
仕事車のサクシードが車検に入りました。
2014年式で走行は25万キロ弱、リース車なのにまだ引っ張る?って感じなんですが、会社方針なんで文句は言えず。。
で、代車で来たのはプロボックスのマツダ仕様「ファミリアバン」。
サクシード(プロボックス)は一度マイチェンして顔が変わってますが、普段乗ってるのはそのマイチェン前モデルでしたので、新型に乗れるのはちょっと嬉しかったり。。
今乗ってるサクシードってかなり気に入ってて、そんなモデルの最新版、期待して乗ってみました。
サクシードのお気に入りポイント、大きく3つです。
1つ目。5ナンバーの手頃なサイズ感とそのくせルーミーな前席空間、荷台はママチャリを寝かせて詰めます。低グレードのため後席は貧相ですが乗用版ならある程度期待できます。
2つ目。絶妙なシフトスケジュールの4AT、これはカングーのDP0と雲泥の差です。このATは変速のタイミングが自分の感覚にピッタリ合ってて、かつ4速のトルコンスリップの制御も絶妙でアクセルの踏み方次第で実質5ATみたいに扱えます。
3つ目、操舵性。空荷ならタイトターンでもフロントが意外と頑張ってくれるので峠道で楽しめたりします。またパワステも油圧っぽいフィーリングでクセがなく、程よい重さです。
仕事車といえ、家のカングーに比べて乗ってる時間も距離も圧倒的に多く、社内ルールで基本的には高速禁止の条件ながら月に約3000キロ位乗ってますので、たかがバンでも相性は非常に重要なんですが(車種の選択権は与えられてませんが…)、サクシードは100系カローラバン、Y11とY12ADバンと乗り継いできた中では最高の車で、仕事で乗ってなかったらマイカーとして選択肢に入ったかもと思えるほどです。
とまあサクシードへの愛を散々書きましたが、最新版はどうだったかというと・・・。
良い面から先に書きます。
1つ目。遮音が良くなりエアコンが良く効きます。今の時期、車内が涼しくなり始めた頃に次の客先到着を繰り返すのですが、冷えが明らかに速い。今のサクシードは去年エアコンコンプレッサーを交換してるので経年劣化ではないはず。
2つ目。リアサスが跳ねる感じが少なくなりました。適当な補修で路面の荒れた舗装路でも多少路面についていきますが、これは今のがショックが抜けきっているからかも。
3つ目。バンでも上級グレードなのか、後席クッションとヘッドレストもあります。
で、残念な点。
CVT。カローラバンの3速ATなのに2速発進のようなぬるい発進で、空荷ならまだしも積荷がある時に加速度のコントロールは踏まなければ伸びない、踏むと余分に加速。特にだらだら登り坂が続く道での巡航では一定速度のキープが難しく、速度計の針を動かさないようとしたら回転が上がったり下がったり。
高速のサグで渋滞が発生したり、スイッチみたいにアクセルを踏む人がいることが何となく分かるような気がしてきました。
マイチェン直後のサクシードが会社にありますが、これはCVTでも出だしのギア比は低めだったと思うのですが、燃費志向なんでしょうか。
パワステも制御が随分変わった? ザ・電動のフィーリングです。交差点の曲がりからの戻りは悪いし、直進時にも軽すぎて逆に力んでしまいます。特に雨の日はタイヤの状況が感じられず怖い。
足回りも動き方がだいぶん変わって、アクセルオンでアンダーがダラダラと出ます。
あとアイドリングストップを始め、インパネのボタンを見るとオートライトだオートハイビームだ車線逸脱防止だ衝突軽減だといった機能があるようですが、車というものの根本をちゃんと磨いてほしいと強く思いました。
で、25万キロでも文句言わず乗ろうと思いました。
Posted at 2020/08/01 02:28:23 | |
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