今回は横浜市の三渓園脇を走る、国道357号線でマツダコネクトの位置ズレが起きるということで、再現実験をしてみました。
ナビ不具合報告(価格.com)
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000962484/SortID=21703700/#tab
位置ズレが起きるのは、この三渓園インター付近から、根岸駅の間あたりで起きるとのこと。
位置ズレが起きるという車両は、CX-8 (自社位置演算ユニット付き)ですが、私の車両は自社位置演算ユニットが搭載されていないという違いがあります。
CX-8 の症状としては、CMU を交換しある程度症状改善したものの、この三渓園〜根岸間については、上りは左に、下りは右にズレるそうです。
この国道357号線ですが、ちょっと特殊な構造で、国道も高架なんですが、そのすぐ上に首都高速湾岸線が通っています。
この写真の、地面の上、首都高速の下に挟まれた高架が国道357号線です。
結論としては、
1)首都高速湾岸線を三渓園から根岸駅方面、および根岸駅から三渓園方面に走ったが、全くずれなかった。
2)国道357号線を三渓園から根岸駅方面に走ったが、全くずれなかった。
3)国道357号線を根岸駅から三渓園方面に走った際に、1回だけズレたが、1秒も経たずに正しい位置に補正された。
ということで、この掲示板で指摘されているような、1ブロック隣の道を走るような大きな位置ズレは全く起きませんでした。
1回だけナビの位置がズレた場所があったので、そこだけ記載しておきます。
まず、地図ではこの位置になります。
見ての通り、国道357号線から側道への分岐です。
しかしながら、地図では直進は側道になっています。
よって、車はほぼ直進しているため、ナビでは脇道に入ったかのように位置ズレを起こしました。
車は高速道路の下を走っているにも関わらず、マツコネは側道を走っていると誤認。
側道は行き止まりであるにも関わらず、車は直進し続けているため、マツコネは一瞬停止。
1秒もかからず、マツコネは正しい位置に補正されました。
位置ズレの発生原因としては、以前に検証した、
マツダコネクトの位置ズレ再現(四ツ木大橋編)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/41533023/
と非常によく似ています。
ここで注意して見て欲しいのは、位置補正後は高速道路上だと誤認識せず、正しく国道357号線上と認識されたことです。
高度情報を使っているのだと思われます。
GPS の表示が青のままであるのは見た通りですが、もし仮に GPS の位置測定が大きくズレていたら、この時にマツコネは正しい位置に補正できないはずです。
よって、少なくとも私の車両は、 GPS でも大きな位置ズレを起こしていないと思われます。
1)首都高上を走行する限りはズレは全く起きない
GPS 衛星が正しく検知できる状況では、全く位置ズレはおきない
2)首都高が覆いかぶさっている国道357号線上であっても、少なくとも自社位置演算ユニットがない車両でも大きな位置ズレなく走行できる
ということは明確になりました。
つまり、位置ズレを起こすのは「マツコネだから」ではないということです。
よって、あとは自社位置演算ユニット特有の問題なのか、それとも単なる故障なのかの切り分けが必要になります。
どなたか、自社位置演算ユニット付きの車両で、ここを走ってみる方はいませんか。
■ETC2.0 ユニットを外したら解決?!
コメント欄に同様の不具合が発生した方が、ETC2.0 を外したら不具合が起こらなくなったという情報を寄せていただきました。
ブログにまとめて頂いたので、紹介します。
CX-8ナビゲーション不具合について
https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42647754/
Posted at 2018/08/19 21:01:54 | |
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