欧州がEV一辺倒になり、ディーゼルは無くなると思い込んでいた人もいるようですが、
BMW、新世代の直6クリーンディーゼル搭載…今夏から欧州で
https://response.jp/article/2020/06/16/335635.html
BMWは今夏から、新世代の直列6気筒クリーンディーゼルエンジンを欧州仕様車に搭載すると発表したそうです。
えっ、2019年に欧州で、アレが大復活?!
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/194452/013100167/
藤:ということで私は、2019年ぐらいに、欧州メーカーはもう1回ディーゼルを復活させると見ています。
一同:えぇ!
F:復活って、まさかヨーロッパで?
藤:そう、ヨーロッパで。これはあくまで私個人の予測ですよ。ヨーロッパの乗用車市場は、ディーゼルの歴史が長いし普及率も高い。それが例の事件、ディーゼルゲート以降ガクンと売り上げが落ちている。
でもよく見ると、落ちているのは小さなクルマばかりです。メルセデスで言うとEクラス以上、BMWなら5シリーズ以上、あとはSUVは大きな変化はない。あれだけ大きくて重たい車両を走らせようとすると、やっぱりディーゼルエンジンが必要なんです。フェルさんご自身が乗っているからよく分かるでしょう。Gクラスはやっぱりディーゼルが良いでしょう。
F:はい。間違いありません。僕はGのディーゼルを取材の際に試乗して、一発で決めました。あの2.5トンの巨体をグイグイ引っ張るには、やっぱりディーゼルのぶっといトルクが必要です。
藤:ディーゼル復活に向けた動きは既に始まっています。例えばメルセデスは、新しいディーゼル工場をポーランドに造っている。彼らはここまで普及したディーゼルをやめるわけにはいかないのです。だからそのうちドーンと出てくる。私はそう見ています。
「マイルドハイブリッドの効果はちゃんと出てます」
マツダ藤原副社長インタビュー(4)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/03/news040.html
池田 多分ラージのプラットフォームはFRにして、直6っていうのは、すごく正しいと思うんです。ただ、ひとつだけ怖いなと思っているのは、ディーゼルの直6なんですよね。これは、もうまさに世の中との戦いじゃないですか、どっちへ転ぶか。ここはどう見られているんですか。
藤原 もうやらざるを得ないと思って。でも、(ディーゼルは)必ず戻ってくると思っているんです。特にヨーロッパの人には、ディーゼルには簡単に止められないだけの商品価値はあると思ってます。
池田 ディーゼルは死なずですか?
藤原 彼らがヨーロッパ中を、例えばドイツへ出張するとすると、PHVで一生懸命頑張っても、やっぱりディーゼルにはかなわないんですよ。ディーゼルで出張すると、1回満タンにすると1000キロ走るわけじゃないですか。それもあのトルクで、アウトバーンをばーんと走って。彼らは電車で行かないし、飛行機で行かないし、びゃーんとクルマで行っちゃうわけですね。それは今のPHVでできるかっていったら、できないんですよね、やっぱり。重たいものを積んでいるので。
まあ、藤原大明神の予言通りでしたね。
Posted at 2020/06/17 21:56:28 | |
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