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という仕掛けがウェーバーには付いています。

ウェーバー愛用者はご存じでしょうけど

キャブレーターを外してガソリンがキャブのタンクに入っているときに

スロットルをうっかり急に開くとピューっとガソリンが噴射される、あの仕掛けです。

これが急加速の時にだけ吸気ポートに向けて噴射されて

あの暴力的で独特な音と加速を生み出すわけです。

そういうところに惚れ込んでいるウェーバー愛好者も確かに存在しています。

写真は、そのウェーバーを搭載していないＳＲ４のインジェクションのチャンバー周りの写真です。

ＳＲ４でちょっと加速を試してみましたが、どうも２０００回転から３０００回転の間で「どっこいしょ」と言う感じの回転の息継ぎのようなものがあって、それを越えるとモリモリと加速していく感じです。

ここんトコが寂しい気もしますが、調整の必要もあまりなくて始動性や燃費が良いという利点もあります。

それがこれまでのキャブスパイダーと比べて”眠いエンジン”と評価される理由なのかも知れません・・

３０００回転以上のパワーバンドに乗せた走りをすれば良いのでしょうけど、そこまでのやる気満々の走りは、今のところする気もしなくて、ちょっと美味しいところをかじるだけの楽しみで満足しています。

に乗っている営業さんからメールが届いた。

まだ商談に入ってまもなくの頃ですが・・

「下回りは滅多に見ることが無いから、写真を撮っておきました。」

と、言って色んな角度からの写真を添えてメールをくれました。

「前のオーナーさんが１００万円ほどかけて足回りを中心にリフレッシュしたばかりの車なんですよ。」

と言う言葉を裏付けるように、ま新しいブッシュやエンジンマウント、マフラーなどが何枚かに分けて撮ってありました。

そして前のオーナーさんから、その時の明細のコピーまで入手してくれました。(￣◇￣;)ﾀｼｶﾆ100･･

「良かったら納車の後に、前のオーナーさんに送ってあげたいので撮った写真を何枚か頂けますか？」

彼のこういうサービスと能書きと気配りは今回の購入の大きな決め手となりました。

地方でミニ、アルファ１４５にスパイダーとマイナーな車に乗る私にとって故障は、相談する相手が居なかったらけっこう大変なことで・・

以前、目ン玉飛び出でるような工賃を、大口を叩く店主のショップで請求された私にとって・・
まともな工賃や部品代で事前に見積を出してくれて、自前で作業するケチな私に、部品だけでも手配してくれるし適切なアドバイスさえしてくれるディーラーの方が安心して車を買えます。

納車後の地味なトラブルにも気持ちよく対応してくれています。

ただ２０年近い年数が経っていますので、あまり神経質に細かいコトを言う積もりもありませんが・・赤字になっちゃますからね。。

ブログ上ですがここで感謝の気持ちを伝えておきます。

今回の購入に際してはイタ車好きのＮ岡さんやイタ車好きの所長さんを始めイタ車好きのアレーゼの皆様には大変お世話になり感謝しております。

ありがとうございました。

で、写真ですが”緩い足回り”という前知識を見事に裏切った新しいブッシュとビルシュタインです。

普通に走っているときは分かりませんが、高速では手が入った足を実感できました。

母は普通に乗っているときでも「まえんと（まえの１４５）よりクッション（足の積もり）の良うなったね。」と見抜いたようです。(￣◇￣;)ﾜｶﾙﾉｶ!?・・

と声がした。

声の方を向くと

小学校低学年くらいの男の子が真顔で立っていた。

そんなことを言われるのは初めてで・・

あまりの突然さに、精一杯の歪んだ笑顔で・・

「ふふふ・・(￣ー￣)･･･」・・何だそれ！？(￣◇￣;)ﾅﾆｻﾏ!?･･

食材量販店で駐車場に戻ったら、車をまじまじ見ていた中国系の人が親指を立てて

「グッ　カー♪」と言われて・・

「せせせ、せんきゅ・・」・・何だそれ！？(￣◇￣;)!?･･

実は・・そういうことを全然想定していなかったのです。。

そう言えば、母を初めて乗せた時も

「ぎゃ～ん（こんな）車から、婆さんが降りてきたら、皆、驚くばい・・(・∀・)ｶｶｶ」

と、言っていたのを思い出します。

赤いオープンカーのイメージは・・

ある世代は、巨人の星の花形みつるを思い浮かべるだろうし・・

もっと旧い人は、若大将か青大将（田中邦衛ね・・）を思い浮かべる。

私としてはアルファロメオ１０５／１１５系の中の一種で、世の色んなオープンカーの中の一台という、物理的なことしか考えて居なくて・・

だから今・・妙に浮いた感じで、ちょっと居心地が悪いのです。

とりあえず冒頭の子供の夢を潰さんように良い大人にならんとイカンようです。

製造を示すプレートが

フロントガラスの左下に付いてます。

ＡＬＦＡ　ＬＡＮＣＩＡ　Ｓ．Ｐ．Ａ．・・・(￣◇￣;)ｵﾝｾﾝ?･･

ＳＰＡは温泉という意味ではなくて株式会社の略字です。

ＡＬＦＡＲＯＭＥＯ　Ｓ．Ｐ．Ａ．では無いのが少し残念ですが・・

アルファロメオ社の変遷の歴史でもあります。


話によると、８０年代後半以降、ボディは劇的に錆びないようになったそうですが

年式的に、そろそろ燃料タンク内のサビが色々と悪さをする頃です。

そんなところを少しずつ見ていこうと思います。

・・と思っていたら一昨日、長距離を走っているときに給油をギリギリまで我慢していたら、燃料ポンプから異音がしだしました。(￣◇￣;)ｺﾞｫｵｵｰ･･

ハスに出るマフラー。。

１０５／１１５系の特徴で、この「真ん中や端っこから出さないぞ！」

・・的な、ハスに構えたデザイン感覚が妙に気に入っています。

この後に立つと若干不揃いなアイドリング音と微かにオイルが焼けた匂いと不完全燃焼ガスの臭いも旧車然として、デザインと合わせて好きなところです。

その音を聞きながら・・センター出しだったミニと、ついつい比べてしまう私がいます。

ツーリングなどでミニどうし、間を詰めて駐車をする機会が多いと、皆が申し合わせたようにフロントグリルが前の車の煤煙で真っ黒になっていたのを思い出して、こっちはハスに黒くなるのか？と考えたら可笑しくなりました。

イギリスとイタリア・・車造りの方向性は違いますが、それぞれに口うるさい車好きが多いお国柄だけに面白い対比だと思うのです。