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こちらのお花、











花の名前は『ロウバイ』。











ロウバイは

中国が原産の植物で、

日本には江戸時代初期に

伝わってきたのです。











雪の中でも咲くことから

ウメ、スイセン、ツバキと共に

「雪中の四花」

として尊ばれる冬の花でした。


また古くから日本の文化にも

馴染んでいて、

小寒から立春までの

「晩冬」

の季語でもあるのです。













そんなロウバイの花名の由来は

半透明でツヤのある花ビラが

まるで蝋細工のようであり、


臘月(ろうげつ・旧暦１２月)に

花を咲かせることから

「蝋梅(ロウバイ)」と

名付けられたとイワレています。













ちなみにロウバイは、

どちらかと言いますと

開花期以外は目立たない花木です。


しかしながら他の花木に先駆けて

新春に香り高い花を咲かせる存在として

愛されてきた花でした。













ロウバイの花言葉、


それは『慈愛』です。











では本日も


ある方の言葉を添えて


終わりにしたいと思います。













その方とは、



イギリスの詩人・画家


『ウィリアム・ブレイク』氏です。



それでは、ご紹介します。








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慈悲は


人間の心を持ち、



憐憫は


人間の顔を持つ。



愛は


人間の聖なる姿であり、



平和は


人間の衣装である。




※憐憫(れんびん)とは、

かわいそうに思うこと。あわれむ気持ち




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おわり