後期テール加工パート2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前加工した後期型テールのワンテール化。
内側のレンズ穴を内側からFRP加工で埋めたが、テール枠とFRP面の接合部の後がハッキリ見てわかるようになってきた。
テール枠外柔らかいので枠自体がねじれ接合面が剥がれれる、その上、接合面を埋めるために使ったパテが痩せてきてものと思われる。
あまりにも完成度が低く見えるので作り直す。
レンズは型から作った自作レジん製クリスタルレンズである。
2
内側の表面をある程度広くガラス繊維を使わないでFRP樹脂のみを塗って接合部を埋める方法を試した。
予想通り、枠がねじれるとヒビが入り接合面は消えない。
やはり強度を出すために、テール表面全体をFRPで盛らなければならないと判断。
プロは、こう言った加工工程の簡素化や耐久性の予想を経験から瞬時に判断して加工しているのだと思う。
3
表面にFRP3プラ加工、厚さにして3ミリ程度を盛った。
面出しは、オービタルサンダーで#240で研磨、削るとピンフオールが出てくるのでパテ埋め作業を根気よく続ける。
作業場車が車庫内なので、お陰でジャパンにも削り粉が(T_T)
4
テールが入る穴とバック灯穴の整形は、小型ルューターで調整。こう言った細かいところが後々の完成度に現れるからなぁ(^o^;)
5
表面に加工が整ったので、サフを吹いた後、塗装。当然、缶スプレーであるw
6
で、ワンテール枠加工が上出来になったので、交換用のチェリーテール化を検討。
このチェリー風テールは、前回前期テールに流用したトラック用のテールである。
前回入手した際、6個セットであったため丁度2個残っていたもの。
あくまでもテール本体は無加工でチェリーレンズを交換用レンズとして取り付けを目指す。
現状、ジャパンテールも貴重部品となり高価なため部品を温存するためである。
よって大胆な形状変更は極力行わないことにする。
7
今回は、アクセントを付けるため、メッキ飾りフードも加工。テール枠に当てがいテール曲面に合うように加工。
削っては合わせる工程を数度続ける。
ぶつかるところをマジックで印をし、少しずつテール局面に合わせていく。
かなり面倒な作業と思ったが、ダメ元でガンガン削ったら案外簡単にできた。
片側1時間ぐらいの作業時間かな。
ここで使ったのは切断用と平面用のサンダーの歯である。
材質がプラスチックなので、サンダーをかけると削れると言うよりは、溶ける感じで健康に悪い臭いを発する。
マジに健康に悪そうで(^o^;)w
8
枠局面に形を切り出しが完了し、テールレンズに干渉があるため内側も削って調整。
後はテール枠に固定すれば、見た目はケンメリっぽいチェリーワンテール化になるかと思う。
まぁ、こう言った趣味は人それぞれだから良いかか悪いかはそれぞれ。
ただ加工工程を考えたり、実際にやってみてうまくいったりいかなかったり、ボデーショップの作業は創造力と経験で積み上がった自信から成り立っていることを実感できる。
後半は、テール枠にの固定、レンズの取り付け加工、装着画像の予定。
このテールの縁取り金具も錆び錆で、かなり劣化が激しい。内側の取り付けビス穴も錆で折れちゃったりしているからな。
手直しするにしても、メッキのような質感を出す方法が見当たらない。
9
ワンテール加工は内側テール穴だけを詰めるのではなく、テール表面ごとFRPで補強しなければ強度が出ない。穴だけを塞いでパテで隙間を埋めてもテール自体が歪むためヒビ割れを起こすので、最初からFRPで全体を補強して穴を詰めたほうが近道となる。
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