
GW後半の5月某日、愛車三菱アイで一路岩手路へ。自宅4時出発、仙岩峠を越え8時10分岩泉町の龍泉洞へと到着しました。
開場は8時30分からですが、すでに券売機に並ぶ長蛇の列が出来ておりました。
しかし思いのほか列はどんどん進み、あっけなく入場券を購入することが出来ました。
ひんやりする洞内、前もって冬用の上着を来ましたが、それだと暑いくらいでした。体温調整が難しいです。
地底湖。青いです。吸い込まれそうで少し怖かったです。
洞内出口付近にはワインの貯蔵庫がありました。秋田の尾去沢鉱山といい、洞窟にはお酒が似合います。
あっという間に出口となりました。あれ?こんなに短かったっけ?若い頃来たときはもっと長くてもっと迫力があったような気がしましたが…肩透かしを喰らいました。
外に出ると、賽の河原のような、石がバランスよく積み重ねられている場所がありました。暇つぶしに良さそうですが、スルーしました。
続いて宮古市・浄土ヶ浜の北部に位置する田野畑町・机漁港へ向かいました。目的は「春の番屋・サッパ船まつり」にて海をクルージングするためです。
乗船賃を支払い漁船に乗り込み、出港しました。狭い航路をジムカーナのように進みます。
間もなく太平洋に出ました。ここからリアス海岸を左手に見ながら北上します。
浄土ヶ浜の遊覧船であれば、餌を目当てにカモメかウミネコが至近距離まで来ますが、ここでは餌がないので船に来ません。
それでも気まぐれに一羽現れ、しばらくランデブーしました。乗客は盛り上がりました。
船は前方に見える岩のトンネルをくぐりました。波は少しうねっておりましたが、ベテラン船長の手腕で余裕で通過出来ました。
青の洞窟。奥に入って、出るときに光の加減で海が青く見えるとのことでしたが、太陽の位置によるものか、それほど感動はありませんでした。そしてなぜかスパゲッティが食べたくなりました。
最大で高さ200mにも及ぶという断崖絶壁を眺めつつ、本当に道の駅秋田港にそびえるセリオン2本分あるのかと疑念を抱きつつ、船はUターンします。帰りはスピードを出し、海を引き裂くように進み、瞬く間に帰港しました。
港では、釣りに勤しむ人々がおりました。穏やかな港内で、何が釣れるものでしょうか?
続いて久慈市の久慈琥珀美術館へと向かいました。写真のテントの中がチケット売り場となっており、ここで入場券と化石発掘体験チケットを購入しました。
新館・本館と見学し、虫の入った琥珀やら様々な美術品に目を奪われました。
そしていよいよ化石発掘体験です。化石の発見される地層から硬い土を土嚢袋に小分けされたものが等間隔で並ぶブルーシートの上に置かれております。
それをブルーシートに広げ、素手で土をポロポロ削ぎ落としていきます。この塊からは琥珀が出てきました。
もしも化石が出て、それが新種だった場合、新聞の一面レベルの大発見とのことですが、そうは問屋が卸しません。
制限時間一時間、後半には金づちが貸与され、素手で小さくするには硬すぎる塊をそれで小さくしていきます。
結局小さな琥珀が数点発掘出来ましたが、収獲ゼロに等しい内容でした。それでも無心にコツコツ宝探しするのはとても楽しかったです。その代わり腰が痛くなりました。
敷地内にある琥珀掘りの洞窟に入ってみました。
ドラマ「あまちゃん」に登場する勉さんが出てきそうな雰囲気のあるところでした。
こうして早足で体験型観光を堪能し、家路につきました。15時30分現地出発、自宅到着19時30分でした。
今年のGWは自分としては頑張りました。この疲れは、休み明けに会社でちんたら回復することといたしましょう。
本日の行程:
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2024/05/08 19:55:20