よーつの"2号機" [
トヨタ アルテッツァ]
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クスコLSD TYPE-RS 仕様変更 その②
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カム角についてもう一つ。
①1way、②1.5way、③2wayとありますが、
①はアクセルオン時のみ作動で、アクセルオフは何も起きません。
画像を見ていただくと、プレッシャーリングには三角形をオン側に横倒しにした切り欠きがあります。
この時、オン側のみ55°等のカム角が存在し、アクセルオンでプレッシャーリングをグイグイっと押し開いてLSD効果を発生させますが、オフ側は0°なのでプレッシャーリングを押し広げることはできません。
「1wayはアクセルオンの時だけ効く」という理由です。
次に②を飛ばして③
画像のとおり左右均等な菱形です。
アクセルオンが55°であればオフも55°です。
どっちにしても同じように効く、つまりアクセルをオンオフしてもLSD効果に差がでにくいという事になります。
これがアクセルオンオフの激しいドリフトで2wayが好まれる理由です。
それでは②
1.5wayはアクセルオンでしっかり効いて、オフで微妙に効くというのがよく耳にする表現ですが、正しくは1.5wayは2wayの変形型になります。
1.5wayのカム角は55°/20°とかいう風に表現されます。
お察しのとおり、これはアクセルオン時が55°で、オフ時が20°のカム角で作用するということ。
数値上で見れば、アクセルオフの時はオンの時の1/3ほどの効きになると予想されます。
画像のオン側はしっかりした切り欠きがありますが、オフ側は緩やかなこじんまりした切り欠きしかないのがわかります。
切り欠きの山が小さいということは、アクセルオフ時のLSD効果はそれだけしかない、とうていMAXまでは行きようがないということです。
つまり、
オン:オフの比率が1:0なのが1wayで、1:x(0<x<1)となるのが1.5way、1:1なのが2wayということです。
x=オフ側の山の高さ
あくまで素人なりの見解です。
- 1:続きですが、いきなり参考 ...
- 2:このLSDのキモとなるR ...
- 3:イニシャルトルクだけでは ...
- 4:画像3のようにディスクの ...
- 5:これが完成形です。 イ ...
- 6:今回は触りませんが、LS ...
- 7:カム角についてもう一つ。 ...
カテゴリ : 足廻り > 駆動系 >
調整・点検・清掃
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
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難易度 | ★ |
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作業時間 | 6時間以内 |
作業日 : 2020年01月13日
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