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MINI原人のブログ一覧

2016年12月16日 イイね!

MINI原人謹告: Get a NISSAN NOTE e-POWER X

MINI原人謹告: Get a NISSAN NOTE e-POWER X懸賞生活に新発売の日産 NOTE e-POWER X が当たる懸賞が出ているゾ。 日産新潟会の主催だが、日本全国どこからでも応募可能のようだ。ただし、当たったら新潟での雪路の試乗を行いTV取材に応じなければならないよ。



e-POWERはエンジンで発電するが、エンジン駆動力は利用せず、モーター駆動のみで走る。

おかりしました。

とても魅力的な車だ。原人も応募するぞ。 みなさんもふるってどうぞ。

直接応募したい方はこちら。締切は12月18日です。急いでね。
Posted at 2016/12/16 13:29:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月16日 イイね!

MINI原人冬の生活 Lumière de la neige après tempête de neige

MINI原人冬の生活 Lumière de la neige après tempête de neige雪がしんしんと降る季節になった。留萌の冬はシベリアのように厳しいが、部屋の中は暖かい。雪が止み、月が出た夜は、雪明りがほのかに青白く光り美しい。
そんな情景を原人の故郷でもある小樽で活躍した作家、伊藤整が「詩集 雪明りの路」で描いているのでご紹介しよう。






  雪夜

 あゝ 雪のあらしだ。
 家々はその中に盲目になり 身を伏せて
 埋もれてゐる。
 この恐ろしい夜でも
 そつと窓の雪を叩いて外を覗いてごらん。
 あの吹雪が
 木々に唸って 狂って
 一しきり去った後を
 気附かれない様に覗いてごらん。
 雪明りだよ。
 案外に明るくて
 もう道なんか無くなつてゐるが
 しづかな青い雪明りだよ。
   
                    おかりしました。


  山に來た雪

 山々に雪が降つた。
 松林の闇に白くうつつて
 さらさらと冷たい
 眞白な こまかい生命たちが
 山膚に雪となつて 谷を埋めておりた。
 戀びとよ 約束を今日はどうしやう。
 おまへが赤い襟巻のかげから
 紫の目を輝かしても
 あゝ 山々に白く 肌につめたく
 とほくから
 雪がこの國にやつて來たのだ。
 戀びとよ 目と目だけを
 二人胸をおどらして おどらして
 燃えるやうに見合はせてゐやうね。
   
                    おかりしました。


  月あかりを窺ふ

 さらさらと降る雪に
 わたしの夢は足どり軽く
 ないて しのんで行かうとする。
 吹雪が過ぎされば
 後には
 ほつかりと月が明るむし
 私の寝床は暖く
 ゆめは
 ひとの情を まさぐり うかがひ
 つま先軽く膚身をひそめ
 また昨夜の續きを尋ねてゆかうに。
 吹雪は粉になつて道を埋め
 明るい月が林に出れば
 思出がまた泣き乍ら
 去つた戀を嘆いて 捜してゆかうとする
 あゝこの雪夜には
 月がほのかな便りになるのです。
   
                    おかりしました。


 おかりしました。

小樽市ではこの伊藤整の詩集にちなんで、「雪あかりの路 小樽」という雪のライトアップイベントを2017/2/3(金)〜2/12(日) 17:00〜21:00に行うゾ。 北海道に住んでいるひと、旅行で来た人は是非ロマンチックな体験をしてみてください。


Posted at 2016/12/16 18:26:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月15日 イイね!

MINI原人懸賞当選 Vincitore del premio non è sempre felice 11

MINI原人懸賞当選 Vincitore del premio non è sempre felice 11MINI原人の家のチャイムを配達人がまた2回鳴らした。 この配達人は「○×▲のキャンペーンに当たったようですよ」と陽気に笑顔で配達するひとだ。 小さな箱である。 おそらく残念賞だ。






Wチャンス賞の地中海塩セットだ。1等賞はフレンチグルメ(フランスのチーズセット)だったのに残念。 でも地中海の塩をサラダにかけて、地中海の潮風の香りをいただきましょう。

おかりしました。

「懸賞当選」関連ページ:
懸賞当選 1(2016.09.22 松岡修造等身大タオル)
懸賞当選 2(2016.10.01 P&G商品詰め合わせ)
懸賞当選 3(2016.10.09 特茶)
懸賞当選 4(2016.10.14 千疋屋フルーツ)
懸賞当選 5(2016.10.30 みそラーメン)
懸賞当選 6(2016.11.12 石狩鍋セット)
懸賞当選 7(2016.11.12 クオカード)
懸賞当選 8(2016.11.20 ビール・生茶)
懸賞当選 9(2016.11.26 洗顔ソープ)
懸賞当選 10(2016.12.03 愛猫クッション)
Posted at 2016/12/15 19:10:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月15日 イイね!

