全く更新が遅れがちなブログですが、8月23日の記事で、来年度には New MAZDA CONNECT として次世代技術発表があるらしいことを書きました。
その直後に、日経新聞でトヨタとマツダがカーナビゲーションシステムや通信機器を制御するシステムの共通化に乗り出すという記事が出ました。まさに New MAZDA CONNECT ですね。
車のIoT基盤 共通に トヨタとマツダ、システムを刷新
(2017/8/26 2:00日本経済新聞 電子版)
トヨタ自動車とマツダはカーナビゲーションシステムや通信機器などを制御するシステムの共通化に乗り出す。資本提携した両社はあらゆるモノがネットにつながるIoTの車版、「コネクテッドカー(つながる車)」でも協業し、その具体的な取り組みとなる。車の基本ソフト(OS)や車載システムの開発を効率化し自陣営の仲間づくりを急ぐ。
共通化するのはカーナビや音楽・動画再生、スマートフォン(スマホ)との連携を制御する基幹システム。各種機能を決められたとおり動かすための「頭脳」となり、外部の地図情報などと連携する自動運転でも重要になるとみられる。
一方でカーナビなどの機能や使い勝手を決める各種アプリケーション(応用ソフト)はそれぞれが独自に開発する。自動車業界全体でソフト開発者が不足する中、裏側で動くシステムでは共同開発によるメリットが大きいと判断した。
(中略)
マツダはトヨタとのシステム共通化にあわせて「マツダコネクト」と呼ぶ車載システムを刷新する。高速の通信装置を搭載するほか、通信網はトヨタが提携するKDDIと連携する方向で調整する。
要は、次世代マツダコネクトのベースとなるソフトはトヨタと共用し、ナビゲーションシステムなどの個別のアプリケーションは現状のものを改善していくということみたいですね。
メリットとしては、他社では実現されているにも関わらず、現在のマツダコネクトでは搭載されていない、独自の広域渋滞情報の共有などが実現されそうです。
トヨタが参画するとなると、安定性も大きく向上するのではないでしょうか。
登場が楽しみですね。
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Posted at
2017/10/01 22:50:51