッションを敷いたり養生したほうが無難です。
単体にしたら部屋に持ち込みアームレストも作業の邪魔になるので取り外します。
これで補修作業の準備が出来ました。
まずはリアコントロールパネルを外して(爪のみで留まってる)精密ドライバのマイナスを使って捲れてる所周辺のグズグズになったスポンジを取り除いていきます。(元々の接着剤が剥がれて固くなって捲れてる感じ)スポンジカスが大量に出てくるので汚れてもいい作業着で外で作業したほうがいいです。
グズグズのスポンジを除去するとソフトパッド表皮のみになってとても柔らかいです。この作業だけで最初の状態よりかなり良くなりました。
下側も少し捲れてたのでこちらもある程度スポンジを除去した後、ロックタイトの接着剤を塗布。
接着するまで手で押さえてるわけにはいかないのでダイソーで購入したC型クランプ!これが1つ100円で買えるんだから素晴らしい!!50㎜のクランプを4つ購入しましたが実際使ったのは2つでした!
真ん中あたりが捲れかけてたので中心にクランプを固定!ダイレクトにクランプを掛けると痕が着くため前に実家から出てきた昔のチームプレートを当て板代わりに使用(爆)
一晩固定させたら次は左右の捲れ対策。ここもスポンジを除去したのでその分接着面と接地面にクリアランスが結構できてしまったのでここは接着剤ではなく穴埋めの意味でもシリコンコーキングを使いました!
左右のクリアランスにシリコンコーキングを充填したら今度は200㎜のC型クランプを使用!これはさすがにダイソーに売ってないのでジョイフルで1つ1500円程で購入!一応2つ購入しましたが実際使ったのは1つでした!
コンソール本体を挟む形でC型クランプを使用!クランプとコンソールの間に2枚のチームプレート挟んでコーキングが乾くまで固定しました!
一晩固定してクランプを外したら完成!!バッチリ捲れは補修されました♪シリコンコーキングは隙間も埋めてくれるし接着もして柔軟性も出るので乾燥しても手触りは純正のソフトパッドと同じような感触です!
作業が終わったら復旧作業です!まずグズグズのスポンジカスが着いてるのでキレイに拭き取り!
アームレストも単体にしたのでオートグリムで手入れ♪
アームレストを元に戻します。
コンソール本体先端が少し剥がれてかけてたのでついでに補修接着して一晩固定!
車体に戻して取り付けたら作業完了です!!
後ろなんて誰も乗らないし誰も気付きませんがドレスアップだけでなくこうゆう所にも拘っていきたいですね!前々からやりたかったのですがようやく着手しました(爆)
作業難易度よりも接着剤の乾燥待ちで取り外し~補修作業~復旧作業で4日程掛かりましたが満足です!恐らく二度と捲れることはないと思います!
おまけ
13クラウンのハードトップでセーブル内装はダッシュボードの浮き捲れ、リアトレイパッケージの色褪せとこのコンソールの捲れは鬼門ですね。
2017年6月リアトレイパッケージの色褪せ補修完了!
2020年11月ダッシュボード浮き対策完了!
~つづく~
Posted at 2024/11/21 09:00:35 | |
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