
コロナによって、密を避けるレジャーとしてキャンプが流行っていることは知っていました。
しかし人気のない(←失礼)、たぬ~ですが、いつも行っているキャンプ場なら大丈夫だろうと2週間ちょい前に電話をすると、、、なんと!いっぱいでとれません。
釣りができそうな範囲で、慌ててGoogleマップでキャンプ場を探すと…。
あれ?こんなところにキャンプ場があったっけな?!?!
今回、行くことができたのは、源泉を3本持っているという湯河原温泉地所株式会社がやっている湯河原温泉(神谷)キャンプ場です。
http://onsencamp.com/
湯河原温泉神谷キャンプ場 管理棟&受付
〒259-0314 神奈川県湯河原町宮上773−151
0465-62-2243
https://maps.app.goo.gl/afVkArxunxtK3jJ68
このキャンプ場、他とは一風、変わった雰囲気といえるかもしれません。
というのは現在のトイレや炊事は、管理棟内の普通のトイレ(ウォッシュレット付)、普通のキッチンです。なんだか貸別荘やオーナー宅に遊びに来ているみたいな感じがします。(笑)
さらにサイトのエリアにより、2つの顔を持ったキャンプ場とも言えるでしょう。
なんでもオープンしたのがは、先月2020年10月なので、まだプレオープンのような状態です。
そりゃあ「こんなところにキャンプ場あったっけな?」となるわけですね。
現在の状態では、トイレや炊事場が遠かったりするサイトもあるので、よく理解して行かないと、二度と行くもんか!となるかもれしません。(T_T)
温泉の料金も取られるし、キャンプ場としては料金は高い方でしょう。
でも実際に行ってみて、たぬ~ですは、このキャンプ場はこれからも、もっときっと良くなる!と信じています。
オーナーやスタッフさんの人柄も素敵です。
なので、かつてないほど詳しく、このキャンプ場ご紹介してみたいと思います。
キャンプ場は縦に細長く200m位、急坂の一本道の左右に平らなサイトが点在するつくりです。
たぬ~ですが地図を作ってみました。LINEカメラ、やっぱり場所がズレますね。星ひとつぶん上にずらして見てください。
キャンプ場の立地は傾斜地ですが、すべてのサイトは元々なにかに利用されていたと思われる土地のようです。
段々畑のように整地されていますので、サイト内は概ねフラットですのでご安心ください。
●管理棟
湯河原市街から細かい道を曲がり、キャンプ場に辿り着くと、平屋の管理棟があります。
(ナビ任せでちゃんと到着できました。分かりにくい曲がり角には、小さいながらもキャンプ場の看板があります。)
管理棟はオーナーの自宅か別荘を兼ねているようです。トイレとお風呂(その1)、炊事場もここにあります。
といっても、トイレもキッチンも、普通の住宅のものが一つだけです。
●芝生ファミリーキャンプゾーン(勝手に命名)
詰めれば10サイト位でしょうか。
管理棟の目の前のお庭から、下る方向に3段になった雛壇で、陽当たりも良いです。
2段目までは綺麗な芝生になっています。
トイレや炊事、お風呂は、管理棟を使いますので、徒歩0~2分です。(笑)
管理棟の灯りもあるので、夜でも明るく安心です。
綺麗な芝生です。
このサイトは陽当たりも良好です。
南南西に向かって眺望が広がります。これで、海が見えたら最高なんですが、さすがにそれは無理でした。
●管理棟のお風呂
温泉配給会社がやっていますので、源泉掛け流しです。
お風呂は小綺麗と言えませんが、でもレトロですが清掃はいき届いていました。湯船のサイズは同時に4人位が入れる大きさです。
シャワーは1本ありますがお湯の量が少なく、湯船に入れるお湯を止めて、なんとかシャワーが使えます。
多くのキャンパーが入るので、湯船のお湯もどんどん掛け流したいのですよね。温泉配給会社さんなので、湯量は今後、改善されると信じたいです。