MINI原人の英詩鑑賞 First Love by John Clare, A romantic poet

MINI原人の英詩鑑賞 First Love by John Clare, A romantic poetもうすぐクリスマスですね。  12月11日12月13日のMINI原人の英詩鑑賞で紹介したイギリスロマン派詩人ジョン・クレアは晩年に、少年時代に経験した初恋の心情を描いているのでご紹介しましょう。
 この詩はクレアの詩の中で、本国イギリスでも最も人気の高い詩のひとつです。

あなたはこんな衝撃的な恋におちたことはありますか?
なければクリスマスまであと少し、がんばって恋活してください。

おかりしました。

First Love       John Clare

I ne'er was struck before that hour
    With love so sudden and so sweet,
Her face it bloomed like a sweet flower
    And stole my heart away complete.
My face turned pale as deadly pale,
    My legs refused to walk away,
And when she looked, what could I ail?
My life and all seemed turned to clay.

And then my blood rushed to my face
    And took my eyesight quite away,
The trees and bushes round the place
    Seemed midnight at noonday.
I could not see a single thing,
    Words from my eyes did start—
They spoke as chords do from the string,
And blood burnt round my heart.

Are flowers the winter's choice?
    Is love's bed always snow?
She seemed to hear my silent voice,
    Not love's appeals to know.
I never saw so sweet a face
    As that I stood before.
My heart has left its dwelling-place
And can return no more.


Youtubeの朗読((https://www.youtube.com/watch?v=NxKxgraE0iA)からおかりしました。

英文を見ながら聞くといいでしょう。

初恋       ジョン・クレア (森松健介訳)

それ以前には、ぼくはそれほど突然の愛、
  それほど甘美な愛に打たれたことがなかった。
彼女の顔は、美しい花のように咲き、開き
  ほくの心を完全に盗み去ってしまった、
ぼくの顔は青ざめた、死人のように青ざめた、
  両脚は歩み去ることを担否してしまった、
彼女がこちらを向いた時、ぽくに何の不満があり得たろうか、
だがぼくの命も全ても、土塊つちくれになってしまったようだった。

それから血がぼくの顔に駈けのぼった、
  そしてぼくの視カをすっかり奪い去ってしまった、
その場に生えていた木々も、茂みたちも、
  真昼だというのに真夜中のもののように見えた。
ただ一つの物体さえ見ることができず
  言葉たちがぼくの両眼から飛び出していった、
その言葉たちは、弦から響く和音さながらに語ったのだ、
  そして血流はぼくの心臓のまわりで燃えさかった。

花々とは《冬》が選び出すものなのか?
  《恋》の寝床はどんな時でも雪なのか?
彼女はぼくの、声なき声を聞きつけたらしかったが
  恋の訴えかけだと認識する様子は見せなかった、
ぼくは、その時目の前に見えていたあの顔ほど
  美しい顔を見たことがなかった、
ぼくの心臓は、定まった住処すみかから抜け出してしまった、
  そしてもはや、帰ってくることができないでいる―

                    

ジョン・クレアが出会った初恋の少女とはいったいどんな少女だったのでしょうか? 


原人の独断と偏見に富む想像はこんな感じです。 髪はブロンドではなく、ダーク。 目は哀愁をたたえる深い瞳かな。異論のある方はコメントでどうぞ。

William-Adolphe Bouguereau (1825-1905): Vendangeuse (1875) (ぶどう摘み)
ウィリアム・アドルフ・ブグローは、官能的な裸婦像、可憐な少女、哀愁を帯びた女性などを写実的に描いたジョン・クレアと同時代のフランスのアカデミズム画家です。ジョン・クレアと同様、近年その評価が高まっています。)



女神「とりわけて潔らかに聖い娘」、アリアドネ―もぶどう摘みでした(原人蔵書 John Keats詩集 Endymion の挿絵より)
Posted at 2016/12/15 17:33:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月14日 イイね!

