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2017年05月30日 イイね!

鶴見線回り

昨日は夜勤明け横浜の職場を出て真っ直ぐ帰える気になれず鶴見線経由で帰路 につきました。鶴見駅の山側、高架ホームが鶴見線の発着ホームです。もともと私鉄として発足した路線で国鉄に吸収された経緯があります。横浜近郊で珍しいほとんどが無人駅となる鶴見線への乗り換えには改札内の専用改札を通る必要があります。SUICAをタッチして鶴見線ホームへ入り電車が来るまでベンチで一休み、程なく浜川崎行きが入線してきました。
何となく運転席後ろにかぶり付きで撮影しながらのミニトリップとなりました。


今回乗車したのは鶴見-浜川崎間、鶴見線のメインとなる部分です。この路線は3つの支線と浜川崎から先、扇町までを含めてが鶴見線全線となります。


先ずは東海道線に並行して横浜方面へ走り出します。
 ガードの向こう階段状の物が見えますが本山駅跡だそうです。
鶴見総持寺の最寄り駅であったとのことで参拝者利用の駅として設けられたそうですが現在は廃止されています。


やがて東海道線をオーバーパス水色のトラス橋を渡り海側へ向けて高架線を走り抜けます。


その先に見えるのは国道駅、2月に1回訪れました。
国道15号線は箱根駅伝コースとしてお正月に全国区になっています。ローカル呼称「第一京浜国道」略して「イチコク」(海側から数えて最初の国道という意味らしいです)ひとつ山側に「第二京浜国道」略して「ニコク」がありますが正式名称が国道1号線、「コクドウイチゴウ」なのに「ニコク」、振り返って「コクドウジュウゴゴウ」が「イチコク」の表現は車に乗り始めてから覚えたのですが最初はこんがらかりました。ちなみに国道466号線の一部である自動車専用道の「第三京浜自動車道」は海側から数えて3番目ということで「ダイサンケイヒン」ですが「サンコク」とは呼ばれていないと思います。


閑話休題
国道駅の向こうには鶴見川の鉄橋、大きな橋を渡りますが両サイドは遮蔽版に囲われており景色は見えません。川を渡り徐々に下って行き平地になります。


鶴見小野駅、この付近は線路の周囲に「暮らし」を感じさせる住宅です。考えてみるとローカル線な立ち位置ながら全線複線というのも贅沢。もともとは貨物路線として発達したらしいです。鶴見駅への乗り入れは完全に旅客運用という歴史があります。


工業地帯に近くなりました、線路は弧を描き工場越しに運河沿いを走り続けます。


弁天橋駅、このちょっと手前に鶴見線営業所があります、複数の留置線があり鶴見線の拠点となっています。


弁天橋駅には浜川崎寄りには構内踏切があり改札へは踏切を渡ってゆきます。まるで秩父鉄道のようです。


次は浅野駅です。本線は直進しますが右手に弧を描く線路は海芝浦へ向かう支線となります。駅舎はY字の線路に挟まれるようにありますが無人です。


安善駅です上り電車と離合。右手の奥には米軍横田基地への燃料を輸送するタキ1000が留置されています。浜川崎でスイッチバックして鶴見線に乗り入れた米タンはここでDE11にバトンタッチして操車に入ります。そのうちじっくりと撮影に訪れたい場所の一つです。


武蔵白石駅、駅向こうにも踏切があるのですがそこから鶴見方面を臨むと架線が重なり合う長い直線が見えます。12月半ばくらいには線路の方角と日没が重なるはずなのでいい感じのシルエット写真撮れそうなのですがなかなか訪れるチャンスがありません。右端に見える線路は大川支線という朝夕にしか発着の無い駅に向かっています。武蔵白石から歩いても10分ほどの距離ではありますが超ローカル線です。


