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2022年12月31日 イイね!

弱肉強食の世界②

弱肉強食の世界②防衛費増額自体には反対ではありません。
ただ周辺国に脅威を与える「敵基地攻撃能力」などとわざわざ言うのは知恵が足りないとは思います。
また日本国民へのエクスキューズにも聞こえます。

ネトフリで映画を見ていたら、たまたまアメリカ大統領の湾岸戦争開戦演説(抜粋)が挿入されていたシーンがありました。

1990年8月2日イラクがクウェートに侵攻。
1991年1月17日(現地16日)より米国を中心にした多国籍軍が空爆を開始して湾岸戦争が始まりました。
ブッシュ大統領(パパブッシュ)は開戦演説を行い、TV中継されました。

- - - - -
2時間前イラクとクウェートの軍事目標に国連軍が空爆を開始しました。
この演説の間にも攻撃は続いています。
今目の前には好機が訪れています。
我々と未来の世代のために新世界秩序(New World Order)を築くのです。
世界を統治するのは弱肉強食ではなく、法の支配であるべきです。
我々はこの戦いに勝ち、世界に秩序をもたらします。
信頼される機関である国連の決議は、平和を守るという本来の役割を果たします。
国連の理念です。
イラクの国民と争うつもりはありません。
彼らに罪はない。
戦禍に巻き込まれた人々の無事を祈ります。
目的はイラクの征服ではなくクウェートの解放です。
私がイラクの人々に願うことはただひとつ
あななたちの独裁者を説得して欲しい。
彼が武器を捨て、クウェートから撤退するようにです。
平和を愛する国々の仲間に戻ってきてください。
トマス・ペインは何年も前に言いました。
今こそ魂の真価が問われる時だ。
彼の名言は現代にも通じます。
多国籍軍の戦闘機がイラクの空爆を続ける今も、私は戦争ではなく平和を語りたい。
私は確信しています。
我々が戦いに勝ち戦闘の恐怖が終わる時、人々は気づくでしょう。
団結した世界にかなう国家は存在しないと。
- - - - -

イラクのクウェート侵攻と湾岸戦争は、アメリカでクウェート人がルームメイトだったこともあり、ショックでした。
そしてこのブッシュ大統領の演説に対する当時の感想は、「なるほど」と思わせる立派な演説だと思いました。
大統領演説の全文(PDF)はコチラにあります。


2003年3月20日、息子ブッシュ大統領のアメリカはイギリス、オーストラリア、ポーランドなどの有志連合軍とイラクへ侵攻しイラク戦争を開始しました。
国連安保理の決議はありませんでした。
そしてアメリカが開戦に踏み切った理由としてあげたイラクが大量破壊兵器を保有しているという主張は嘘でした。
(イスラエルのネタニヤフ元首相が訪米してイラクが核兵器を開発中だと訴えていた)
湾岸戦争で金しか出さずに批判された日本は、戦争終結前に自衛隊800人を派兵し、航空自衛隊はイラクで空輸活動を行いました。
そして日本はイラク政府に対して7,100億円の債権放棄をする結果となりました。
イラク戦争では50万人が死亡し、そのうち7割は民間人だと推計されています。

イラク戦争の本質は「法の支配」ではなく「弱肉強食」そのものの侵略でした。
リアルタイムでは納得しても、イラク戦争の後で湾岸戦争のブッシュ演説を振り返れば、いかに空虚な言葉だったのかがよくわかりました。

イスラエルの傭兵アメリカ。
そのアメリカに言われたら、断れないのが今の日本です。

来年こそ平和な年になりますように🙏
Posted at 2022/12/31 11:37:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年12月30日 イイね!