MINI原人漱石再訪 Revisit Soseki after 100 years from his death

MINI原人漱石再訪 Revisit Soseki after 100 years from his death先日、MINI原人の吾輩ハ猫デアルにて夏目漱石のユーモアを紹介いたしましたが、今年は漱石没後ちょうど100年に当たるそうです。 新選 名著複刻全集近代文学館(1970年刊行)には短編集永日小品のうち「山鳥」の漱石直筆の原稿の復刻が収録されていますので、ご紹介いたします。
 「山鳥」が書かれたのは明治41年(1908)頃、漱石は既に文壇の重鎮にて、その居「漱石山房」には多くの文士・著名人たちが親しく訪ねてきていました。あまりに多くの来客があるので文筆活動の妨げにならぬよう「木曜日の午後三時からを面会日」と定めていたようです。

漱石山房の玄関: 来客はツタをがさごそと掻き分けて呼び鈴をならしたとのことです。
おかりしました。

漱石は「漱石山房」の印字がある原稿用紙を用いていました。


永日小品                    漱石

 山鳥やまどり  上

 五六人寄ごろくにんよって、火鉢ひばちかこみながらはなしをしてゐると、突然一人とつぜんひとりの青年がた。名も聞かず、った事もない、全く未知の男である。紹介状もたずさへずに、取次を通じて、面會を求めるので、座敷へしょうじたら、青年は大勢おほぜいゐる所へ、一羽の山鳥やまどりげて這入はいって来た。初對面の挨拶あいさつが済むと、其山鳥を座の真中に出して、国から届きましたからといって、それを当座の贈物おくりものにした。

1908年1月の末の木曜日(おそらく1月23日)いつものように数人の文士たちが漱石山房に集まり、座敷の火鉢を囲んで文学論議をしていると、市川文丸という青年が山鳥(きじ)を土産物としてぶらさげてやってきました。この青年は田舎から出てきて文学を志しているようです。




 其日そのひは寒いであった。すぐ、みんなで山鳥のあつものこしらえて食った。山鳥をりょうる時、青年ははかまながら、台所だいどころへ立って、自分で毛をいて、肉をいて、ほねをことこととたたいて呉れた。青年は小作こづくりの面長おもながたちで、蒼白あおじろひたひしたに、たかさうな眼鏡をひからしていた。尤もいちぢるしく見えたのは、彼の近眼きんがんよりも、彼の薄黒うすぐろ口髭くちひげよりも、彼の穿いていたはかまであった。それは小倉織こくらおりで、普通の学生には見出みいだべからざるほどに、ふと縞柄しまがらの派出なものであった。彼は此はかまの上に両手を載せて、自分は南部なんぶのものだと云った。

あつものとは「あつものりてなますを吹く」のアツモノであり、温かいお吸い物(スープ)のことです。人民中国インターネット版によれば中国の神話上のぎょうの時代に中国料理人の始祖である彭祖ほうそ(Péng Zǔ)が体力の弱った堯王のために雉羹(キジのスープ)を作って飲ませたところ、見事に回復したという伝承がありますが、野菜が入手困難な1月に漱石たちが作ったのは、むしろ「雉すき」のようなものではなかったかと思われます。


Cookpad の雉すきからおかりしました。

この雉がよほど気に入ったのか、1週間後の1月30日、逝去した正岡子規まさおかしき門下の俳人である高浜虚子たかはまきょし坂元四方太さかもとしほうだ、漱石門下生の森田草平もりたそうへい小宮豊隆こみやとよたからがやってきて、最近の俳句について語り合った夜、漱石は皆に雉飯を振舞ったとのことです。

市川文丸という文学を志す青年は東京で大変困窮しながら文学の勉強をしていたようで、持参した猿の掛け軸を質草に漱石から金子を借りるのですが、まったく返すこともできません。そのうち市川文丸は、漱石山房に顔を見せなくなります。その後、漱石のところに金子を借りにきた別の青年がいて、漱石はその青年に猿の掛け軸を渡し、これを返して文丸君からお金を返してもらったらそれを貸してやろうとその青年に提案します。その青年は訪ねてゆき、なんと手ぶらで帰ってきます。
青年は、「行つたんですけれども、とても駄目です、慘澹さんたんたるものです、汚ない所でしてね、妻君が刺繍ししゅうをしてゐましてね、本人が病氣でしてね、——金の事なんぞ云ひ出せるわけのものぢやないんだから、けつして御心配には及びませんと安心させて、掛物だけかえして來ました」と言います。

文丸はその後、郷里の青森に引き上げ、漱石のもとに雉を送ってきました。漱石は文丸に礼状をしたためます。

先年の一夕いっせきを思ひ出し候 
              
来る人あらば又一椀ひとわんあつものをわかたん 
         
御用立申候金子ごようだてもうしそうろうきんすについては御心配御無用に候

漱石はじめ明治のひとたちはジェントルマンだったようです。

参考ページ
1.NPO法人 漱石山房
2.サライ【1908年1月30日の漱石】

Posted at 2016/12/14 17:48:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「本日はVolvoさんのワイパーブレードを冬夏兼用のシリコン製(純正)に交換しました。また先日モニターに当選したiceGUARD 8(iG80)に交換しました。オートバックスでみると定価19,0960円(値引きで162,316円)と国産スタッドレスの最高額でした。乗り心地最高😍」
何シテル?   12/06 18:25
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