皆様まいどご贔屓に♪
信頼と実績と、昔から虫の声とかいうモノの、実際には虫が声帯を持っているワケでもなく、羽根をこすり合わせるなどして発している音に過ぎないのだけどなぁ、と思うdateyaにゴザイマス♪
で、今回はワタクシが地元に戻りネオン街デビューをした頃からの、いわゆる行きつけのスナック(まだ若いのにねぇ)での話。
その開店当初から、ずっと通われているママさん目当てのお客さんがおりました。
というよりも、そのママさんが独立してその店を出す前からの付き合いなんですね。当然ですが、ワタクシごときが入り込むすき間など無く。
というよりも(二度目だな)、その店には当初はママさんともうひとり、同級生のかたが勤めておりました。ともにワタクシよりも若干、年上です。どちらかと言えば、ワタクシはそちら目当てで通ってました。
ぁ、目当てとは言え、年上でもあり当時のワタクシはまだまだ余裕ぶっこいてましたので、せいぜいなんかイイコトでもあればラッキー♪ぐらいのスタンスでしたが。
で、そのお客さん。
ある程度の年齢の方ならご存知でしょうが、当時はまだ地元紙などに、いわゆる地元の名士的な扱いで、毎年の納税額ランキング(いわゆる長者番付ですな)が載せてありまして、そこの市内の1位とか2位に毎年名前が出ている方でした。県でも、当然のように片手におさまるぐらいのランキングだったかと。最初は知らなかったけどね。
徐々に、そういう方なんだなぁとわかってはきたものの、見た目はただのスケベそうなオヤヂだし。ほぼ毎晩、お店に通っていたようです。
で(3度目だな)、当然ですがお金は持っているワケですよ。
ですが、とにかくお金を使わないケチなんですね。
ぃゃ、最低限の分しか払わない、みたいな?
使わぬからこそ、貯め込めるみたいな?
普通のスナックなので、普通に飲めば普通に掛かるのですが、そのヒトはそもそもお店に来るのが日付が変わってからとか閉店間際とかなんですよ。
で、そこからかならず晩ご飯として、近所の食堂で出前をとります。それも、基本は味噌ラーメンの大盛りと餃子、そこにチャーハンが付きます。それは、そのお客さんの分。当時ですら、もう還暦なんだねぇとか言っていたので、ある意味でワタクシは感心しておりましたが。そこに、ママさんが食べるならレバニラが単品で付くとか?
ぁぁ。わりと長い付き合いでしたが、他にワタクシともう1人の女子しかいないような時でも、なんか食べる?的なコトは1度もありませんでしたね。もっとも、コチラもケチなのは百も承知なので、期待などしてませんでしたが。
そのくせ、閉店して帰る段になって、急にそのヒトから電話が来て、「あぁ、dateya? まだいる? あのね、携帯の画面が真っ暗でダメなのね、ちょっとみてよ?」とか言ってさぁ。午前3時頃の駐車場そばの路上で待たされて、そこにジャガーでヘロヘロと来て。なんのコトはない、当時はまだスマホなど無かったのでいわゆるガラケーでしたが、そのバックライトが点かない設定になっていただけで。それを直してやったら、礼も言わずにブブぅ~んて去って行ったけど。
で(4度目です)、そのヒトはお酒を飲まないんですよ。
飲めないのではなくて、飲まないらしい。
飲み物は、専用の黒豆ココアとかの健康を気遣うヤツでしたね。
ぃゃぃゃ(;´Д`)そこかよ。。。
金持ちの道楽にはついていけませんねぇ。
そして、まるで会費制スナックかのように、店に来たらば有無を言わせずに1万円のお会計でやってたみたいです。そのほうが分かりやすいけど、どう考えても割に合わないんですが。
それも、いわゆる税務署が入る云々の時期になると、まとめて幾らかの領収書を書いてくれ、みたいな?
なるほど、そういう風に徹底しなきゃ、番付になど載れませんゎな。
まぁ、そんなヒトでした。
ちなみにですが、飲んでないのでジャガーなりベンツなりアウディなり(つねに車は5台ほど持ってます)を自分で運転して帰るのですが、夜の夜中に高級外車が国道を時速40キロほどで走っております。なので、逆に疑われてよくパンダに停められていたそうな。ザマぁみろ(ΦωΦ)
そして、そのヒトが当時好きだったTV番組が、亡き志村師匠の『バカ殿様』でしてね。
で、今となって思うのは、当時はあんな下らない番組とか思ってましたが、今では似たようなモノでより喜んでいる自分が居たり。
そして思います。そのヒトのように、人生は敵を作ってナンボだし、ヒトに嫌われてナンボなんだなというコト。憎まれっ子世に憚る、ですね。
このブログの要点ですよ、試験に出ますww
どんな善人でも尊敬されるヒトでも、死んでしまえばせいぜい線香を少しだけ余分にあげてもらえるぐらいのもんでしょ?
だったら、嫌われようが陰口を叩かれようが、こうして生きている間に存分に思い通りに過ごす方が利口なのだろうなと、そんなコトを考えてみたワタクシでございます♪
そうこうしているうちに、不肖ワタクシも今では立派な他人に嫌われるオヤヂになり果てております。
先述の社長に比べれば、そのレベルは足元にも及びませんが、それでも敵は順調に(?)増えているものと。
それをヨシとしているわけでもありませんが、自分が仕事を進めていくうえで、そしてこうして生きて行くうえにおいて、それは必要不可欠なコトであったり、どうにもこうにも避けられぬコトであったりという事なのだなというのが、徐々にではありますが見えて来たdateya。これからも、迷ったり悩んだりするのでしょうが、より嫌われる方向性をというコトで邁進して行こうかなと。
なるほど、コレでまた仕事の面では良くなるのでしょうが、プライベートではますます孤立の奈落の底だよなと、そんなコトを悟った今日この頃なのでした(;´Д`)
Posted at 2020/09/17 22:52:28 | |
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