歴史は戦勝国によって作られます。
しかし、事実を丹念に見れば、見えてくるものがあります。
1.第二次世界大戦
1939年9月1日、ナチスドイツがポーランドに侵攻して大戦が始まりました。
侵攻前に東プロシア・ダンツィヒのドイツへの返還とポーランド回廊の鉄道・高速道路の建設を弱小国ポーランドが強大なヒットラーに対して拒否し続けたのはなぜでしょう。
英仏さらには歴史の表舞台には出て来ない米国ウィリアム・ブリット駐仏大使は何をしていたのでしょう。
2.太平洋戦争
1941年12月8日、ハル・ノートを突きつけられた日本が真珠湾を攻撃し、開戦しました。 しかし今では米国が日本軍の暗号を解読していたことが知られています。
それではなぜ真珠湾の米軍は日本軍の攻撃により甚大な被害を出したのでしょう。
また通常は演習のない日曜日に、米海軍の空母2隻だけは「偶然」真珠湾を離れ退避したのはなぜでしょう。
3.朝鮮戦争
1950年1月、米国の国務長官アチソンは、「韓国は米国の防衛線の外である」と演説しました。
つまり「韓国が金日成に侵略されても米国は関知しない」と言う意味です。
その半年後の6月25日に北朝鮮軍は侵攻を開始しました。
スパイになった先生
ついでに
北朝鮮の同盟国ソ連は国連の安保理を欠席して、拒否権を使わず、国連軍の派遣が決まりました。
グロムイコの回顧録によると、欠席はスターリンの命令だったそうです。
一方中共の義勇軍の介入を避けるため、マッカーサー司令官は中国から朝鮮への通路を爆撃することを提言しました。 しかし米国政府はこれを却下しました。
不思議ではないですか。
当時の米国政府やスターリンに影響力を持っていたのは誰でしょう。
4.911同時多発テロ
米国CIA、NSC、FBIなどはテロリストの動向を知っていました。しかし、逮捕することはなく、2001年9月11日、旅客機2機がWTCに突っ込みました。
そしてジェット燃料火災では溶解しないビルの鉄骨(溶解温度は1200度以上)が溶けてWTCは倒壊しました。 (米政府が発表した報告書)
火災で近代的なビルが倒壊した例は他にありません。
※車両火災で鉄が溶けないのはご存知のとおり。
しかも航空機が突入しなかった第3ビルまで何故か倒壊しています。
それから「テロとの戦い」という名の侵略戦争が次々に始まりました。
5.ウクライナ戦争
2021年12月7日、バイデン大統領はプーチン大統領とリモートで首脳会談を行いました。
翌日バイデンは「ウクライナに米軍は介入しない」とわざわざ発言しました。
2022年2月17日、ゼレンスキーはロシア系住民(自国民)が住むドンバスへ60回砲撃しています。
2022年2月24日、ロシア軍はウクライナに侵攻を開始しました。
6.ナンシー・ペロシ訪台
2022年8月2日、ナンシー・ペロシ(当時米下院議長、民主党)は台湾訪問を強行し、事前に予想されていたとおり中国の猛反発を招きました。
報復として中国は台湾のまわりで大規模な軍事演習を行いました。
一体なんのために台湾に行ったのでしょうね。
台湾海峡の緊張を高めているのはどっちですか。
戦争の始まりはいつも同じ手口です。
一体誰が戦争をしたいのでしょうか。
一体どちらが挑発しているのでしょうか。
ゼ大統領は、国民や兵士が死に続けているのに、なぜ和平仲介を断り続けているのでしょう。
某首相やマスコミはなぜ戦争継続を支援し続けているのでしょう。
日本にNATOの事務所を設置するのはなぜでしょう。
ウクライナ戦争支援がウクライナ人の血を流し続ける結果になる(日本語字幕動画1分20秒)
ゼ大統領を招いた広島G7サミットは大成功だそうです。
でも被爆地広島で戦争継続支援を決めたのは、どうなのよ、と思いました。
口先だけの平和という言葉に聞こえました。
Posted at 2023/05/27 07:32:26 | |
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