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車瘋老頭のブログ一覧

2022年11月30日 イイね!

様々な視点

県境を跨ぐと人やモノの往来だけではなく情報の伝達も阻害されがちです。

隣県長崎の南島原市で島原鉄道の廃止区間廃線(2008年)跡の市道を

「自転車道として整備する計画」について

長崎新聞記事(11/26 付)で初めて知りました。
https://nordot.app/969052124474884096?c=581326608166421601

平成元年(2019)に始まったプロジェクトなのだとか。

この記事では自転車道整備事業(32.1km)が

予算超過(35億円→45億円)となり

完成も予定より1年遅れの 2024年となる見込みであることについて

地元の反応が綴られていました。

長崎県は平地が少なく県庁所在地の長崎市や第二都市の佐世保市をはじめ

多くの市町村が丘陵地に拡がっています。

上り坂が苦手な自転車にとっては厳しい環境です。

必然的に自転車に乗る人も少なく所帯あたり0.55台所有で全国最下位!

これもこの記事で初めて知りました。

鉄道廃線跡は勾配も少なくサイクリングには絶好の道路だと思うのですが,

過疎地で高齢化の進む現地では多額の予算を投じる事業が

予算超過で完成も1年遅れることについて

批判的な意見がある旨,論じられていました。

左巻きの人が多いマスコミの論調としてはまあそう書かざるを得ないのでしょう。

しかし自転車道開通の暁には県外から多くのサイクリストが現地を訪れ

お金を落としてくれることが期待されます。

瀬戸内海の「しまなみ海道」が良い例です。

ここはひとつ「観光の先行投資」として

あたたかい目で見守っていただけないでしょうか。

1991/6/03 に発生した雲仙普賢岳の噴火火砕流により大きな被害を受けた

島原鉄道の島原港駅以南の区間はもともと口之津鉄道が営業していたものを

1943年に島原鉄道が吸収合併し南北区間を通しで運行していたのですが

沿線の過疎化とマイカーの普及で路線維持が困難な状況が続き

営業再開を断念して 2008年に区間廃止された経緯があります。

現在も営業を続ける北半分区間:島原港~諫早(43.2km)も

島原鉄道は厳しい営業環境にあり,この自転車道開通を契機に

サイクルトレイン等による「鉄道+自転車」ツーリズムの開拓で

新たな収入源を作り出してほしいと思います。

自転車道の沿線には島原の乱の舞台となった世界遺産の「原城跡」があり,

口之津港から天草下島北端の鬼池に渡り下島を縦断して

南端の牛深港から長島にふたたびフェリーで渡れば

島原~天草~阿久根という風光明媚な自転車旅を満喫できます。

自転車道南端の加津佐から島原半島の西岸を北上すれば小浜温泉,

旧雲仙鉄道跡を辿って島原鉄道「愛野」へ,

愛野駅から再び鉄道で諫早にもどる島原半島一周もいいですね!

↓ 南島原市HP
Posted at 2022/11/30 18:40:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月27日 イイね!

ボーヴェ大聖堂



パリの北60kmにボーヴェ(Beauvais)という町があります。

パリ北駅から鉄道で1時間半,ボーヴェ駅から徒歩10分,

床から天井までの高さ48.5mという

石造ゴシック建築としては最も高い

サン・ピエール大聖堂の内部から天井を見上げて撮影しました。

三脚使用禁止なので超広角レンズを鉛直かつ前後正中に構えるのは至難の業,

車の天井を撮影するよりムズカシイかもしれません。

この大聖堂は「石材」という建材のポテンシャルを超えた「高さ」を目指したため

建設途中で二度,瓦解を経験し16世紀後半に現在の姿に落ち着きますが,

この教会建築は一般的なそれと異なり十字架形の下方が「寸詰まり」です。

画面下方向に通常なら伸びていく「身廊(しんろう)」が極端に短いのです!

現在も石組みの歪みが止まらず「袖廊(しゅろう:画面左右に伸びる部分)」

には「つっかい棒」があてがわれる有り様。

現代の技術を以てしても「石材」を積み重ねて未完の身廊を完成させるのは

無理と思われます。なんだか「バベルの塔」を思わせる話ですね。

石造りの建物は木造と違って火事に強いように思われていますが,

聖堂内部には木製の調度品がたくさんあり

これらに一旦火がつくと上下に大きな空間で熱気の対流が起き

高温に熱せられた空気により石材も大きく損傷・瓦解に至るのは

パリ・ノートルダム大聖堂の火災事故(2019/4/15)を見れば判ります。

日本でも多くの歴史的建造物が火災で失われてきましたが

再建までの長い道のりを考えると本当に心が痛みます。

地元熊本城の完全復旧した姿は爺にはどうやら拝めそうにありませんが

戦争や災害でこれ以上歴史文化財が失われないよう祈らずにはいられません。



Posted at 2022/11/27 15:31:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月24日 イイね!