マスク

マスク

ひとこと言わせてください。

粉塵や塗装時の塗料などは普通のマスクでは防げません。






でも粉塵などより遥かに小さいウイルスを何故普通のマスクで防げると言うのでしょう🤣

マスクに感染予防効果はないという論文は季節性インフルエンザの時から山ほどありました。
TVに出るのは科学を歪曲する「専門家」ばかり。
マスクをし続ける日本は陽性者数世界一(100万人あたり)になりました。
明らかに効果ないでしょ。

マスクは咳などで唾(飛沫)が飛ばないようにエチケットでするものでしょ。(飛沫感染じゃなくて空気感染だよん)

マスク着用しないと入店拒否、搭乗拒否、ましてや逮捕・有罪なんて間違っている、と思います。
Posted at 2022/12/30 09:30:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年12月29日 イイね!

ドルがヤバイデン?

ドルがヤバイデン?
ロシア経済制裁がもたらしたもの
【凋落する基軸通貨ドルの威信】

まずはおさらいから。
アメリカは60年代、70年代にベトナム戦争をやって泥沼になり、戦費がかさみ、ドルを大量に発行した。

大量のドルを保有していたフランスやイギリスは不審を抱き、手持ちのドルとアメリカが所有する金(きん)との交換を要求し始めた。
(当時は金本位制だったので、金1オンス35ドルで交換が約束されていた)

そこで、金がどんどんアメリカから出ていって、1971年8月、ニクソンはドルと金の交換の停止を宣言。(ニクソンショック)

金に裏付けられていたドルは、この日を境に何の裏付けもない通貨(不換紙幣)となった。
これで、アメリカは好き放題ドルを刷ることができるようになったが、買い支えとドルの価値の裏付けが必要となる。

そこで、3年後の1974年、当時国務長官のキッシンジャーがOPECの長であるサウジに飛び、この後40年間封印されていた秘密の協定を結ぶ。
出典

協定とは、アメリカがサウジの王室を守るから、石油の取引は全てドルにし、収益はドル(米国債)で保有する。
これで、世界中の全ての国は石油(そして他の資源)を買うためにドルを保有しなくてはならなくなった。
いわゆる「ペトロダラー」の誕生。
ドルは金ではなく、石油で裏付けされることになった。

これを破った国は容赦なく滅ぼされてきた。
ユーロで石油取引しようとしたイラクは「大量破壊兵器がある」と事実無根の難癖をつけられて2003年に侵略され、フセインは殺された。
2009年に金本位制に移行しようと呼びかけたリビアは2011年に暴動を起こされ、NATOに空爆されて、カダフィは殺された。
出典

リアルタイムでは気がつかないことも、後で振り返れば見えてくることがあります。
しかし忘却とは忘れ去ること也。


そして現在。

2021年8月、サウジアラビアとロシアは軍事協力協定に調印したと発表。
出典

サウジはロシアと軍事協定を結ぶことによって、アメリカから守ってもらわなくてもよくなった。

世界で一番の武器の輸入国はサウジアラビア。
出典

世界で1番の武器輸出国はアメリカだが、2番めはロシア。
出典

そして今年3月、サウジが石油取引を元で行うことを計画していることが明るみに出た。
サウジの王室はロシアと中国に守られ、石油取引は中国元で行う。
出典

昨年の夏同じ時期に、ナイジェリアもロシアとの軍事協定に調印。
出典
ナイジェリアは、OPECで中東以外での原油生産量トップの国。

このサウジアラビアをめぐる歴史的転換のやばさに気づいたアメリカは、今年7月15日、バイデンをサウジに飛ばした。
表向きは原油の増産を懇願しにいったことになっている。
出典

7月22日、プーチンはBRICS諸国は新しい国際基軸通貨を確立するために協業していると発表した。
出典

そして、サウジはエジプトとトルコとともに、BRICSに参加することを検討中とのニュース。
出典

バイデンはサウジ王室に、BRICSに参加しないでくれ、と懇願しに行ったと考えられる。
しかし痴呆症のヤバイデンが成功したとは考えがたい。

BRICSには中国、ロシアに並んでさらに重要な国がある。それは人口2位、経済(GDP)で5位のインド。

インドとロシアの間にある南北輸送回廊とは、イランを経由してインドとロシアを結ぶ全長7200kmの輸送網(船、鉄道、道路)のこと。
出典

これができると、インドとロシアは中東、ヨーロッパ、その間のスエズ運河を通ることなく取引ができることになる。
つまり、ロシア・インド間の取引は欧米には全くつかめなくなる。

