2018年02月19日
こちらのお花、
花の名前は、
『スイートアリッサム』。
スイートアリッサムの原産地は
地中海沿岸部になりますが、
いまや世界の温帯の広い地域で
帰化している植物です。
スイートアリッサムは草丈が低く
這うようして広がりながら
白色の細かな小花が、集まって花開きます。
その白花からは、ほんのり甘い香りが漂い
気持ちを和ませてくれるのです。
スイートアリッサムは
本来は多年草の花ですが、
高温多湿の環境に弱いため
日本では夏場に枯れてしまいます。
そのようなことから日本では
「一年草」として扱われている花でした。
そんなスイートアリッサムの花名の由来は
「スイート(sweet)」が甘い香りで、
「アリッサム(alyssum)」が
アリッサムに似た植物、です。
ちなみに、その「alyssum」とは
ギリシャ語で否定の意味の「a」と
狂犬病の意味の「lyssa」を足した
「狂気しない(alyssum)」という造語で、
昔、アリッサムに似た植物が
狂犬病の治療に使われていたことから
名付けられたとイワレています。
そんなスイートアリッサムの花言葉は、
『価値あるもの』です。
では本日も
ある方の言葉を添えて
終わりにしたいと思います。
その方とは
ヨーロッパの医師・錬金術師
『パラケルスス』氏です。
それでは、ご紹介します。
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(すでに持っているものが)
価値があるものなのに、
それを無視して
もっと良いものを捜していると、
すでに持っているものを
無くしてしまうことがあります。
しかし、良いものを
しっかりとつかんでおけば、
たとえ、より良いものが
見つからなくても、
良いものは
いつも手元に残ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おわり
Posted at 2018/02/19 20:08:35 | |
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