武蔵白石を後にして電車は左カーブへ差し掛かります、浜川崎までもうひと息、今は使われなくなった貨物の工場専用線の高架橋が残っています。


左~右とS字を抜けると浜川崎駅が見えてきました。


横浜~川崎と思えないローカル然とした風景が広がります。
電車は通勤時間帯のピークを除けば毎時2~3本。


205系中間車に運転台を取り付けた改造車です。扉窓の小さい山手線出身車両も走っています。花形路線からローカル線へ転用…なにか人生の悲哀を感じさせます。それでも黙々と走り続けることが一番大事なこと。
鶴見線/浜川崎
鶴見線/浜川崎 posted by (C)papa_nen

鶴見線側の駅は屋根付き跨線橋に看板がかかる程度(写真撮り忘れました)。一般道を挟んだ向こう側に南武支線(通称浜川崎線)の浜川崎駅があります。こちらも無人駅です。幾度か撮影に訪れていますが東京貨物ターミナルから来る下り列車はなかなか良いローケーションで撮影できます。


先ずは駅の中点景を残しましょう。旅客の発着は2番線のみ。頭端には車止めが設けられています。1番線は閉鎖されており尻手~浜川崎間を走る貨物列車の通過線となっています。
南武線/浜川崎
南武線/浜川崎 posted by (C)papa_nen

さてその浜川崎ですが偶然ホキ返空列車に遭遇しました更新色のEF65、国鉄機は久しぶりに撮ります。ここ最近ではきれいなEF65でした。
5764レ 新A69 EF65-2138
東海道貨物線/浜川崎
東海道貨物線/浜川崎 posted by (C)papa_nen
27mmでいっぱい、いっぱい。
東海道貨物線/浜川崎
東海道貨物線/浜川崎 posted by (C)papa_nen
近すぎてほとんど貨車が写らなかったですね。
東海道貨物線/浜川崎
東海道貨物線/浜川崎 posted by (C)papa_nen
はるばる熊谷から石炭をもらいに海までやってきたホキ10000編成達
東海道貨物線/浜川崎
東海道貨物線/浜川崎 posted by (C)papa_nen

その後も浜川崎駅内で撮影しようと待ち時間に久々に読み返していた「栄光への5000km」原作をめくっていたら上り貨物を2本撮り逃し、ここでは下りを1本のみ撮影となりました。
東京貨物ターミナルを出発、西へ向けて走り出したEF210牽引のコンテナ貨物列車。機関車の後ろが空コキで少しお寒いです。カーブを曲がってくるアングルなのでカマメインで撮るロケーションになります。
1155レ 吹A133 EF210-107
東海道貨物線/浜川崎
東海道貨物線/浜川崎 posted by (C)papa_nen

次発の浜川崎線に乗り八丁畷まで移動、ここで2本くらい撮って帰ろうと算段していましたが次の尻手行きが40分後…浜川崎線侮れません
1060レ 岡A30 EF210-128
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen

はるか西へ向けて東海道本線を走り始めたEF66、後輩のEF200の方が先に引退してしまいそうです。
5075レ 吹A14 EF66-113
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen

あとの2本は八丁畷の駅名標とセットで撮影、ちょうどいいところにガードが被ります。ガードの下は京浜急行がクロスします。
5160レ 高A203 EH200-20
南武線/八丁畷
南武線/八丁畷 posted by (C)papa_nen
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen

最後は東京貨物ターミナルから尻手短絡線へ向かう桃太郎さん。旅客線と同じ線路を走り尻手駅前でポイントを切り替え旅客線の西側を通り尻手短絡線を抜け新鶴見へ向かいます。
4093レ 新A220 EF210-136
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen

ようやく到着した尻手行き電車、これで帰れます。
ここから南武線経由で新川崎に出ることもできますが明日に響きそうなので川崎まで出て帰りました。思っていたより気分転換できました。
東海道貨物線/八丁畷
東海道貨物線/八丁畷 posted by (C)papa_nen

尻手駅にて、すっかり南武線の顔になったE233系8000番台
南武線/尻手
南武線/尻手 posted by (C)papa_nen

翌日はノートが「麦タン(謎)」になります、その話はまた別途。
Posted at 2017/06/05 19:15:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2017年05月18日 イイね!