今年の7月5日インドはイランに回廊を開くことを要請。
出典

同7月、この回廊を使ってロシアはインドに物資を送り始めた。
出典

7月13日、インドの中央銀行はロシアとの貿易にインド・ルピーを使うシステムを発表した。
出典


つまり現在、
サウジはBRICS基軸通貨システムに参加検討中。
中国は元でサウジから石油を買う。
インドはルピーを使って国際取引する準備ができている。
ドルから追い出されたロシアは、ルーブルでの決済をヨーロッパに要求。
アメリカが主導したロシアへの経済制裁が、結果的にドルの基軸通貨としての威信低下を早めたように思われる。
そして先進国と自惚れているG7には、アメリカを除いたら資源保有国はひとつもない。

- - - - -

米国債を保有している上位30カ国で日本がダントツ1位です。
昨今の円安で含み益が40兆円は増えたはずなのに何故増税するの?
国民の所得を増やすと言っている政策と矛盾しています。

アメリカに売りつけられた米国債は償還するたびに買い換えをさせられて、元本は減らないし、多分永久に戻ってきません。
債権証書も日本国内にありません。
つまり売ることはできない実質はアメリカへの貢物です。
かつて橋本龍太郎首相はコロンビア大学で行われた講演会で「米国債を売る誘惑にかられることがある」と発言しただけで、ダウが大幅に急落して「米国債の売却は宣戦布告とみなす」と脅されたという話が伝わっています。
それ以来日本政府が米国債売却について話すのはタブーになりました。
またアメリカからの国債追加購入要求を、国益に反するとして拒否した故中川昭一氏は、不可思議な酩酊事件で失脚しました。

ルーブルの為替レートが落ちないのは、マーケットがドルの凋落と基軸通貨の二分化あるいは多極化の可能性を折り込み済みだから、と真田幸光氏がプライムニュースで語っています。

お金持ちの方は株ではなく、金(きん)を買いましょう。

さて中国の天然ガスのロシアからの輸入量が過去最大を更新しました。
中国は現在景気後退中でガスが余るはずです。
余った天然ガスは西欧諸国が中国から買っている模様です。
つまりロシア制裁をした結果、ガスの供給をロシアから絞られた西欧諸国は何倍も高いガスを中国経由で買っているという皮肉な事態になっているようです。
凍死しないために必要ですが、国民は困窮しています。
特に英国が電気・ガスの値上がりが酷いと報じられています。

果たして日本の政権は乗り切ることができるほど賢いでしょうか。😭
以前言ったように資源のない日本は、原発と火力発電所をバンバン稼動させるべきです。
地球温暖化の主因が二酸化炭素だという科学的証明はありません。

頭の悪いマスコミは、いまだにロシア非難、戦争をやめる気がないアメリカとゼレンスキー擁護の一辺倒です。
どっちもどっちなのに。

来年はもう少しは良い年になりますように🙏
Posted at 2022/12/29 09:07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年12月28日 イイね!

アバター : 鯨と化学合成油

アバター : 鯨と化学合成油ジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター・ウェイ・オブ・ウォーター」を観ました。

極めて美しい映像に目を奪われましたが、前作から引き続き人類が異星の原住民を殺して征服しようとする、南北アメリカや東チモールなどで白人が行ってきた現実の歴史そのものがモチーフとなっている基本的にはヒネリのないシナリオです。

13年前の前作では「森林破壊」がテーマになっていましたが、今回は「反捕鯨」がテーマになっています。
人類がクジラのような海洋生物トゥルークの脳を薬にするためだけに殺して捕獲する残酷な描写が出てきます。

1970年代に化学合成油(シンセオイル)が開発されました。
1974年に発売された自動車用化学合成オイル「モービル1」の「バナナで釘を打つCM」(1977年)を覚えている方も多いでしょう。



