メーカー/モデル名 | マツダ / フレアクロスオーバー ハイブリッド XT スペシャル_4WD(CVT_0.66) (2021年) |
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乗車人数 | 1人 |
使用目的 | 通勤通学 |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
4
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満足している点 |
・ひと昔の軽を思えば格段に進化した目に見えない部分 ドアを開けた際のドアハンドルのしっかり感(特にアウター側)、室内の静粛性(こんな形ながら風切音対策も良くできています)はひと昔の軽どころか普通車A〜Bセグメントの車すら凌駕していると思います。こういう部分が所有満足度を高めるんですよね。 この点を以て初代のオーナーに「最早これ高級車じゃね!?」と言わしめた程です。 ・軽のサイズでそれなりに使えるAWD さすがにジムニーと同等まではいきませんが、ヒルディセントコントロール・グリップコントロール・スノーモード付でそれなりに走れるのは素晴らしいです。 実際に私の居住地では年に数回積雪がありますが、AWDのお陰で無事に帰れる(実際に危なげなく帰った事複数回)のは心理的にも安心です。 ・燃費至上主義からの脱却 ハスラーを含めた初代デビューの時代は、特に軽含めた小型車に顕著だったと記憶していますが「燃費の為なら他は犠牲にしていい」と言わんばかりの極めて歪な状態でした(高すぎるタイヤ空気圧設定、走りの質感を大いに損ねるパワステ設定など)。 そんな時代を過ぎて、改めて車としての基本性能を追求ができるようになった時代の設計ゆえに1年程度で売り飛ばす事なく3年経過しました。 ・充実した装備 ハスラー・フレアクロスオーバー共に全ての仕様で前席シートヒーター、ヒーテッドドアミラーが標準装備です。さらにスペシャル系(≒Jスタイル)は2トーンのボディカラーに専用内装(※個人的に好みの内装色でした)、ルーフレール・全面UV&IRカットガラス・エアコンにナノイー追加でベース車に対し+4.4万だったか、とにかく超お買い得で、なおかつターボAWDで検討していたのでXTspにしました。 |
不満な点 |
・ブレーキの貧弱さ とりあえずターボAWDの純正状態に関しては(※他の仕様や同一プラットフォームの兄弟車種はまともに乗ってないのであまりコメントできません)、ペダルタッチがあまりにも軽くコントロール性など皆無、そしてペダルストロークの半分辺りからようやく効き始めるけど制動力自体も心許なく危険が危ない といった代物でした。 ・突き上げの酷さ スムーズな路面を走っている際はいいですが、飛び出たマンホールや荒れ気味な路面の際の突き上げは尋常ならざるもので、正直フォークリフトと大差ないです。 ・せめてこれくらいは…な話 当車両は軽自動車としては車格が上の部類になるかと思います。せめて前だけでも最初から時間調整式間欠ワイパーにして欲しかったところです。 なお製造メーカー(Sズキ)としても察したのか、1度目のマイナーチェンジにて最廉価仕様以外は標準装備になりました。 その他、いくらOEM車両とは言え一応はマツダ車で、しかも車名など各書体が統一されているにもかかわらずあのHYBRIDエンブレムは雰囲気ブチ壊しで画竜点睛を欠くと私は思った為、納車2週間でマツダ仕様のエンブレムに換えました。 考え方としてはライズ(HYBRID SYNERGY DRIVE)/ロッキー(e SMART HYBRID)のハイブリッド仕様と同じやり方です。 ・OEMの悲しい性 供給されている側ゆえに制約がどうしても出てきますが、購入時点ではボディカラーがハスラーJスタイルが8色に対し、フレアクロスオーバースペシャル系は3色だけでした。 さらにNA・FF(XSsp)かターボ・AWD(XTsp)のみの設定で、購入検討時点では誤植かと思いました。さすがに現行新車のZS・ZT(≒タフワイルド)ではそのような制約はなくなりましたが。 ・エアコンの操作性 見た目はスッキリしてますが、温度と風量以外は直感的に操作できません…ここは次期モデルにならないと根本的には改善されませんね。 ・気まぐれなマニュアルモード付CVT 20km/h以上にならないと2速に入らない(※一応これは仕様ですので、まだいいとして)・5速で60km/hあたりで走行中に6速に入らない時があるかと思いきや似たような条件でテキトーに走ってたら7速まで入ったりする といった具合で、理解に苦しみつつ困惑します。そんなわけで基本的にシフトダウン時(これが想像以上に使える)にしか使わず、加速したいならPWRモードで事足りるような状態です。 Dレンジで走る分には、過去にCVTで感じていた不満点はありません。 ・燃料タンク容量 近年のスズキ製軽自動車はだいたい27lしか入りませんが、30lは欲しいですね。 |
総評 |