栄光への5000km

夜勤明け休日は10時過ぎに帰宅。朝食を採り夕方まで寝るのですが仕事を終えてつかの間の解放感からビデオなど観てから昼ふかし(?)して寝ることが多いです。
DVDを漁っていたら石原裕次郎さん主演の「栄光への5000km」が出てきたので朝、夕に分けて視聴開始。数年前、NHKのBSで放映されたものを録画してそのまましまい込んでいたので初めての視聴です

(画像は我が家の
テレビを撮影したもので車の写真は偶然写っただけです)

フリーランスのレーサー五代高行の活躍を描くストリーでレース・ラリーに人生をかけた主人公、見守る恋人(浅丘ルリ子)とフランス人レーサーのピエール(ジャン=クオード・ドルオー)とその妻アンナ(エマニュエル・リヴァ)の2組のカップルを中心にモータースポーツと人生(生き方)を絡めて丁寧に描かれています。序盤がモンテカルロラリー、前半が日本GP(スポーツカーレース時代)、後半がサファリラリーという展開です。

原作が日産自動車ラリーチーム監督の笠原剛三さん。笠原さんの時代は未だ監督以下部下の日本人はひとり、ほとんどが現地雇用スタッフであったと記憶してます。
ライバルVWはビートルの時代でしょう、410ブルーバードを走らせ日産はクラス優勝を成し遂げます。この後はご存知のように510ブルーバードによるワークス体制を敷きサファリの一時代を築きます。

原作は一度だけ読んだのですが厳しいチーム状況の中泥だらけになりながら競技車両を走らせるサービスチームの若いスタッフを中心に描いていたように記憶していますが映画の方はカーアクションの要素を強め、主人公はレーサーという花形職業でエンターテーメント性が高くなっています。撮影には日産自動車が全面協力ともあってサーキットではR381やR380が登場します本題のサファリでは当時現役のワークスカー510ブルーバードが活躍しまています。しかし普通乗用車にここまでジャンプさせるか!

今のWRCと違って過酷なラリーの時代でした。(スピードレンジの高さは今の方が上ですアドベンチャーラリーというニュアンスが強いオールドサファリ)また当時は市販車両にメーカー製スポーツキットを付けて参加するような時代、ワークスといっても今ほどのレース用スペシャルカーを作れるほどのノウハウが備わっていたとも思えません。故にプライベータが完走率の高いダットサン510を求め、多くのラリードライバーを支えたとも言えます。

サファリラリーのエピソードにもっと盛り込みたいところでしょうが映画のスピード感が鈍ることとあまり細かく盛るとエンターテーメント性が損なわれてしまうという判断もあったのかなと思います。こと耐久ラリーにおいてはエースカーにたいして部品提供してレースを捨てるようなドラマもあったようです。でも主人公が後方スタートから追い上げてゆくストーリーにレースを聞きかじった目で観ると…ちょっと鉛筆舐めすぎ(笑)な展開にも感じましたが娯楽作品としては十分に見応えのある作品に仕上がっています。

手元にスティーブ・マックイーンの「栄光のル・マン」もありますが、こちらは主人公の車はリタイアしてしまいますが、最後にチームの為にドライバーチェンジを受け入れもう1台の車で怒涛の追い上げで盛り上げます。時代や撮影状況も違いますがどちらもヒューマンドラマとモータースポーツをうまく絡めて物語っています。共通するのはヒーローがレースの情熱に取りつかれヒロインが待つという形に描かれます。

Wikipediaで確認したところ上映時間の関係でカットされた映像が多いと言われてます。サファリラリーのシーンで夕陽に照らされたアフリカの大地を駆け抜けるラリー車のシーン、真っ暗なサバンナを走り抜けるシーン。こういったシーンが割愛されたように想像できます。かつてのサファリラリーの、また自動車の記録としても貴重な映像でありノーカットだと3時間を越えたであろうという大作ですが機会があれば観てみたいものだと感じました。

ネットで見たら510ブルーバードってレストア車で250万くらいになっているのですね、やはり名車は価値が高く生き残ってゆくのですね。

せめて日産もこういった車を作ってくれればユーザーも振り返ってくれると思うのですが…。
このIDXって510やハコスカへのオマージュを感じました。赤ボディに黒ボンネットが似合いそうです。名前はGT-Rに倣って「日産 SSS」でいいんじゃないですか?

