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イイね!
2023年06月10日

⚠虫の写真多数あり⚠台風前にトンボ調査に遠征

⚠虫の写真多数あり⚠台風前にトンボ調査に遠征 またトンボか!
と言われそうですがm(_ _)m

前から逢いたいトンボがいたので、先週の土日は、雨の合間を突いて高尾山の周辺まで行ってきました。

行ったのは裏高尾と言われる高尾山の北側周辺の林道(東京都)、それから高尾山の南西の上野原(神奈川県)、陣馬山の登山道入り口のあたりです。

まず居たのはイトトンボ科ではなくカワトンボ科のニホンカワトンボまたはアサヒナカワトンボ♀(無色翅型)です。

この両種の同定は専門家でも極めて困難だそうです。

同定の根拠となる身体の特徴も地域で異なる為にアテになりません。生息地域で推定するしかなく、混じっている生息地域もあり交雑種もいることから、もはやDNA鑑定をしないと特定できないそうです。というか正しくは逆でDNA鑑定で亜種→別種となったようなんです。


翅の縁紋が白く腹部先端が太いので♀です。
この個体はニホンカワトンボの特徴に近い気がします。


土曜は曇り、日曜は早朝から大雨の予報でトンボなんて居るかなぁと思いつつ。バンガローも予約しているし、まぁ今後の為に現地の様子でも見て来ようか!というつもりでしたが、なんと陽が射すとトンボ達も少し出てきてくれました。

これは縁紋が黒いのでニホンカワorアサヒナカワ♂です。(未成熟な♂の縁紋は白いので腹部先端の膨らみも要確認です。)


林道からこんな沢に降りて遡上しながらトンボを探してみます。
東京都とは思えない環境です。




切り株に落ちた種子が発芽しているようです。


じっとトンボを探していると、いろんな物が目に入ります。

このアオダイショウは沢の両側から張り出した木の枝をスルスルと上手に、水に濡れることなく沢を渡って行きました。


枝を選んだり下を見たり慎重に進む様を見ていると、蛇って賢い生き物なんだなぁと思います。


さて家族全員、大興奮したのはこちら。
初めての遭遇です。


大きいでしょう!
ミヤマカワトンボ♂です。
体長は64〜78mmと言われていますので、この個体は最大クラスですね。
なんだか遠近感が狂うような大きさですね。カワトンボ科のトンボとしては日本最大、世界でも最大級だそうです。


川に横たわった木になりやら生えていました。高さ8mmくらいでした。


次に出逢えたのは娘が捕獲したダビドサナエ♀です。


一瞬、初遭遇のクロサナエではないかと期待したのですが。
やや残念ながら先日、足柄上郡の厳島神社で捕獲したのと同じタビドサナエでした。でも今回サナエトンボ科では唯一。




なかなか綺麗なトンボです。


探しているとミヤマカワトンボもチラホラいます。
普段のフィールドにはいないので嬉しい出会いです。やっぱり大きい!


これは中央道を挟んで北側の別の林道ですが、ミヤマカワトンボ♀2頭


こちらはニホンカワトンボorアサヒナカワトンボ♂です。これも羽に色がほとんどない無色翅型です。
使っているレンズは100 F2.8 マクロです。


好きな人達はこちらから高尾山に登るようですね。


しかし、こんな看板も。
ここで実際にクマが目撃されたと聞くと恐いです。


中央自動車道から僅かに1kmほど高尾山側に入っただけですが、沢が深い為かスマホは完全に圏外でした。

以前、愛知では同様のシチュエーションで、10分程はぐれた家族が居たので、いまはデジタル簡易無線機を使っています。それでも幾重にも曲がりくねった沢筋を700mも離れると通話できませんでした。

夕方からはバンガローを予約したキャンプ場に移動。ご主人にトンボ採取の許可を申し出ると、梅雨で空いていることもあったのかもしれませんが、場内で網を振ることも快諾してくれました。

ここにも居ます!
翅がツートンになっていますが、
ニホンカワorアサヒナカワ♂です
色が付くのは橙色翅型です。無色な部分がない個体も多くいます。
無色翅型よりも大飯喰いだそうで、環境が悪くなると橙色翅型が先に姿を消すそうです。ここにはたくさんいましたのでまだ大丈夫!(*^^*)


綺麗に色が別れていますね。


このキャンプ場、この時期はもちろん使っていませんが大型の屋外プールがあるのですが、水面をなにやら大型のトンボが周回しています。ヤンマっぽいカラーリングです!

これは無視できないので、またまた、ご主人に訳を話すと、サンダルを貸してくださりプールサイドへ立ち入りを許可してくださいました。m(_ _)m

ご主人の視線をプレッシャーに感じつつ、
採りました!
採る前からオオヤマトンボかな!?と思ったのですが、まさにオオヤマトンボ!
ご主人に「良く狙ったトンボを採るもんですねぇ!」と褒められ気を良くしたのが…。ここで実はまだまだ素人の域を出ていないことを露呈(T_T)


自宅に帰ってから再確認すると、顔の黄色条が一本です!
するとオオヤマトンボであることは否定されます。😭
コヤマトンボかキイロヤマトンボなのですが、腹部第6節の黄斑の形と翅の三角室の形からコヤマトンボ♂と同定しました!
ヤマトンボ科のトンボです。


我が家で初捕獲のトンボでした。
発見は妻、無線で駆け付けた、たぬ〜が採ったので、息子にはかなり恨まれていますが(現在進行形(T_T))、無線機を必ず携帯しろ!という教えを守らないからですね〜。うぷぷぷ。


蚊除けとして売られいるオニヤンマ君に似てますかね?(笑)


希少性ではキイロヤマトンボ>コヤマトンボ>オオヤマトンボ
となり。神奈川県東部の都市部では一部の池でオオヤマは見られ、コヤマはなかなか見られません。キイロヤマに至っては・・・。


日曜は早朝から大雨の予報だったので、ホタルが飛ぶかも!と少し下流まで見に行ってきました。
明るくして見てください。
肉眼では山の木は全く判別できない暗さでした。ホタルのことはすっかり想定していなかったので三脚を持参しておらず、手すりに押し付けて露光しました。
ISO1600または3200、レンズは24mm F4.5




長い発光をしていたのでゲンジボタルではないかと思います。




乱舞とはいきませんでしたがホタルも見れたし、なにしろ初めて捕獲できたトンボが2種(ミヤマカワトンボとコヤマトンボ)いただけで幸せです。
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Posted at 2023/06/16 08:32:42

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この記事へのコメント

2023年6月16日 14:33
三枚目の写真

めちゃくちゃ可愛い😆🎶

しかもカメラ目線だし😁
コメントへの返答
2023年6月16日 20:00
ありがとうございます〜(^o^)

小首をかしげて見上げてる〜そんな風に見えますね。
実際は、本人…本蜻蛉としては…、たぶん必死…(笑)

うちは基本的には眺めて写真撮りまくったら放すのですがぁ…。

でも研究者からは標本作りも覚えてくださいと言われています。実際にうん10年前の標本が役に立ったりすることがあるんだそうです。
気持ちは複雑ですが。

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