少し前 レーシングドライバーでもあるトヨタ自動車の社長の豊田章男さんが レーシングドライバーも オリンピックの選手と同じような入国時の扱いをして欲しいと言うようなコメントを出されてました。
2021年F1最終戦
土曜日の公式予選でスタートタイヤとして良さそうな1セットしか無いタイヤをだめにしてしまい チームメートの力を借りて 必死でポールポジションを獲得。小さなミス1。
必死に取ったポールポジションながら スタートで出遅れてあっさり抜かれる。小さなミス2。
スタート直後でブレーキを遅らせて ブラジルやサウジアラビアGPの時と同じ相手を追い出す追い抜きをするも ミエミエでかわされて 失敗 小さなミス3。
2台共リタイヤならば優勝の回数でチャンピオン決定だからねぇ。
相手のペースに追いつけず ズルズル後退すること10数秒。
チームメートの素晴らしい激ブロックで1周で5秒近く追いついてきて 真後ろまで近づいたけど その後はマタマタズルズルと10秒近く離されて カッコ悪いですわ。
ある意味完敗です 小さなミス連発
クラッシュによるセーフティーカー出動
普通ならばセーフティーカー先導でのチェッカーフラッグでメデタシメデタシのはずだった。
それが 通常の流れは 周回遅れのマシンを前の出して整列が整ったらリスタートの手はずが 周回遅れのマシンはそのままでリスタートと無線があり しばらくすると 1位と2位の間のマシンだけ前に出して 整列しないままリスタートしてしまい あの結末に。
野球で例えると 9回裏10対0でボロ負けな状態で 突然9回の裏は3アウトで終了ではなくて10アウトで終了となり10対11で負けたようなもの。
これはスポーツで無くて 良く言ってプロレスか 見世物興行。
あの時点で 優勝したドライバーが取る道は 2位で大人しくチェッカーを受けることだったのではないのかなぁ それほどボロ負けだったから。
1984年ロサンゼルスオリンピックの柔道 山下選手とラシュワン選手の金メダルとかかった決勝戦のことが脳裏に浮かぶ。
負けたラシュワン選手は 金メダルは取れなかったけど それ以上の名誉が名声が。
あそこで抜かずに敗者となったら 素晴らしいスポーツ フェアプレー精神の素晴らしいF1グランプリと成ったのではないだろうか。
その点負けたハミルトン選手は やはり素晴らしいアスリート あの状況でも勝った人を称えるなんて そこだけが良かった点かな。あまり好きではないけど。
僕は一人の人が何度もチャンピオンになるのはどうかなのかなぁ チャンピオンになったら引退とか 下位のチームに移籍とかにならないかなぁと考えてるから 新しい人がチャンピオンになるのは悪くないけど あのなり方はなぁ。
もうちょっと言うと メルセデスやレッドブルのチームが居ないF1て面白そうだと考えてるし フェラーリが勝てないF1は衰退するのでは。
後味の悪い2021F1でした。
特に後半戦はね。
トヨタの社長ではないが モータースポーツの頂点であるF1がこれだと オリンピックの選手と同じアスリートにはまだしばらくなれそうもないなぁ。と思った1戦でした。
Posted at 2021/12/18 13:09:17 | |
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