夜勤明けの週末、残業続きで体力的に厳しい中…で、ありましたが気分転換のために、身体に鞭打って(?)早朝の横浜出発、静岡県小山町の富士スピードウェイに向かいます。20年ぶりのレース観戦に行くことになりました。
ここでちょっと振り返ると…
レース観戦は20世紀のお話…1991年~2000年にJTC(グループA JTC~スーパーツーリングカーJTCC)、JSPC(スポーツカーレース)、JGTC(スーパーGTの前身)大小観戦してきました。
スーパー耐久の前身N1耐久については当時最長の筑波ナイター12時間レースも観に行きました。今思うと2kmちょっとの小さなサーキットに大小のツーリングカーが混走、スタンドとコースの距離も近く迫力のあるレースでした
閑話休題
シャワーを浴びて会社を6時過ぎに出発、横浜市内の首都高速を経て7時過ぎに横浜青葉ICより東名高速に乗りました。眠気は無かったので港北PAはパスの後、横浜町田IC手前から渋滞…ちょっと疲れが出てきて海老名SAでピットイン、ドライバーの燃料補給は吉野家の朝牛、車内で助手席を倒して休憩…20分ほど休んで再出発。
大井松田ICで降りて街中のスーパーに立ち寄り、飲み物、軽食、ボディーシート(発汗対策)などを入手。発泡スチロールのクーラーバッグには冷凍ミネラル水、冷凍緑茶と保冷剤で缶ビール3本ほど放り込みます。
仕切り直して国道246を御殿場方面へ…山北から小山町までの山道は昔から好きな道のひとつ、空いていればいい感じで右に左にハンドルを切るワインディングロードが楽しめます。
10時頃富士スピードウェイ西ゲートに到着。23年ぶりかな…久しぶりに記念撮影(※並んでいるのでなく、待ち合わせ駐車の後ろに止めただけです)…入口ゲートでで乗車のまま当日券8000円と駐車券3000円を購入。この券があればイベント中の出入り自由だそうです。思いのほか空いていて拍子抜けしました。
案内に従い臨時駐車場に無事到着、Youtubeなどを参考に助手席側でベッドメイキングを済ませ、缶ビールを開けて一服。少なくとも明朝まで車は動かさずベース基地になるので日付が変わるまではアルコール解禁。残念なのが見えるはずの富士山は雲の中…。

駐車場は臨時で「トヨタ交通安全センターモビリタ」の広場を充てられました。2コーナーの裏ですがコースから低い位置にあるのと、コーナー立ち上がり付近でエンジンが全開では無いおかげでそれほどうるさくありませんでした。ここでスタート1時間前まで仮眠をとろうと思います…が、わくわくスイッチが入ってしまい眠れません。
諦めて早めにスタンド裏を見物に向かいます、コースリニューアル後は初めての訪問ですが旧コースと比べるとホスピタリティ面がかなり向上していてきれいでした。イベントの動員数しだいで印象が変わりそうですが、トイレも不自由なかったです。旧コース時代、スタンド下にあったグッズ店、飲食屋台店舗は通路側に移設されスタンド下がフリースペースとなり軽食など食べるたり、ちょっとした雨宿りの場としても便利になっていました。
メーカー協賛ベースに…日産はRZ34(NISMO)
スタンドから向かいのピット…TKRI松永建設23号車メルセデスAMG GT3…華がありますね~
常設店で白ホルモン焼きそばを入手、頭の中の井之頭5郎が「これに麦酒を付けてこそ、大人の嗜みだろう」と語りかけてきて…スーパードライを追加購入…キンキンに冷えてました。