化学合成油が開発されるまでは、鉱物油が使われていましたが、特殊な用途には鯨油、特にマッコウクジラの頭から取り出される脳油(「鯨蝋」)が使われていました。
特殊な用途とは、アポロ計画など宇宙開発での不凍油としての使用です。
ロケットや人工衛星にホホバエステルが使われているかも

このためマッコウクジラは米軍に大量屠殺されました。
日本人と違って鯨蝋以外の肉などはすべて廃棄されています。
今回の映画の生き写しです。

その白人が反捕鯨の映画を作って日本人を非難するのはどうなのよ、と思いました。
日本人がオキアミやそれを捕食する魚類などの海洋資源を保全するために増えすぎた鯨(やイルカ)を捕食してきた文化は否定しつつも、寿司は健康食で美味いと喜んでどんどん食べる矛盾には気がつかないようです。

アバターは第3作も第4作もすでに制作が一部済んでいるそうです。
3時間の長編なのでジジババは鑑賞前にトイレを済ませておくことをおすすめします(笑)
Posted at 2022/12/28 12:58:21 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年12月27日 イイね!

Killing Me Softly With His Song(優しく歌って)

Killing Me Softly With His Song(優しく歌って)

昔の話ですが、高校時代は空手部の主将でした。
沖縄小林流(しょうりんりゅう)という琉球空手の流派でした。高三の時に県大会個人の部で優勝しました。

空手ではやみくもに叩くのではなく、「急所」を狙います。
急所で有名なのは人中(鼻と口の間)や水月(みぞおち)、金的(睾丸)などがありますが、四冠王者の井上尚弥が得意なレバーブロウ(肝臓)も代表的な急所のひとつです。

空手の「三年殺し」とは、肝臓と脾臓の急所を突くと、そこがじわじわと悪化して三年後に死に至るという秘技です。
愛読していた梶原一騎原作の人気漫画『空手バカ一代』に登場しましたが、正直実在するのかは疑問です。

しかし現代にはLNP(脂質ナノ粒子「Liquid Nanoparticle」)があります。
ファイザー自身が行った薬物動態試験で筋注されたLNPが血流に乗り臓器へ蓄積することがわかっており、濃度が高い順に肝臓、脾臓、副腎、卵巣へ蓄積します。
SARS-CoV-2 mRNA Vaccine (BNT162, PF-07302048) 薬物動態試験の概要文PDF

肝臓と脾臓は奇しくも「三年殺し」の急所と同じ部位です。
またLNPは血液脳関門を突破することもわかっています。
蓄積した臓器でもLNPの「中身」の作用が発現し、抗原のタンパク質が生成されます。

ここ1−2年で日本が過去経験したことがない極めて急激な出生率の低下が起こっています。
「晩婚・晩産化」、「子育て支援の不足」などを原因に上げる評論家や政治家が大勢いますが、なかなか納得はできません。
なぜなら世界中で起きているからです。

出生率低下の原因はなんであれ、これがいかにインパクトがあるのかもあまり話題になりません。
出生率が低下した年に生まれた世代の30年後の出生数はさらに低下することになります。
そしてそれは既に確定しています。
「30年殺し」と言えるかもしれません。

ローマクラブやWEFが必要だと堂々と公言している人口削減が果たして実現するのかどうか、30年後には多分生きていないので確認することはできません。

優しく殺すロバータ・フラックの歌が思い浮かびました。



そろそろ仕事納めですね。
皆様よいお年をお迎えください。
Posted at 2022/12/27 21:20:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「また馬鹿にしてごめんよ。
キャスティングが凄かったです。」
何シテル?   11/23 15:33
YanadaS@都内在住です。  小さくてキビキビ走るクルマが好きです。 よろしくお願いします。
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エーモン PURPLE SAVER(パープルセーバー) / 6910 
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2022/07/27 09:59:18
ロック号またもや……か😅&みん友さんからの贈り物🎵 
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