
先日の薔薇さんのアライメント調整のブログを見て素晴らしいと思ったし感動しました。
「やっぱりレーザーで水平確認っていいなぁ~」
「距離測定もレーザー使ったら楽そうだな~」
そして、そもそも7年程前に透明の水道ホースを使って測った四輪の停車位置の標高差(約±6mm)は現在も変わっていないのか。
また、以前かなっちさんに「実車のトレッド幅って測ったことありますか?」なんて聞かれたことがあり気になっていました。
自分はS2000のトレッド幅はメーカー表記を参照して片側30mm(前<後)だと決め付けていたので恥ずかしながら実測したことがありません。
段々と今までの自分の作業が疑わしくなって来ました。
もう一度初心に戻って、より精度よくアライメント調整や確認が出来るよう改善しようと思いました。
【今回購入】
①シンワ測定 シンワレーザーロボNeo21BRIGHT
②シンワ レーザー距離計 L-MeasureBK20
水平器は横ラインだけでも大丈夫ですが、他のDIY用途でも使えるよう縦ラインも照らす機器にしました。
距離計はメジャーでもいいのですが、レーザー計測の方が圧倒的に楽チンなので購入しました。
まず、エクセルと封筒とかに貼るラベルシートで適当な目盛りシールを作成しました。
これを4個のダミーホイール8ヶ所に全て同じ高さになるように貼り付けました。
ダミーホイールを車両に装着して新調したレーザーを車両後部に置いてスイッチON!
低いところを数枚の塩ビ板で高さ調整して4輪全て略同じ目盛りの高さにレーザーが当たるよう微調整しました。
これは想像以上に簡単作業でしたし、絶対にここと決めていた停車位置が違っても、他の車両でも関係ありません。
しかも、以前の水道ホースを使って測った標高差、自分の勘違いで6mm高いと思っていた所が実際は6mm低くなっていたり結構違っていました。
次に実車確認もせず片側30mmの差と決め付けていた前後トレッド幅をレーザーを使って実測してみます。
【備考:メーカー表記】
Fトレッド幅1470mm/純正Fホイールinset 55mm(片側735mm)
Rトレッド幅1510mm/純正Rホイールinset 65mm(片側755mm)
F片側735mm+inset55mm=ハブ面で790mm
R片側755mm+inset65mm=ハブ面で820mm
ということで「片側30mm前が狭く後が広い」と決めていました。
これをハブ面で実測してみると
Fトレッド幅1603mm(片側801.5mm)・Rトレッド幅1647mm(片側823.5mm)でしたので「片側22mm前が狭く後が広い」という結果になりましたので、今までと片側8mmの差がありました。
レーザー機器を疑ってメジャーでも計測しましたが、違っても1mm程度で間違いありません。
UPアーム変えたりキャンバー変えたりしているので純正と若干の差があるのは予測できますが、キャンバー角も前と後で大きく角度差を付けている訳ではないので想像していたよりは違っていました。
やはり実測してみる事って大事なのだと思いました。
自分はイケヤのメープルA1ゲージで前後のTOEだけ測っています。
マニュアルではキャンバー角は振り子を使うのですが、TOEとCAMを併用するとゲージを立てたり寝かしたり、糸を掛け直すのが面倒なのと
風等で重りの振れが収まるのを待つのがジレッタイのでダミーホイールにマグネット付デジタル計器付けてTOEとCAMを同時に調整しています。
こんな風に測定方法を改善してみましたので以前より測定精度は上がったと思います。
じゃあ、以前はメチャクチャな数値で走っていたのかと心配になり確認してみると標高差の違いと、片側8mmのトレッド幅の違いで四輪共に認識している数値からバラつきがありましたが、極端に支障が出るほどの狂いは見受けられませんでしたので少し安心しました。
Posted at 2020/08/27 10:25:28 | |
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