車に関係するドライブと言えるかどうかはともかく、レンタカーなども駆使して訪問した現存天守閣12城です。
ついでに木造再建天守閣5城も制覇しました。
まずは現存天守閣12城。
■弘前城
今から20年近く前の写真です。
この頃は城めぐりなど全く興味がなく、実は弘前城には入ったことがありません。
たまたま弘前公園に行って、弘前城の写真も撮った、という程度でした。
なにしろ残っているのがこの一枚。
■松本城
松本城は有名ということもあり、行ってみたかった城でした。
現存天守閣のうち、最初に中に入ったのも松本城が初めてでした。
実際に行ってみて、かっこいいと感じたのも、松本城が最初です。
当時は現存天守閣なんて言葉も知りませんでしたけどね。
最近はBMアクセラでもドライブしています。
この写真はその時の写真。
雪の松本城は珍しいですからね。
■彦根城
その後、大阪城やら名古屋城などに行くも、鉄筋コンクリート建ての城もどき(失礼)には興味がさほど持てず、10年ほど前に住んでいた関西からほど近かったので、暇に任せて行ったのが彦根城です。
小ぶりながらも、かっこよさを感じ、やはり木造の天守閣でないと意味がないと思い始めたのもこの頃。
■姫路城
彦根城で味をしめて、それではということで行ったのが姫路城。
ともかくその大きさに圧倒されました。
■犬山城
この頃から現存天守閣に興味を持ち始め、別の用事で岐阜へ行ったついでに寄ったのが犬山城。
さほど大きくない天守閣ですが、かっこよさでは他には負けません。
■松山城
仕事で地獄のようにはまって、四国に日参していた時期に、空いた時間で訪問したのが松山城です。
平山城で、少し高い山の上に天守閣がありますが、ロープウェイで登れるのが良いところ。
夜にはライトアップされ、市内からも山の頂上で光る天守閣が見えます。
■備中松山城
現存天守閣12城制覇を狙い始めたのがこの頃。
岡山に日参していた時期に、やはり空いた時間で休みを取り、訪問したのが備中松山城。
現存天守閣12城で唯一残る山城で、ハイキング気分で山を登った上にあります。
それほど大きな天守閣ではないですが、石垣なども立派で、私が一番好きなお城はここかもしれません。
ロープウェイで登る松山城ですら標高130m程度なのに対して、この備中松山城は標高約480メートルの臥牛山にあります。
標高300mぐらいまでは車で登れますけど、あとは徒歩です。
■丸亀城
やはり岡山から電車で1時間程度なので、休みを取って行きました。
石垣は大変立派で見応えがありますが、上層部の建造物がこの天守閣のみで少し寂しい城郭でもあります。
天守閣からは瀬戸内海と瀬戸大橋を見渡せ、天気が良い日はとてもおすすめです。
■松江城
出雲大社に行くついでに寄ったのが松江城。
というか、私に取っては松江城がメインでしたけどね。
天気が悪く、やっと陽が出た合間に撮影。
■丸岡城
友人に「こうなったら丸岡城にも行きたい」とワガママを言って、城に興味がない友人達を引き連れて行ったのが丸岡城。
小ぶりですが、行ってよかったと感じるお城でした。
福井はお蕎麦も美味しかった。
■宇和島城
こうなったらということで、意地で行ったのがこの宇和島城と高知城。
松山からレンタカーで強行軍。
こじんまりとした天守閣でしたが、風格を感じました。
雨だったのが残念。
■高知城
このお城は、天守閣と本丸御殿が一体となっている珍しいお城でした。
天守閣の多くは平常時は武器庫として使われている場合が多く、畳などが敷かれていることは少ないのですが、この天守閣の入り口は本丸御殿とつながっており、畳敷きの御殿から天守閣に入る構造になっています。
そして高知はカツオのたたきが美味い。
高知のカツオのたたきと、そのほかの地域のカツオのたたきは別物です。
地元の方に「うまいお店を教えて」と聞いて、一択で教えてくれたお店で食べましたが、天然塩が降ってあり、ワサビを塗ってニンニクの薄切りを乗せて食べるカツオは、臭みが全くなく、甘みがあり、まるでステーキのようです。
ひろめ市場にある、やいろ亭というお店。地元の方曰く「他のお店は観光客向け」だそうです。
ぜひ一度食べてみてください。
そして木造再建天守閣5城です。
■掛川城
たまたま寄った掛川にお城があると聞き、行ってみたところ、木造再建とのこと。
再建天守閣というと鉄筋コンクリートというイメージだったので、木造で再建されるケースもあるのかと知ったのが掛川城です。
忍者のみなさんもいらっしゃいました。
■新発田城
別件で新潟に行った際に、近くにあるお城として紹介されたのが新発田城。
行ってみたら、これも木造再建とのこと。
木造再建天守閣を調べてみて、5城しかないなら制覇したいと思い始めたのがこの頃。
ちなみに天守閣(三層櫓)には登れません。
■白河小峰城
戊辰戦争で焼けた天守閣を木造で再建したのが白河小峰城です。
2011年の大震災では石垣などが一部崩落しましたが、地元の方が苦労して復旧しており、地域でとても大切にされているお城だと感じます。
日本で木造再建天守が少ない理由は、以前は消防法による制限があったためですが、白河小峰城では「人が立ち入らない構造物」として認可を取ったのちに、人が立ち入れるように変更届けを出したという、一種のズルをしてまで木造建築にこだわって再建しています。(今は合法になっています)
■白石城
仙台の伊達政宗は大変有名ですが、その家臣である片倉景綱のお城として有名です。江戸時代に入って一国一城令が発布され、多くのお城が壊されましたが、白石城は伊達家家臣という立場にも関わらず、城の存続が許された珍しいお城です。
明治に入り、幕府側だった片倉家は北海道に移住させられ、天守閣も壊されましたが、地元の方の努力で平成7年に再建されています。
■大洲城
「おおずじょう」と読むのですが、現地に到着するまでは「おおすじょう」かと思っていました。
木造再建の立派な天守閣で、高さは松山城や高知城の天守閣をしのぐのだそうです。
また、姫路城と同様に、心柱が上から下まで通っている珍しい構造でもあります。
残念ながら雨でしたが、遠景でも雰囲気があるいいお城です。
もう一度、弘前城をゆっくり見たいと思う今日この頃です。
以上、お城に興味がない皆さんにはどうでもいい話でした。