
本記事は
不具合処置:ZO-3ギター「ノイズ、機能暴走」DIY電解コンデンサ交換、羊文学にはまるの続編です。
我がギター、DIZI-ZO HYPERの劣化した電解コンデンサを交換して以来調子が良く、毎日弾いておりますが、ある日突然電源が入らなくなってしまいました。
困りました。Youtubeで羊文学の塩塚モエカ嬢のご尊顔と、八郎潟の白魚のような指さばきを見ながら楽曲をコピーする日課が出来ないではありませんか。
早速修理することにしました。まずは原因の切り分けをします。本体に9V電池を入れてみると、なんの問題もなく電源が入りました。ということは、ACアダプタに問題があります。
今度はACアダプタの断線を疑います。それをコンセントに差し込み、本体の電源を入れたままコードを少しずつずらしながら軽く揺らしていくと、電源が断続するポイントがありました。
ACアダプタ本体から出ている蛇腹部(?)の根本でした。すぐに原因特定出来たのでラッキーです。内部のトランス周りの故障ではなく、単なる断線のようですので、簡単に直せるでしょう。
幸いこのACアダプタは6角ボルトを外すと分解出来ます。しかしそれを回す専用工具がありません。ネジ部のクリアランスも狭く、何らかの工夫が必要です。
そこではじめにウォーターポンププライヤーで軽く緩まし、あとは工具箱に転がっていたギボシ(メス)の保護カバーをボルト頭に挿入すると、サイズがぴったりで、カバーを指でつまんで回すと簡単に取り外すことが出来ました(一枚目の画像参照)。
早速修理作業に取り掛かります。基板のケーブル半田付け箇所2箇所を半田ごてで加熱し、ケーブルを取り外します。
続いて断線ポイントを切断し、新たにケーブルの被覆を剥きました。
そして基板へケーブルを半田付けします。
最後にトランス部をケースに組み込み恐る恐るギターの電源を入れてみますと…無事に赤LEDが点灯し、電源が入りました。
これでまたギターに興じることが出来るようになりました。APEXのネッシーも喜んでおります。めでたしめでたし。
ついでにZO-3復活後、最後まで通して弾けるようになった曲を、マスターした順に紹介いたします(ピッキングの精度はかなり悪いですが…)。
1. 羊文学「more than words」
2. 乃紫「全方向美少女」
3. 羊文学「1999」
4. 羊文学「踊らない」
5. あいみょん「マリーゴールド」
6. 羊文学「ロマンス」
7. スピッツ「ロビンソン」
8. 羊文学「go」→この中で一番はまった
どれも素敵な曲です。これらに共通するのは、難しいギターソロがないことです。為せば成る、鳴らせば鳴る、何事も…と、上杉鷹山公もおっしゃってま…せんね。
ということで、この頃はギター難易度の低い曲を探してはコピーすることを繰り返し、時間があっとという間に経ってしまう日々を送っているのでありました。
ギターは最高の暇つぶしです。音楽好きにはおすすめです。
ブログ一覧
Posted at
2024/04/20 17:00:13