SKYACTIV-D (ディーゼルエンジン)を選ぶときに、ガソリンエンジンとの違い、特に DPF再生について気になる人は多いと思います。
【普段は自動クリーニング】
走行距離にして、おおよそ 200km〜350km 程度の間隔でDPF再生が始まるようです。
発生する煤の量=運転状況でだいぶ再生間隔は異なります。
ガソリンエンジンは、始動時に三元触媒を温めるためにガソリンを余分に噴射するとともに回転数が上がりますが、ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)ではガソリンエンジンの様な始動時の運転感覚の変化や燃費悪化はほとんど無いと感じます。
その分、DPF再生があると考えればいいのではないでしょうか。
DPF再生時に匂いでわかるという人もいますが、私は匂いや運転感覚では全くわかりません。
i-Stop が動作しないことで気付くぐらいです。
DPFに詰まった煤を燃やすために、燃料を余分に噴射しますので、燃費は半分ぐらいに悪化します。
時間は10分〜15分程度。
自動クリーニングが終わらなかったら次回に持ち越しますが、暖気が終わった後にDPF再生の続きが始まる場合と、ある程度距離を走った後に再びDPF再生が始まる場合がある様です。
【自動クリーニングできなかったら警告灯で表示】
DPF内にPMが堆積しています、と表示されるそうです。私はなったことがありません。
ディーラーにあった説明書によると、下記のような条件で発生するそうです。
(原因1)10分ほどの短時間走行や、エンジンが暖気できないような走行を繰り返し行い、250km〜450kmを走行
(原因2)約30時間のアイドリング
(対策)表示が消えるまで走行し、その後10分〜15分ほど走行
【それでも対策を行わずに、自動クリーニングできなかったら】
DPF点検、と表示されるそうです。
(対策)ディーラーで強制DPF再生
ということです。
普段使いにディーゼルは向かないようなことを言う人もいますが、10分ほどの短時間走行を繰り返して 250km〜450km も走ったり、30時間のアイドリングをする人がどれほどいるのでしょうか。しかも、それでも「表示が消えてから10分〜15分ほどの走行」をすれば、DPF再生は終わるのです。
結論としては、1週間に1回は30分程度の運転をする人ならディーゼルで問題ないと言えるでしょう。
Posted at 2017/02/01 00:42:24 | |
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