この時期の福島は、花桃、桜、レンギョウなどが同時に咲きます。
これが市街地からだんだん山の麓、そして山の中腹と時期がずれますから、場所を変えて長く楽しめる訳です。
しかし残念ながら、福島県の花見山も、このコロナ禍では2年連続で公開中止となっていました。
今年は復活するということで、久しぶりに行ってきました。
花見山特設サイト | 福島に桃源郷あり
https://www.hanamiyama.jp
福島に住んでいたら、この時期の1週間は毎日通うかもしれません。
この花見山、個人の所有で一般開放していただいています。
迷惑をおかけしない、それが一番重要です。
そして同時に見逃せないのが花ももの里、数えきれないぐらい多くの種類の花桃が植えられています。
そして足元には菜の花の黄色、素晴らしいですね。
花ももの里 | 飯坂温泉オフィシャルサイト
https://iizaka.com/join/hanamomonosato/
そして今回は右輪台山のしだれ桜、
右輪台山のしだれ桜 - 松川町観光協会
https://www.matsukawa-kanko.jp/?p=198
この日は残念ながら雨模様、でも雨なら雨の美しさがあります。
それを写真に残せないのは腕の問題。
この右輪台山のしだれ桜の前の道は一方通行で、入る方向を間違えると逆走になります。Googleマップでよく調べてから行ってください。
途中で立ち寄った土湯温泉、
手前に建物を取り壊した跡がありますが、これは向滝旅館の跡地。
これは取り壊される前の向滝旅館。
このコロナ禍で経営が厳しく、また地震の影響があり廃業となった様です。
実はこの向滝旅館、私が初めて土湯温泉で宿泊したホテルでもあります。
食事も美味しく、スタッフの皆さんもとても親切で、私は大好きでした。
跡地には別法人が新たにホテルを建てる様ですが、土湯温泉を盛り上げて欲しいものです。
そして岳温泉に向かいました。
岳温泉は鏡ヶ池と桜坂。
この見事な桜坂の隣には、櫟平(くぬぎだいら)ホテルがあったのですが、廃業になっていてビックリしました。
実はこの櫟平ホテルも、私が岳温泉で初めて泊まったホテルだったりします。
こちらもコロナ禍の影響で廃業になった模様。
これは廃業になる前の櫟平ホテルのロビー。
2年ぶりの花見山でしたが、そのコロナ禍の傷跡も痛々しいものでした。
岳温泉に一泊し、翌日は朝から安達太良山ロープウェイ、
安達太良山ロープウェイ - 福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原
http://www.adatara-resort.com/green/express.stm
こちらの山頂駅は残雪がまだたんまりと残っていました。
ロープウェイ山頂駅のすぐ裏にある、薬師岳展望台。
少し遠回りしたこともあって、ここまで辿り着くまでも雪道でした。
雨の翌日ということで気温が上がったせいもあり水蒸気で少し霞んでいたのが残念でしたが、それでも雨や曇りとは大違い、本当に綺麗な青空でした。
高村光太郎の詩「あどけない話」にこの空がうたわれています。
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとうの空がみたいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
智恵子が「ほんとうの空」と言ったのは、出身である二本松市にある、この安達太良高原の青空だったそうです。
最後に、福島と首都圏を往復した燃費です。
往復の高速、下道も含めて全行程で 24.4km/L、特に帰りの高速は 80km/h 一定速で 31.2km/L でした。
この車、80km/h 一定速より 40-50km/h 一定速がベストの燃費になりそうですが、回生システムがないので、加速と減速を繰り返す市街地では、ここまで燃費は伸びません。
やはり市街地はハイブリッドが強いのは間違いありませんが、小型ディーゼルに小型のマイルドハイブリッドを載せてくれたらとも思ったりします。
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アクセラ | クルマ
Posted at
2022/04/19 19:20:54