公式HPより
FRが困難であればMR16DDT横置き+ジューク用のパワートレーントルクベクトル4WDに6速DCT(ルノークリオ共用)手持ちのコンポーネントで安く作れないかな?4枚ドアならなおのこと魅力的な1台になり得るのですが…。

久しぶりに車な話題で続いていますね、これぢゃまるで普通のみんカラみたいじゃないですか…orz
Posted at 2017/05/19 09:24:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年05月12日 イイね!

ノート出場

GW中に実家に訪れた際ノートが拗ねました。最近ルノー見に行ったりE12のカタログもらったりしてたから当然と言えば当然なのでしょうか…。
実家で車触ってたら突然CVTのシフトポジション表示が消えてしまいました。操作はできて前進も後退もできるのですが走り出したら加速が鈍い→CVTのプーリーが仕事してない、という状況に。
帰りにいつもお世話になっている寺゛さんに緊急入場、大小スポ連れで行くのは何年ぶりかな?

メカさんに点検してもらったところCVTポジション信号が取れずフェイルセーフモードに切り替わったためCVTが最低限走れるように固定されたとのことで調査に少々時間がかかります。

点検待ちの間にCAさんの勧めで大小スポ同伴でノートe-Powerの試乗をさせていただきました。年末に一人で乗せてもらったのと同じ車ですが皆で乗ると印象もまた変わります。E11と比べるとたっぷりとしたクッションのシート、室内の広さも体感しました。前回乗って感心した足回りのしっかり感はCAさんを含めての4人乗車でも印象が変わることはありませんでした。

試乗コースを一回りして戻ってきたころには点検の方も一区切りついていましたが、短時間では不具合箇所が特定できないとのことでこの日は置いて帰ることになりました。
翌々日連絡をいただいたところポジションセンサーのカプラーに接触不良がみられるとのこととヒューズにも不具合があったそうです。12カ月点検も6月なので入場ついでにお願いすることに、今回はそれほど高額の修理にならずに済んで助かりました。

ショールームに展示されていたのがガングレイのノートNismo e-Powerでしたが思っていたよりカッコいいです。
ちょっと押しが強いVモーショングリルですがNismoはメッキ部分をクロム系の色にすることで抑えているのが良いです。バンパー周りの形状もうまく処理しています。でも乗るならエンジン車、できればM/T車がいいなとも考えてしまいます。
日産公式HPより


そんなわけで今日は整備上がりのノートの出場ということで出かけてきました。
引き渡しが15時以降とのことで早めに出かけて横浜ポートサイド公園に立ち寄り、高島線で1枚撮ってきました。横浜らしいインターコンチネンタルホテルと観覧車を入れての撮影。でも狙ったようにおさめられずトリミングしてます。
東海道貨物支線/東高島ー桜木町
東海道貨物支線/東高島ー桜木町 posted by (C)papa_nen
帰りは元気よく走る愛車にホッとしました。油も替えたし、もう焼きもちやくんじゃないよ!とノートに言い聞かせるのですが…次はどこが…とも思ってしまう10年目の愛車です。
Posted at 2017/05/12 20:44:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年05月02日 イイね!

四輪の華

久しぶりに4輪ネタです、お台場のメガウェブに日産のビンテージラリーカーが展示されているということで出かけてみました。埼京線からりんかい線直通電車に乗りちょっと足を延ばして東雲まで。メガウェブの開場前に有明にあるルノーディーラーに立ち寄ってみました。見てみたかったのがAセグメントのトゥインゴ。パッケージなどを体感、前席は十分なサイズ感アップライトな姿勢で座らせてくれます。ドラポジ合わせてリアシートに座ってみましたが足元はそこそこ余裕あります。後席のシートバックが切り立っているあたりに国産との差を感じましたがデザインも威張らずRRといいながら重量物は後輪より前方に収めておりMRに近いレイアウト。欧州で販売されている110psのGTとか魅力的です。

