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イイね!
2017年12月14日

やっちゃえ本社ギャラリー訪問

夜勤明けの翌日、夕方からの通院に合わせて午後一に出発。横浜のやっちゃう本社でNISMO押しのイベント中との事で足を運んでみました。横浜駅に着いたところで貨物ちゃんねるを確認したところ間もなく高島線にEF65が通るとの事で歩道橋に上がり撮ってきました。午後は日陰になってしまうのですね。
高島線/桜木町ー東高島
高島線/桜木町ー東高島 posted by (C)papa_nen
さて当初の目的地であったやっちゃう本社ギャラリーに到着、なんかレースカーも展示って書いてあったのですが…11月一杯だったみたいです。でもヒストリーカーとしてGT-R2台、PGC10とR32の標準車が並んでいました。
日産本社ギャラリー
日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen
いわゆるハコスカですね、また4ドアセダンが渋いです。エンジンはR380の系譜で設計されたS20でした。足回りに関しては日産のプリンス自工吸収合併の影響でブルーバードとの共通設計に方針転換。両社の開発車両会議(バッティング商品や部品共用などのすり合わせ)があり日産の追浜から荻窪に戻った桜井眞一郎さんは図面の入った風呂敷を見せて部下に設計変更の指示を出したというエピソードが残っています。世相に合わせてスポーツカーレースから市販車ベースのツーリングカーレースに軸足を移した日産はここでも大活躍。小さな自動車会社、プリンス自工の技術力は日産に受け継がれました。
日産本社ギャラリー
日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen

R32は桜井さんの一番弟子としてR31の開発終盤を引き継いだ伊藤修令さんの作品。GT-Rの復活のために叩き台としてR31でもホモロゲーションモデルGTS-Rを開発、市販車がR31に切り替わった後もレースを続けていたR30の後継として登場しました。善戦するも圧倒的な勝ち方を目指すにはR31では不足していました。R31のレースデータを基に当初FR2.4ℓターボで設計を始めるもエンジン目標はフォードシエラRS500を上回る600馬力、このパワーを2本のタイヤで受け止めるにはさらに太いタイヤが必要となりますがGr-Aの規定ではエンジン排気量とタイヤ幅が細かく規制されているため600馬力の出力を生かすために車体、更なるデバイスの導入が検討されました。試作段階のアテーサET-SはR31にRB30ETエンジンを組み合わせて実験されていました。この試作車の走りにR32開発陣の目が留まり採用が決定、4WD化で重くなる分エンジン排気量を2.4ℓ→2.6ℓにスケールアップツインターボ化。レース仕様の目標600馬力を実現する専用エンジンRB26DETTの登場です。世界的には頭打ちだったGr-Aレースでしたが日本国内ではGT-Rの登場でヒートアップ、この車の登場がボルボ、フォードなど欧州勢に勝てる国産車が走り出した瞬間でした。富士SWで行われていた国際ツーリングカー耐久レースインターテックには91年JTCからJTCCの頃まで通いましたが、93年のGr-A最終戦は大変な人出でレース終了後2時間も動けませんでした。実質ワークスのNISMOの他日産系のHOSHINO IMPUL、HASEMI SPORTSを中心にレースが繰り広げられていました。最後のレースでは予選からぶっちぎりのIMPUL12号車がエンジントラブルでリタイア(一説にはタマを込めたワークスエンジンが外れだったとの説も…)、BPトランピオ(トヨータイヤワークス)が最後の勝利を飾りました。あの頃は熱かった!!(記憶に頼って書いているので間違いもあるかも…もう一度押入れの埋蔵本を読みなおしたくなってきました)
日産本社ギャラリー
日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen

2018年型R35GT-Rですね。大きさもパフォーマンスもグローバルに通じる車になりました。見た目以上に初期型と違う車になっています。個人的には乗れるものなら水野モデルに乗ってみたいな(まず買えないですが…)後期型は全体的に面に張りを持たせて筋肉質に見えるようです。
日産本社ギャラリー
日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen


さて、等身大の車たちでも見てみましょう、ステージ側にNISMOシリーズの面々。GT-Rやセレナはスルーして主にノートとマーチを見てみました。ノートはドライビングポジションが今の愛車と変わらないからアップライトな姿勢でおじさんには楽です。展示車はe-powerでしたがシートの生地とか内張りの質感はマーチより2ランクくらい上に感じました。この角度で見るとボディの複雑な面構成が陰影で見て取れます。Vモーションからの流れはウインドウ下で続けて流れているのですね側面スカッシュラインとリア側のブリスター風のフェンダー処理はスポーティーで好きです。奥のマーチはプレーンな感じに映ります。
日産本社ギャラリー
日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen


マーチNISMOはCVT車が展示、主に外観変更が中心、マーチは前後のオーバーフェンダー、ディフューザー風バンパーがいいです。シート生地などはNISMO専用になっているみたいです。座った感じだとドライビングポジションノートの方が好きかな、マーチも結構アップライトで視界は良いです。

機会があれば両方ともNISMO-S見てみたいな。日産はちょうどモデルの過渡期ですね、国内の車両体系も今後変化してゆくと思います。ジューク、マーチ、ノートと3台ともモデル末期、どうなってゆくのかな?
日産本社ギャラリー

日産本社ギャラリー posted by (C)papa_nen

興味のある試乗車も無かったので一通り見て写真撮って帰りました。

来年こそスイッチ!

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Posted at 2017/12/19 17:18:04

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この記事へのコメント

2017年12月20日 2:30
おー、(@_@)
歴代スカイライン(一部)からGT-Rまで、一挙に見られるのですね。
R32に込められた設計者の思いとGT-Rの復。そうした背景があったのですねー?また一つ知識が増えました。
ありがとうございます。
(^^)b
コメントへの返答
2017年12月20日 8:51
社会人になってからですがスカイラインに憧れるようになって縁あってR34を手に入れる機会がありました、あれは達成感のある買い物でした。
メカには明るくないのですが開発者の回顧録とか取り巻く時代なんかを読み漁っていたのですがなかなか興味深いものがあります。昔の日産は入社志願にスカイライン作りたいとか携わりたいという人が集まってきたそうですよ。
Gr-Aではトヨタvsホンダの3クラスも見応えのある対決でした。

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「Amazonprimeで観た 「スナイパー時村正義の働き方改革」 が秀逸でした。ワンロケーションで主演2人のドラマ、身につまされたり、大きく頷いてしまったり😅
わー社は、改革前後で求めるアウトプット量が変わらない。投下時間削減でも腹括れない、マネージメントは問題だなぁ。」
何シテル?   08/16 12:58
ちょっと昔のレースが好き、JTC BNR32時代にINTER-TECに通ったのは良い思い出です。スポーツカー耐久レースも好きです。 2012年より鉄道...
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