平たく言えば「大径タイヤを採用し、車高を少し上げたボクシースタイルなワゴンR」ということで、基本的な使い勝手はワゴンRそのままです。 このパッケージングの為かハスラー含めて見ない日はない程に走っており、意外にも年輩の方も乗られてる印象がありますが、老若男女問わずフルノーマルで乗るも良し・カスタマイズするも良しで毎日使える1台と思います。ただし、さらに快適に乗ろうと思ったらブレーキと足回りの改善を行うだけでもかなり上質な車に仕上がることでしょう。それくらいに素質の良さを感じます。 |
デザイン |
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初代の愛くるしさに対しての現行の「ちょっと成長しました」なタフギア感、これも好みです。
なお2トーンの場合、前後のバンパーガーニッシュは初期の2年はメインカラーと同じ、それ以降は2トーンのアクセントカラーと同じ(スペシャル系も含めて)ですが、初期のスペシャル系はここがボディカラー問わずシルバーとなります。その名の通り特別感を演出する意外と大きな部分ですね。 |
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走行性能 |
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パワートレインは本当に不満がなく、低中回転を得意とするターボエンジンの特性も相まって絶対的には速くないものの体感的には遅く感じません。
軽についてはターボ有り無しで必ずと言っていいほど論争の話題になりますが、私の考えとしては『価格最優先とかNAでも何ら問題ない使用状況・車種ならNA。そうではないならターボ』です。私の場合は過去の経験上と実際の使用パターンでは販売店に持って行くのにひと山越えますので、この車に関してはこの時点でターボ一択でした。いくら最近の軽NAがよく走るようになったという話はあっても、同じ車種のターボ付に全ての場面において動力性能で勝る場面は基本的にはありませんので。 それから電動パワステですが、普通に乗ってて思わず舌打ちしたくなるような場面はこの3年間で見受けられませんので、ストレスなく乗っていられます。パワーアシストも適度な重さです。車種問わずここがダメだと乗ってて気持ちよくないんですよね。 コーナリングに関しては、サスの伸び側ストロークがそれなりにある為か、初期ロールスピードこそ速めですがそこから簡単に破綻しないようです。まぁコーナリングオタク向けの車ではないですけどね。 |
乗り心地 |
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不満な点に大雑把に書きましたが、とにかく突き上げの酷さです。リアはまだI.T.L(トレーリングリンク&ラテラルロッド付のホーシング)でそこそこの重量物が踊るのでまだわからなくはないんですが、フロントはストラット式、しかも一応はSUVと考えるとオイオイ…と言いたくもなります。
恐らくは、背高のパッケージングで横転を抑制する狙いで縮み側のストロークを許容範囲限界まで減らしたのが一因ではなかろうかと推測しています。 |
積載性 |
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4人フル乗車(※年に5回はないです)だと荷室は狭いですが、この辺りは軽の規格上致し方ない部分です。
それでもサブトランク・助手席下の収納スペースで荷物によっては何とかなり、小物類の収納は豊富にあるので1〜2人で乗る分には何の問題もありません。 |
燃費 |
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普段使い(渋滞ありの通勤)で最低12〜最高16km/l、今までの最高記録が高速込みでの遠出で20km/lでした。軽としては重めでAWDと考えたら悪くはないと思います。とりあえず10km/lを下回った事はないです。
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価格 |
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10年前だと新車の軽を買う際に総額で200万を超えることはあまりなく、そもそも車両本体だけでも200超えはレアだったと思いますが、近年ではさまざまな要件があり全く珍しい話ではなくなりました。
物価と税率(消費税)の高騰、各種安全装備をはじめとした装備群の義務化 及び商品性向上に伴う標準装備化(あるいはメーカーOPにて選択)、電動化など、今のところ価格が上がる要素がたくさんあっても下がる要素がなかなかないのが現状です。 |
故障経験 | 新車から3年ほど乗ってきて故障は全くなく、日本製の面目を保っています。 |
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