前回の記事では、Windows 版 iTunes を使って、マツダコネクト用のプレイリストを作成する方法を紹介しました。
マツダコネクト プレイリストの作成方法(Windows版)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42891506/
Macでもほぼ同様の手順でプレイリストを作成することができます。
プレイリストを書き出す時に、Windows版 iTunes では、m3u の選択肢が2つあり、明示的に m3u8 を指摘できませんでしたが、Mac版 iTunes では m3u8 を指定できます。
ファイルのパスを、USBメモリに格納されている通りに変更するところまでは全く同じです。
しかし、この様に作成した m3u8 ファイルを、そのまま USB にコピーしても、プレイリストは正常に表示されません。
なぜか最初の1曲目は表示されるものの、2曲目以降は表示されません。
これは、Mac と Windows では、同じUTF-8 であっても、パスやファイル名を取り扱う場合の、濁点を表現する際の文字コードが違うためです。
ですから、ファイル名に濁点がある2曲目以降は表示されなかったのです。
この濁点のある文字を手で修正してもいいのですが、MacOS には、Automator という便利なツールが標準で入っています。
これを使って文字コードを修正してみましょう。
次の様なワークフローを作ります。
for f in "$@"
do
cat "$f" | iconv -f UTF-8-MAC -t UTF-8 > "${f%.*}_nfc.${f##*.}"
done
ワークフローを実行し、変換したいファイル(この場合は "サカナクション.m3u8" )を選んで選択を押すと、自動的にファイル名の後ろに "_nfc" が付加されたファイル(この場合は "サカナクション_nfc.m3u8" )が作成されます。
この様に、ファイルを開いても中身は全く同じ様に見えます。
しかし、濁点を表現する時の文字コードを Windows と同じに変換しています。
ファイルの中身に問題がないことを確認し、作成したファイルを必要に応じてリネームして、USBメモリにコピーすれば、Windows版 iTunes と同じ様にプレイリストが使えます。
【不具合注意】変換の際に下記のエラーが出て、_nfc ファイルの中身の後ろが切れることがあります。
その場合は、手打ちで追加、修正してください(濁点がある文字を消して打ち直す)。
また何故エラーが出るのか教えていただける方募集。
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Posted at
2019/05/27 00:03:18