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マツダコネクトナビの方向ズレに関しては、今まで記事にしてきました。
その際に、方向ズレを検証する方法として、その場で360度転回して、方向がずれるかを検証してきました。

　マツダコネクトの御乱心
　https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42914254/

普通はその場で360度展開するなどという走り方はしませんので、方向ズレが原因で、どのように位置ズレが起きるのかイメージできない方もいるかもしれません。

今回、方向ズレから位置ズレが起きる状況を動画で撮影できたので紹介します。
動画で撮影している走行ルートと、マツダコネクトが迷走している脇道の関係は、次の通りです。



カーブを走行中、ナビ上では実際の車の向きより大きく向きが変わっているのがわかります。その時に脇道があると、ナビ上ではそちらの方向に迷走してしまうのです。



道を知っていれば「ああナビが狂ったな」と気づくのですが、知らない道を走っていたりすると、GPS はグリーンのままですから「ええ、どこ走ってるんだ？！」と、とても混乱します。

これさえなければ、世間の評価ほどひどいナビではないので、早く直して欲しいですね。

以前から悩まされているマツダコネクト方向ズレ、「私も同じです」というコメントもないので、多くの人で起きている症状ではないのだろうと思っていますが、どうなのでしょうか。

レンタカーでは同じ症状の車を見かけたこともあったので、無い訳ではないと思っていますが、気にしない人も多いのかな。

私の場合は、数ヶ月に１度、遠出をした時に起きる状況で、知らない土地で起きるものだから、大変戸惑うのも事実です。
過去、CMU から一通り交換してもらったものの解消せず、今回の車検時にディーラーから提案いただいたのは、「DRユニット（自車位置演算ユニット）を無償で取り付ける」というものでした。

個人的には、ここまできたら、マツダコネクトの全ての通信ログを取って、工場出荷時リセットから不具合発生までを完全に再現して、根本的な対策を取って欲しいと思うのですが、マツダとしては7000円のDRユニットの追加で解決するものはしてしまおうということなのでしょう。

ただし、前回記事に書いた通り、DRユニットの入荷は来年2月予定。
何でそんな状況なのか聞きましたが、詳細はわからず。
ともかく来年2月まで待ちの状況です。

仮にDRユニットに不具合があり、それの対策部品を用意している段階だとしたら、2月まで待った方が良いですからね。

何よりDRユニットを追加したら本当に治るのか、そこが一番の心配です。

初車検を通しました。
請求金額は16万円ぐらいだったかな。
パックdeメンテ18S（前車検）込みです。

　パックdeメンテ
　https://www.kanto-mazda.com/service/packdemente_s.html

今後2年間の半年点検2回、法定12ヶ月点検1回、オイル交換とオイルフィルター交換4回を含んだ価格になります。



さらには、これで３年保証が切れるんだけど、最後に3回目のヘッドライト交換です（左側だけ）。



これは後期型アクセラの持病みたいなものですかね。
前回交換から半年も経っていませんから、経時劣化というより、短期間でそうなる（そうなってる）個体があるようです。
もちろん、前回交換時は液ダレがないことを確認して取り付けているんですけどね。

さて、今回の車検で、できればレトロフィットキットを取り付けたいと思っていたのですが、DRユニット（自車位置演算ユニット）の納期が来年2月だそうです。
自車位置演算ユニットを後付けすることで、方向ズレが治ればいいのですが。
それにしてもマツダのサイトには、レトロフィットキットの情報は一切載っていないんですね。

唯一あるのは、

　【マツダコネクト】Appleが提供する『CarPlay（カープレイ）』やGoogleが提供する『Android Auto』にマツダコネクトは対応していますか？
　http://mazda-faq.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/422?_ga=2.219628249.1924993952.1571756932-245381321.1518529475

「CarPlay／Android Autoの既販車への後付商品につきましては、お近くのマツダ販売店へご相談ください。」

これだけです。
DRユニット（自車位置演算ユニット）の納期が来年2月なのはどうしてでしょうね。CX-8 で問題になった自車位置飛び対策ならいいのですが。

マツダの車はレンタカーでもよく借ります。特にデミオに乗りますが、他社の同クラスの車よりもずっと「車の操縦性」については良く出来ていると感じます。
この車の操縦性とは、サーキットや峠で飛ばすための操縦性ではなく、長く載っていても疲れない運転のしやすさ、操縦の素直さ、ということです。

私にとっては、これが車にとって一番重要な性能です。

マツコネだけは平均点に少し届かない印象（使い物にならないとかは言い過ぎ）ですが、方向ズレや位置飛びの症状が出なければ実用上は困るほどではないですし、コメントの少なさからみても、方向ズレや位置飛びは多くの人に起きている問題ではなさそうです。

不具合や故障はともかく、自車位置の正確性の向上や CarPlay/Android Auto への対応を有料とはいえ、レトロフィットキットで改善できるのはありがたい話です。
ただしもう少し安ければ。

アクセラが第7世代になって Mazda3 になるのはまだ理解できる。

アテンザが第6世代のままで Mazda6 になり、デミオも第6世代のままで Mazda2 に。

これは第7世代のブランド化にマイナスじゃないかと思っている。
ブランド価値を向上させるために、第7世代を特別なものとして広めなければならないのだから、第6世代のままなら車名は変更すべきではなかったのでは。

第6世代はカタカナ名のままにして、第7世代でMazda＋数字になれば、消費者もわかりやすいのに。

マツダは何を焦っているんだ？