ABARTH 500e は発表されたが…



ABARTH 500e が発表されました。

既に市販されている FIAT 500e と同じ容量の(42kWh)バッテリーを搭載し

モーター出力を3割アップ(155hp, 24kgm)という仕様で

エンジン車然とした元気な排気音を発生させるサウンド・ジェネレーターを装備,

0-100km/h 加速はガソリン車 ABARTH 595 よりちょい遅の 7sec.

なんと「ぷり臼PHV」の方が速い!(笑)

出力・航続距離の最適解を小型 BEV に求めるのは至難の業のように

見受けられます。

8割充電でも35分を要する模様。

5分で満タン給油できるエンジン車の ABARTH 595 をカタログ落ちさせるのは

ちょっと早過ぎるような気がするのですが…

ここで注目されるのは先日発表された5代目トヨタ・プリウスや

近々発表されるバッテリーエクステンダー(RE)版マツダ MX-30 のような

モーター駆動を主体とするハイブリッド車ではないでしょうか?

高価で重たい大容量バッテリーはどう考えても自動車の未来と結び付きそうに有馬(温)泉。

タウンユースの小型および軽 BEV と,各メーカーの最上位機種との間を占める

ボリュームゾーンの自動車を本気で BEV に担わせようと考えているのなら

個人が自家用車を自由に走らせるという現在の自動車交通体系は

崩壊するのではないか?

まあ爺が生きている間に BEV 社会が訪れることはないでしょうが。

BEV 原理主義者達の詭弁に騙されるな!

Posted at 2022/11/25 00:19:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月23日 イイね!

熊本城完全復旧は予定より15年遅れの2052年!

熊本地震で壊れまくった熊本城の修復は一歩一歩進んでいますが

当初2037年度完成予定とされていたのが

諸般の事情により15年遅れ

2052年度になる見込み…ですと!



生きている間に復旧した姿を見たかったのに,グスン。

まあ速度を優先して杜撰な復旧作業となっては本末転倒なので

仕方有馬(温)泉ね。

さて何を心の支えにして生きていこうか?

近いところから…

・ 南阿蘇鉄道全線復旧開通:2023年夏

・ 阿蘇神社修復完成:2023年12月

・ 熊本城本丸御殿&宇土櫓修復完了:2032年度

10年後かぁ…

その頃まで杖を突かず自分の足で階段を上れるよう

体力を維持していかないと!

↓ 熊本城修復15年遅れのニュース
Posted at 2022/11/23 10:44:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月22日 イイね!

歌唱法の進化



ご存じ朝ドラ「舞い上がれ」の主題歌

Back Number の "I Love You" です。

歌詞冒頭の一節

「公園の落ち葉が舞って 飛び方を教えてくれている…」

にご注目下さい。

to-bi-ka-ta-wo o-sh(i)e-te k(u)re-te i-ru

といった具合にところどころ母音が省略され

次の音節と合体しています。

昭和の字余りフォークソングで育った私のような爺からすると

これはなかなか画期的な歌唱法なのです!

日本語は強弱よりも高低でイントネーションを付ける言語で

かな(平がな&カタカナ)1文字に必ず母音(あ・い・う・え・お)が

含まれているので

文字数=音節数となる結果

音節の数がやたらと多くなって

聞いた時にゴツゴツした(音節を感じる)印象を与えるのだそうです。

昭和の字余りフォークソングがまさにそれでした。

母音は声帯を振動させるため母音省略は省エネでもあり

「日常会話」の中では従来も無意識のうちに実践してきたやり方ですが

1つの音符に1音節を割り当てる歌の歌詞割り付けは永らく変わらず,

その歌い方が変化してきたのは

平成の宇多田ヒカルさんあたりからだったでしょうか。

冒頭で説明したように本来は2音節となる言葉の

1音節目の母音を省略して子音だけとしてそれに続く2音節目と合体させる

そんな歌唱法をちらほら聞くようになりました。

アクセントやイントネーションを強弱で表現する

例えば英語のような言語の歌では当たり前の歌い方が

邦楽ソングの歌い方に影響を与えているとすれば

とても興味深い現象であると思います。

このような変化を生きているうちに目の当たりにできるとは!

いやぁ,長生きはするもんだ!(笑)

短歌の世界でもそんな変化はあるのかな?

Posted at 2022/11/22 11:41:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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