派手な匂いや色はありませんが、いいお湯でした。湯河原の温泉の歴史は古く、万葉集にも登場するとか。少し黄色味がかっているような。
私は行きませんでしたが、少し歩くと事務棟にも温泉があります。そちらの方が広いのかもしれません。シャワーはないとのことでしたが。
さて、管理棟から右に大きくカーブしながら、坂道を上がっていくと、ここから先には街灯などは一切ありません。
ここには頼もしい味方!ユンボが停車?しています。
後ろの水槽は、温泉ではなくて簡易水道のようです。水はここでも汲めます。柔らかいおいしい水のような気がしました。
左に90度折れると、ここから奥まで一直線の急坂です。両側に木材加工の会社さんがあります。
この辺が一番の急坂です。車の場合は、途中で止まらずに登りきっちゃいましょう。
その先、道の両側に林間ワイルドサイト(勝手に命名)が点在しています。
●木立の中のワイルドサイトゾーン(勝手に命名←しつこい)
ファミリーゾーンとは違って林の中のサイトです。夏は涼しいかも。
隣のサイトと離れている方が良いとか、ソロキャンプの方にはうってつけです。このキャンプ場ではソロキャンパーもウエルカムだそうです。
道はまだ舗装が終わっておらず、一部はまっ平らなコンクリート、殆んどが砂利や土の道なので、FFの車によっては少し苦労してました。でもオンロードバイクもなんとか上がっていましたね。
一番の急坂あたりの左側には、到着時にユンボで切り株を抜いてもらい、たぬ~です家が、少しだけ開拓したサイトが。
テント撤収後、ディスカバリーを入れてみました。結構、広いんですよ!
でも真ん中に木があるので、うまくレイアウトしないと有効に使えません。
写真の右手が坂の上の方向です。
道はテントサイトに車を少しいれて縦列駐車しても、片側に一台停車するのがやっとです。今はユンボも通るので、オーナーの指示で土日はお休みの木材加工会社の入り口の前に停めさせて頂きましたので助かりました。m(__)m
この杉のあるサイトは、たぶん、当初、たぬ~です家に割り振られていたサイトです。まだ整地が終わっておらず、急遽変更になりました。(笑)
この写真はユンボで整地して、他のキャンパーが泊まって帰った後ですので綺麗になっています。
ここも開拓するとテントサイトになりますね。
上の杉の周りもたぬ~ですが到着した時は、似たような状態でした。(笑)
少し登ると傾斜が緩やかになり、ここにもサイトがありますが、ここには!なんと!
『露天風呂』が建設中です。(地図の♥️マークのところです。)(笑)
ここにはトイレ、炊事場もあわせて建設されるそうです。
現在はワイルドゾーンの一番上に野ざらしのシンクと水道があるものの、トイレとお風呂は急坂を下って、管理棟までいく必要があります。これはかなり辛いです。
この露天風呂ができると、このキャンプ場は「大化け!」するかもしれないと思いました。
露天風呂周りには平らなサイトがあります。
ユンボが開墾中です。(笑)
建設中の露天風呂の先、坂道を登りきって、後ろを振り返ると、こんな感じです。
もう少し進むと、道が少しだけ荒れてきます。よく肥えた土なのて、雨のあとだとスタックする車もいるかもしれませんね。
一番、奥の広いサイトです。(地図で星をいっぱい描いたところです。)
ここは、かなり広い広場で、共用して使う感じです。この日は何グループか泊まっていました。
左手は山ですが竹林で綺麗です。ここも午後の陽当たりは悪くないと思います。
VOLVO XC40(合ってるかな)さんの後ろは林道?になっていて散策もできます。
なんでも大昔は戦車が通ったとか?演習場でもあったのでしょうか。
竹林の木漏れ日にほっこりです。
この林道の先にも石垣で整地された平らなところがあったりして、まだ少しサイトは増やせそうでした。
以上、 ざっくりと、お世話になった湯河原温泉神谷キャンプ場をご紹介してみました。
露天風呂できたらもう一度行きたいなぁ!