散歩がてらヴィーナスフォートに向けて歩きます。電車に乗っても良かったのですが運動不足の解消という事で…2.5kmほど静かな臨海エリアを散歩。イベントが無いと有明ビックサイトもがら~んとしています。

さてメガウェブに着きました。最新のトヨタ車は後回しでまずはヒストリーガレージへ向かいます。
お台場
お台場 posted by (C)papa_nen

ヴィーナスフォートの中、看板に導かれ雑貨やファッション店などの並ぶモール内を突き当りまで歩くと…看板背負ったミゼットが待ち構えていました。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
入口の1台め、のっけからトヨタスポーツ800浮谷東次郎さんのレース車
(レプリカ)車が出迎えてくれます、かっこいいです。
ヒストリーガレージ 
ヒストリーガレージ posted by

今回の目玉、日産初の国際レース挑戦車両210富士号


豪州を1周するラリー日産自動車が初めて参加した国際ラリーは、1958年8月20日~9月7日に開かれた第6回豪州ラリー(正式名称:1958 Mobilgas Trial)。当時、世界最長を誇ったこの競技は、オーストラリア大陸を右まわりに一周する1万6,000kmの耐久トライアルで、余りにも過酷であるとのことからこの年を最後に中止になりました。
1958年は、世界各国から67台が参加。日本からはダットサン(210型)2台とトヨペット3台が出場、ダットサンがAクラス(1,000cc以下)優勝と4位に輝きました。
(日産ヘリテージコレクションより抜粋)


ヒストリーガレジ
ヒストリーガレジ posted by (C)papa_nen

並んで展示されているのは日産に先んじて1957年から豪州ラリーに参戦したトヨペットクラウン(レプリカ)この時代の日産はオースチンのノックダウン生産で自動車作りを学んでいました。トヨタは独自のノウハウを積み上げるいばらの道を選んだという背景も少なからず結果に影響したのかもしれません。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

サファリラリークラス優勝を410ブルーバードSSSで達成、続いて登場した510ブルーバードSSSです。この頃はアフリカンラリーでは強さを発揮した日産、耐久性の高さ泥濘地という特殊環境の中でスノーチェーンを用いる作戦、チームミーティングを英語で行い偵察にきたライバルチームを攪乱(ミーティング後に日本人スタッフに日本語で正式な指示を出していた)等情報戦も相俟ってサファリの連覇を成し遂げていました。510だから勝てたのではなく、それまでの活動の蓄積が510を設計し、鍛え、チームの作戦に幅を持たせたのでしょう。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
この頃のスクエアな日産デザインは秀逸です。

ワークスは510ブルーバードからS30フェアレディZへスイッチしてサファリラリーの連覇を達成します。今のWRCと違ってラリー毎に距離や内容が統一されていなかった時代のサファリラリーは乾期と雨期のはざまの時期にアフリカを5日間で5000kmを走破する設定。過酷な条件下で自動車の耐久試験ともいう内容だったそうです。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

常設展示車
ラリーカーのベース車両として対になるように展示されていました。
動態なのかわかりませんが綺麗に保存されています。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

2Fへ上がるとディノ246GTSが出迎えてくれます。
F2用V6エンジンをベースにディチューンしたユニットをミッドシップレイアウトに搭載したスポーツカーです。この頃のピニンファリーナのデザインはいいですね。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
古い外車には造詣が無いので雰囲気だけ残しておきます、屋内に路地裏を再現しているのは撮る方としてはありがたいです。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

デロリアンです。エンジニアリング的には意欲的な車だったそうですが残念ながら商売面では失敗してしまったとか…。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

トヨタ2000GTですね、トヨタ+ヤマハが世界に問うた名車です。
プラモデル作った覚えがあります。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

この辺りは見たことのある懐かしい車が盛りだくさん。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

セリカもコンパクトでした。TE27レビンもラリーで活躍したそうです。確かTTEの前身オベ・アンダーソンもドライブしたのはTE27だったと記憶してます。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

AE86レビン、自分が車に乗り始めたころには既にFF化されたAE92が新車で売っていました。AE86はKP61と並んで当時の人気車種のひとつでした。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

