疲れ果てて約1日遅れのアップになりますが、10/1の登山隊の内容になります。
朝の8時スタートという事で集合。
いつものメンバープラス右ちゃんの仕事仲間のカシムラくんと、恐れていたヒットマンである師匠のゲリラ参加で5台のデスマッチツーリングの始まりです。
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
最初の目的地は小川町にある仙元山を目指しますが、心なしかそこまでの渡航ペースが速い。
ヤバいパターンの始まり😅
休憩2回だったかな、コンビニと道の駅。
休憩で気がついた事、師は当たり前といった様子だったが、スグにかぶれる右ちゃんのアンヨがツルツル。😅
サイクリストの常識、マナーでもあるのらしいのだが、スネ毛を剃るのだそうだ。
これをすると空気抵抗が7%改善されるのだとか。ホンマかいな⁉️
風呂に脚を入れる時の抵抗も無くなるのにびっくりするらしい🤣
オイラも来シーズンは垣根を越えチャレンジしてみようか?😅
半分冗談はさておき、間も無く仙元山。
先々週は黒山三滝からのおかわりコースだったが、体調不良で脚がガチガチにつりまくって、この山を拝む事すら出来ずに苦渋の決断で1人脱落して帰ったものだった😭
ヒットマンもとい、師匠も居ることだし、緊張MAX(乂'ω')!
仙元山に差し掛かる時に注意事項があった。
入口手前でインナーロー(20段、22段のうち最も軽いギヤの組み合わせ)に入れろとの指示。
えぇ、入口からイキナリなのぉ?
と意味が分からなかったけど、そこに現れたのは壁だった💦
( ・ω・)ノ|壁ドン
まじかぁ…
イキナリの激坂で上がれる気がしない、だけど登る。
最初の1分位は勢いだけで初心者でもペダルは回せるのかもしれない。
それ以上になると、重力に負けてきて脚に乳酸がガンガン溜まるのが分かる。
痛い、扱かれてるように脚が搾られる感覚。
決してこの時は楽しくなんかない。
あぁ脚着きたい。
だけど脚着いたら終わりだって思いながら、我慢で漕ぐ。
多分スッゴイ顔してるはず。
呼吸も一生懸命やるけど、恥ずかしいけど、声まで出ちゃう。
声にならない声。
もう、ヤバい、失速して倒れるのが先か、ビンディング外せるか?
頭の中でこれ以上進めない事が占めて来る。
グァ~
何とか諦めずにヨロヨロしながらペダルを回し続けると斜度が緩んだ。
ここは前半の斜度はキツいけど、後半ラクでしかも工程的には短いのが特徴だという。
何とか峠を超えたら、その先はラクに感じた。
大体の距離も聞いていたので、先が見えてきたかも!
ゴールが見えた。
行ける
雄叫びをあげながらゴール。
やったー!
何とか足着かずに登れました。
こんな景色。
師匠曰く、前半は斜度はキツめだけど、まだまだ序ノ口だと。
流石キャリアのある人は全ての土俵が違う。
とっくにゴールしていて、俺らの事を迎えに来てくれたもんな、こりゃ適うワケ('ω'×)ナイヨー
ここの小高い丘の空気を吸って、少し休んだら、次なる目的地は定峰峠です。の前にランチだっけ…
定峰は昔、走り屋もどきしてた頃はチョイチョイ週末に走りに行っていたもんだけど、チャリで来るなんて考えた事も無かった、しかもこんなオヤジになってから😂
あの頃S30で走ってたんですよぉ
あの頃は白石から上がって、定峰の小川方面は必ずといって降りるルートだったが、その道を逆から上がるわけなんだな。
っていうのも、クルマで走ってた頃は夜。
方向逆。
絶対的にスピードが違う。
最後尾を走ってて、この間の教訓を胸にマイペースで進めていた事もあり、いつの間にかちぎられて独走状態だった。
20年近く振りの道で、さっきの昼夜、逆走、渡航時間の違いにより、ホントにこの道でいいんだっけ?という不安に駆られた。
この道は間違えようが無いんだけど、迷子になった気分だった訳です。
確かこっちから行ってるんだから、そのうち右に曲がって峠に入るんだよなぁ、なんて記憶を逆再生してたら、その入口が出てきて皆んな休んでいた。
師匠はノンストップで登って行ってる模様。
というのも、誰も師匠の後姿をとっくに見失っていたのだ。
この場所までで既にお腹いっぱい。
誰かが帰るかって言ったとしたらそれに便乗してしまうかもしれない位にすでにヘロヘロなのだ。
右ちゃんが一足先に登って行ったが、もう少し休んで結局20分位休んだかな?
途中、救急車が峠に登って行った。
間違いなく、どこかで誰かが事故ってる。
ちょっとゾッとするけど、我々も登って行った。
暫く登って行くとFT86軍団がずらっと並んでいて、そんなのを見て25年前を思い出しました。
もう少し登るとフロントが大破したヤバいバイクが路肩に。
あぁ、さっきのこれだァ。
イタバイクのアプリリアとかって奴だ。
目の覚める赤が無惨にバラバラになってた。
こーゆーのがあるから峠は怖いよ😨
ここまでえっちらおっちら来るのにかなりやられているが、つり対策が功を奏してるのか、何とか固まらずに持ちこたえている。
ぎっこぎっこ漕いでると、ヒットマンもとい師匠が涼しい顔でお迎えに降りてきた。
ホントに超人だ。
少し下でUターンしたとみえて、すぐに追いつかれた。
何か声を掛けられたはずだけど、内容は全く覚えてない💦
ただ再び涼しい顔で登っていく後ろ姿が見えなくなってきた頃は、自分との闘い。
まだ自分はへばるとダンシングに持っていけないというか、立てなくなるのでジリ貧シッティングで漕ぐより他ない、これまでは。
ところが今日は渾身のチカラで立ったら何とか立てた。長持ちはしなかったけど少しだけダンシングで凌ぐ事が出来た。
これは大きな進歩。
ダンシングを適度に織り交ぜる事が出来る様になればもっとラクに坂を克服出来るはず。
ここも頂上の距離ポイントをアタマに入れてあったので、それだけを励みにひたすら我慢でペダルを回す。
さっきの仙元山の壁を走ったあとなので、斜度は問題にならない位に緩いのだが、何せ距離が長くて心も折れそうになる。
やっと、着いた!
そしたら恒例のじゃあそろそろ行くか!って勘弁して下さいよぉぉぉ。
ヘタレたとこは見せずに、
٩( 'ω' )وヨユー過ぎて居眠り運転しちまったよ
って強がったら、他のギャラリーも笑ってました。良いんです、笑いが取れれば。
暫く休憩貰って今の坂を永遠降ります。
ダウンヒルも寒さとスピード、オーバーランのスリルの連続です。
一応、ウィンドウブレーカー持ってきてたので重宝しました。
体感は完全に冬のそれです。
当初、釜伏への予定もあったのですが時間の関係で次回にという事で帰路に向かうのですが、通り道から入って行くのでちょっとさわりだけ、という事で1/3位登りました。
途中までで折り返したけど、ここは絵に書いたようなら峠道で、僕がクルマで走るのには好きなタイトコーナーがあったので、次回絶対に登って参拝したいものですね。
ただ、本当のクライマーさんには初心者の丘と言われてしまうかもしれないけど、今日はなかなか応えました😂
それにしてもヒットマンもとい、クレーマーじゃ無かった、クライマーの師匠は底が知れない。