2010.11.10(水)
時刻は9時40分。国道32号線・南国バイパスを東へ向かう。目的地は安芸市にあるという、岩崎弥太郎の生家である。
「龍馬伝」で彼の役を演じた香川照之の好演により、その本人の生い立ちに触れたかったのである。
それにしても安芸って広島県の旧国名だとしか思っていなかったが、高知にもあるなんて紛らわしいことよ。
ちなみに相撲取りの安芸乃島関は広島出身である。パフュームと同じである。それはまあ、どうでもいい。
こうして車を走らせていたのだが、現地に行ったところであばら家が一つあるだけだろうし(偏見)、その次の目的地へ向かうには大分遠回りになるし、今回は残念ではあるが、行くのを止めることにした。そして高知東道路へと左折した。
ひたすら北上する。景色は街から山へと変化する。そして高知県をおさらばし、徳島県入りした。そして大歩危(おおぼけ)駅前で県道45号線へと曲がり、さらに山奥への道を進む。
と、ここで旅の軌跡(トラックログ)を保存する装置がフリーズしていることに気付き、動揺してしまった。
もっと早く気付いていれば空白が最小限で済んだものの、なんという大ボケ。軌跡は高知城見学の後、ローソン高知高須店前で止まっていた。
そこからここに至るまで、本来は装置の地図画面に赤い線が描かれているはずが、全くそれがなく、大変がっかりしてしまった。かつて老子は「善く行く者は轍迹なし」とのたまったが、私はしっかりと残したい未熟者である。
やらかしてしまったことは仕方がない。装置を再起動させると再び軌跡が描かれるようになったので、まずは良しとしたものの、心はブルーである。
そんな気持ちのまま、楽しみにしていた日本三大秘境の一つ、徳島県三好市祖谷の平家屋敷・歴史民俗資料館に到着した。時刻は11時20分。
ブログ一覧 |
2010年旅行記
Posted at
2023/05/10 06:06:17