KPGC10も今の車と比べるとコンパクトにすら見えてしまいます。
全長4395mmっていうと昔乗っていたP10プリメーラと同じくらいかな?それでも6気筒エンジン縦置きなんですよね。もともとスカイライン自体が直4縦置きFRだったわけですから直6モデルはホモロゲ的な設定だったのでしょう。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

さてもうひとつの本命、トヨタラリーカーの展示です。
いきなり欧州カローラWRC(テストカー)1997年~1999年までがワークス参戦。
TTEが欲したパッケージ(コンパクトHBベースのラリーカー)を実現した車両でメイクスタイトル1回は立派です。その後トヨタはル・マン→F1参戦とサーキットに舵を切りました。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

ST165セリカGT-FOUR。アニマルバンパーはサファリ仕様ですね。ワルデガルド車らしいですがST165というとサインツのイメージが強いです。ターマック仕様のST165とかかっこよかったです。初期の一時期はリトラクタブルを閉じたままでグリルの一部を切り欠いて実質固定ライト仕様になってましたがボディ改造に抵触したのでしょうか?市販車と同じくリトラクタブル機構に戻りました。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen

ST185こちらは日本人クルーの藤本選手の車。
サファリで優勝。
ヒストリーガレージ

ST185と並ぶST205セリカ。
ST165に比べでかく重たくなってしまった印象です。ST205ではレギュレーションに抵触する改造を施し失格と1年間の出場停止となりトヨタはセリカでの参戦を終えカローラにスイッチします。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by )papa_nen

グループB時代のセリカです。
ヒストリーガレージ
ヒストリーposted by (C)papa_nen

そして今回見たかった車、MR2(AW11)をベースにした4WDミッドシップ(グループB車の試作)222Dです。プジョー205T16、ランチアデルタS4、フォードRS200などのミッドシップラリーカーに挑むために作られた幻のラリーカーです。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
度重なるレース中の事故でグループBはキャンセル。グループBに替えて企画されていたグループSも白紙となりました。トヨタはグループBで戦えるパッケージとしてミッドシップターボ4WDを準備していたのですね。エンジンも当初はベースのMR2同様に横置きでしたがラリー現場からのフィードバックで縦置きになったと言います。1985年~トヨタが本気で世界一を目指していた当時の片鱗がここに残っているのは貴重です。またこの車に携わったエンジニアの方々は初のスポーツ4WD開発、ミッドシップレイアウトなどを形にするためハードワークになったと思われますがさぞ面白い仕事だったのだろうな、と想像してしまいます。カウルはベース車体に切った張った感が残っていて面白いです。
ヒストリーガレージ
ヒストリーガレージ posted by (C)papa_nen
トヨタの本気はグループAセリカに引き継がれドライバーズ、メイクスの両タイトルを掴みます。90年代、常勝ランチアワークスが現役時代に真っ向勝負で勝てたのは偉業と言わざるをえません。

この後、りんかい線で天王洲アイル付近まで行き運河沿いを散歩して品川まで行きました。良い天気に恵まれ良かったです。
天王洲アイル
天王洲アイル posted by (C)papa_nen

オブジェの奥に見える三角屋根の倉庫のような建物はレストランT.YHARBOR RIVER LOUNGEというお店です。水上レストラン、そのうち寄ってみたいと思うのですが単独行動で行く店じゃないですね(笑)
天王洲アイル
天王洲アイル posted by (C)papa_nen
Posted at 2017/05/07 13:01:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「組織の若返りはいいけど、「長」が付いたのに自分のスキル、マネジメント力無さを自覚せず、必死に足掻く姿すら見えない。その子を「長」に引き上げたお前さん、その子のツケをこっちに回さないで。かつて俺を降格しようとした件は忘れてないよ。組織ごっこしてんるんじゃないよ!と言いたい💢」
何シテル?   08/08 07:12
ちょっと昔のレースが好き、JTC BNR32時代にINTER-TECに通ったのは良い思い出です。スポーツカー耐久レースも好きです。 2012年より鉄道...
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