店の脇にあったジャパンが…美しい。
ちょっとやんちゃなリア回り。
今回トヨタの開発車両水素エンジンカローラのゲストドライバーはマッチパイセン。
スタートに備えてスターティンググリッドに各車整列、ポールポジションは2023年にリリースされたメルセデスAMG GT-3、迎え撃つ国産勢は日産GT-R GT3、レクサスRC GT3が各一台。
カウントダウン…
スタートはセーフティーカーの先導によるローリングスタート。
トップカテゴリーに対してパワーが控えめの下位カテゴリーは時間差で出発、1周のローリング後、ペースカーが退避してグリーンフラッグが掲げられて決勝スタートです。
ST-Xクラス
本年度、FIAよりホモロゲーションが発行されているFIA GT3 公認車両、及びGT3規格に準ずる車両
ST-Zクラス
本年度、SROよりBOPが発行されているGT4公認車両、及びGT4規格に準ずる車両
ST-TCRクラス
本年度、FIA、またはWSCよりBOPが発行されているTCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両
ST-Qクラス
他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両
ST-1クラス
ST-2〜ST-5 以外の車両
ST-2クラス
2400cc〜3500ccまでの4輪駆動車両、及び前輪駆動車両
ST-3クラス
2400cc〜3500ccまでの後輪駆動車両
ST-4クラス
1500cc〜2500ccまでの車両
ST-5クラス
1500cc未満の車両
※ターボ車は排気量に1.7倍を掛けた値が排気量になる
昔話ですが…同じくローリングスタートだったJTCグループA時代、ポールスタート車は最終コーナーで速度を控えることがあったそうです。2ndポジション以降、ルール上前車を追い越してはいけないため後続も徐々に速度を控える、波状に速度が落ちてゆくなか、セーフティーカーとの距離を開けておき、タイミングを見計らって加速して一気に引き離すという作戦があったそうです。後続はポールシッターのエキゾーストからの排気を見てスタートダッシュに合わせたとか…。
D7500で流し撮り…備忘録として撮影条件を記載。
焦点距離(24mmに換算する際は記載値の1.5倍になります)
絞り
SS
ISO感度
露出補正
#2 Ksフロンティア KTMカーズ シンティアム アップル KTM(ST-1)
80㎜ f/32 1/160 ISO1600 EXP0
コカコーラコーナーに移動(Aコーナーという呼び方がしっくりきます)
#92 Team SPRIT GR Supra Racingconcept(ST-Q)
400㎜ f40 1/500 ISO18000 EXP0
#13 ENDRESS SPORTS トヨタGRヤリス(ST-2)
300㎜ f/40 1/160 ISO4000 EXP0
#19 Birth Racing Project ポルシェ718ケイマンGT4 RS Ver.2024(ST-Z)
400mm f/40 1/200 ISO5000 EXP0
#230 NISMO Nissan Z Racing Concept(ST-Q)
#81 GTNET MotorSports DAISHIN GT-R GT3(ST-X)
220mm f/36 1/200 ISO5000 EXP0
#884 SHADE RACING シェイドレーシング GR86(ST-4)
400mm f/40 1/200 ISO6400 EXP0
#3 ENDLESS SPORTS ENDLESS GR86(ST-4)
400mm f/40 1/200 ISO8000 EXP0
#2 Ksフロンティア KTMカーズ シンティアム アップル KTM(ST-1)
400mm f/40 1/200 ISO4500 EXP0
#11 D.R.C EZO 栄建設 FIT(ST-5)
公団ちゃんというニックネームに頷いてしまうFIT
400mm f/40 1/200 ISO5600 EXP0
#81 GTNET MotorSports DAISHIN GT-R GT3(ST-X)
400mm f/40 1/200 ISO5600 EXP0
23 TKRI TKRI松永建設AMG GT3(ST-X)
400mm f/40 1/100 ISO3600 EXP0
#20 TEAM IMPUL NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z(ST-Z)
400mm f/40 1/100 ISO3600 EXP0
#95 TEAM SPOON SPOON リジカラ CIVIC(ST-2)
400mm f/40 1/100 ISO3200 EXP0
#1 中升 ROOKIE Racing 中升 ROOKIE AMG GT3(ST-X)
240mm f/40 1/100 ISO2500 EXP0
#26 TEAM ZEROONE raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(ST-Z)
#12 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept(ST-Q)
#55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept(ST-Q)
マツダワークス(?)#12はカーボンニュートラル燃料 #55はバイオ燃料
400mm f/14 1/8000 ISO 25600 EXP0
#52 埼玉Green Brave 埼玉 GB GR Supra GT4(ST-Z)
400mm f/14 1/8000 ISO25600 EXP0
#555 AUTOFACTORY REVISION AMG GT4(ST-Z)
400mm f/13 1/8000 ISO25600 EXP0
#16 OKABEJIDOSHA motorsport 岡部自動車Z34(ST-3)
#36 HCM UCHINO RACING HCM 内野製作所FL5(ST-2)
#31 apr DENSO LEXUS RC F GT3(ST-X)
400mm f/16 1/8000 ISO25600 EXP0
#41 TRACY SPORTS with DELTA エアバスターWINMAX GR86 EXEDY(ST-4)
400mm f/40 1/100 ISO2800 EXP0
#26 TEAM ZEROONE raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
400mm f/40 1/100 ISO2500 EXP0
ここまででレース開始から1時間10分、まだまだ始まったばかりです。
被写体が速いため、SS1/100より上でも流れます、特に速いGT-Xクラスは1/200でもOK
鉄道と違って日の丸構図が良いようで、畑の違いが新鮮です。
1回布屋根ンゴに戻って簡易ベッドで…休憩、暗くなってからの撮影に備えます。

この後もレースは続きます。