追記、HHH4の解除方法を探して訪れる方が多い様なので、少し注意を書き足します。HHH4を解除しても、不完全燃焼等の原因が取り除かれていないと、再度HHH1で止まります。繰り返すとHHH2、HHH3を経て、またHHH4となりインターロックがかかります。HHH4の解除は給気口やフレームロッドの掃除等と合わせてして下さい。小さい部屋の場合は、機械の不良ではなく、換気だけで改善する事もあります。解除後の再運転は、野外など開放スペースで行いましょう。
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ファンヒーターにエラーが表示されて停止した。エラーの内容は空気の取入口の掃除をしろと。埃等で塞がってはいないが、掃除して運転再開した。しかし、少しするとまた停止。同じエラーである。今度は掃除機を使って掃除してみる。この後は換気しろ、不完全燃焼だのエラー止まる。何度か運転を再開すると、HHH4と表示されて止まった。
このHHH4のエラーを調べてみると、インターロックがかかり、点火指示されなくなるようだ。販売店での修理扱いになる。購入金額以上の修理代になるらしい。
それならば、自力で何とかしたい。ネット上の情報を漁ってみる。HHH4の解除方法を求める書込み多数。しかし、具体的な方法は見付けられない。機種ごとに違うことや、基盤のインターロックと書かれたところを短絡すればいいこと等が書かれていた。短絡を間違うと、基板を壊すとも書かれていた。沢山の情報の中に、TP3と5Vを短絡させると書いてあるものがあった。
本機の前パネルを外すと、右にメイン基板がある。その真ん中に不自然に白塗りされた四角があり、その中にTP3と5Vを発見。白塗りの不自然さ、サービスマンにわかり易くする為で、恐らくここであろう。
短絡を実施する前に、燃焼筒の掃除してみる。ネットの情報では煤等が原因らしいのだ。燃焼筒を外してみる。しかし、綺麗に焼けている。フレームロッドも汚れや煤は付いていない。2011年製だがほとんど使っていないので汚れてないのは当然なのだが。振り返って考えると、エラー表示は幾つか示され安定しなかった。不完全燃焼関連が多かった。そうなるとフレームロッドで上手く着火しないのか?メイン基板からフレームロッドに延びる線をしっかり接触する様に、コネクタをグリグリしてみる。それ以外は悪そうなところは分からないので、インターロック解除へ進む。
コンセントを繋いで、HHH4まで表示させて、TP3と5Vを短絡させる。何も起こらない。表示はそのまま、壊れた様子もない。どのタイミングで短絡させるのだろうか。コンセントを挿し直し、その状態で短絡させてみる。すると、ピッと音がした。これはたぶんOK合図だなと、運転スイッチを入れる。HHH4が表示されない。火も着いた。成功である。
現時点で100分動き続けているので、元に戻ったんだろう。不具合があれば20分で止まる仕様らしい。
HHH4になる前にエラーが出たら、掃除が必要みたい。エラーを繰り返すとHHH4になり点火出来なくなる。
Posted at 2023/12/07 20:32:22 | |
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