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みんカラグループで『スーパーカブ』に登録している情報で、フルモデルチェンジを知りました。
（画像は本田技研工業のホームページより引用しました）

スーパーカブ５０、９０（途中、中途半端な排気量も有りましたが）が永年マイナーチェンジ的な変更が数十年重ねられて、つい数年前に９０ｃｃモデルが１１０ｃｃとなり主要部品はタイから輸入し日本でのノックダウン生産になったばかり。一応、最終完成工場は日本なので『日本製』なのですが、今回は完全に『中国製』になってしまいました。

プレスリリースでも中国製になったことによって『調達から生産まで効率化を図ることで、メーカー希望小売価格を従来モデルに比べ21,000円低く設定することができ、よりお求めやすい価格としました』との謳い文句になっていますが２万円少々安くなったからと言って、販売増とは思えません。

この円高で、メーカの利益率をかなり上げることが出来るのが目的でしょうが、使い捨てに近い「原付スクーター」と違って、「スーパーカブ」を求める顧客は、コストではなく信頼性や信用を買っているような気がします。
たとえ部品が中国製であってもタイ製であっても、最終組立て工場が『日本』であることが『残された僅かな価値』であるような気がします。

自分自身、現在手元に永年付き合ってきた『スーパーカブ９０』は既に無く、もし再び乗るのであれば『スーパーカブ』と思っていただけに残念な気がします。

値段が上がってでも『日本製』を貫いて欲しかったです。

新聞、郵便の業務的需要も減ってきてどうしようもないメーカの気持ちも充分わかりますが…